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日本国内レース

  • 2019/09/16
  • S-Tai

S耐もてぎST-5は接戦の末、デミオ2位、ロードスター3位

9月15日(日)に栃木県のツインリンクもてぎでスーパー耐久第5戦もてぎ5時間レース決勝が行われ、マツダ車が6台エントリーしたST-5クラスでは、大接戦の末37号車NOPROデミオSKY-D(井尻薫/山本浩朗/関豊/加藤芳皓)が2位、78号車LOVE DRIVE RACINGロードスター(大崎悠悟/山西康司)が3位に入り、表彰台に上がりました。優勝車と2位の差は3.3秒、2位と3位の差は5.5秒という僅差の戦いとなりました。

この日のもてぎは、晴天に恵まれ、朝から気温25度以上の夏日でした。5時間の決勝レースがスタートする正午近辺は、日差しも強く、気温はマックスで30度を越えるほど。そんな中、ST-2クラス5台、ST-4クラス11台、ST-5クラス10台を含む合計52台のS耐マシンが一斉にクリーンスタートを決めました。

ST-2クラスの5番手からスタートした17号車NOPROデミオSKY-D(野上達也/谷川達也/大谷飛雄/野上敏彦)は、谷川がスタートを担当。他のライバルの後退もあり、1時間後にはクラス2位にまで順位を上げています。ST-4クラスの54号車TC CORSEロードスターRF(加藤彰彬/小原健一/平木湧也)は、クラス10番手から加藤が飛び出し、序盤に6番手に。その後、平木に交代したところ、ピットアウトから第一コーナーまでの間にストップし、FCY(フルコースイエロー)の原因となる。しかし、その後、エンジンは再始動しレースに復帰しました。ST-5クラスは、ポールポジションの4号車フィットに続いて、予選7位からスタートした78号車LOVE DRIVE RACINGロードスターの山西が、早い時間帯に2位につけ、背後から4号車を脅かす存在に。そのあとにQ1予選でぶっちぎりトップだった37号車NOPROデミオSKY-D、予選2位の101号車ヒロマツデミオ(吉田綜一郎/佐々木孝太/KENBOW)、同3位の88号車村上モータースロードスター(村上博幸/中島保典/山谷直樹/梶谷太郎)が続きます。その後1時間20分後には78号車がトップのフィットを捉えて首位に立ちました。その後も4号車フィットと78号車、37号車の僅差の争いは続き、3時間後には37号車デミオSKY-Dがトップに立ちますが、101号車デミオは遅れ気味となります。ドライバーは、ギアボックス不調を訴えていました。

 転機が訪れるのは、レースを残すところ30分となった16時35分過ぎです。義務ドライバー交代数をクリアするため、各チームがピットイン。トップチェッカーの権利を残す78号車がピットインして山西から大崎に交代。続いて4号車もピットインしてきました。その間、37号車が再度トップに返り咲いています。しかし、最終局面でドライバー交代のピットインが必要です。井尻から関に交代した時点でアドバンテージは40秒ありました。しかし、ピットイアウトした時点では逆に10秒近く4号車と78号車に先行を許すことに。しかし、関はハイペースで差を縮めることに集中。まずは78号車をキャッチして2位になると、さらに4号車を追いますが、3.3秒まで差を縮めた時点でチェッカーフラッグが振られ、レースはノーサイドとなり順位が確定しました。
 「交代のタイミングを見誤りましたね。また、燃費は心配なかったのでペース配分ももう少し攻めていくことができたはずです。17号車もST-2クラス3位で表彰台なので、37号車が2位に入りダブル表彰台を獲得しましたが、37号車は勝てるレースだったと思います。だからやっぱり悔しいですね」とチーム代表の野上敏彦は語っています。
 ST-5クラス3位となったLOVE DRIVE RACINGはチーム初ボディウムを手に入れました。長時間灼熱の中でドライブし続けた山西は、ドライバー交代後脱水症状で医務室に直行です。S耐デビューイヤーで初表彰台を経験することになった大崎は、「山西さんの頑張りでトップを走っていたので、優勝を逃したのは残念ですが、僕にとってはとても良い経験になりました。また、チームにとって初ポディウムを手に入れられたので、それに貢献できて嬉しいです。次こそは初優勝を目指したいと思います」と話していました。
 その他のST-5クラスは88号車村上モータースが4位で、チャンピオンシップランキング2位に、6位で完走を果たした101号車もまだシリーズチャンピオンの可能性を残しています。66号車odulaロードスター(橋本陸/武地孝幸/筒井克彦/勝木崇文)は7位、50号車LOVE DRIVE RACING(岩岡万梨恵/小松寛子/加藤沙也香/藤井順子)は9位で完走。また、ST-4クラスの54号車TCコルセロードスターRFはクラス9位となり、マツダ車8台は全車が完走となりました。

本年のスーパー耐久シリーズ最終戦は、11月9日-10日に岡山国際サーキットで開催されます。

2019年S耐第5戦もてぎ5時間レース記録動画 (YouTube 4’41”)

Text and Photos by MZRacing

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