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日本国内レース

  • 2019/07/04
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ロードスター・パーティレースⅢ西日本第2戦NDシリーズは本多が2連勝

6月30日、ロードスター・パーティレースⅢの西日本シリーズ第2戦が岡山国際サーキットで行われました。NDシリーズは昨年の4冠王者、88号車の本多永一が開幕2連勝と貫禄を見せつけ、NDクラブマンは89号車の竹内悠祐が昨年の第3戦以来の優勝を飾りました。


西日本シリーズとしては今回、過去最多のエントリーを数えました。NDシリーズは17台のうち2台が欠場して15台、NDクラブマンが8台の計23台が予選に臨みました。しかも4号車の團雅子、40号車の寺川和紘、45号車の黒原崇正、111号車の山下昌樹、171号車のデカトー、187号車の荻野満雄の6名が初参加です。

今年の中国地方の梅雨入りは、記録が残る中ではもっとも遅い6月26日でした。心配なことにレース前日の29日から大雨への警戒が呼びかけられ、夜来の雨で朝一番の路面はフルウエット。ところが定刻前の9時44分に公式予選が始まった頃から雨はほぼ止み、チェッカーフラッグが振られるまでの15分間にコンディションが急速に回復に向かったことで、目まぐるしい展開となりました。

アタック1周目に46号車・長田茂久が2分11秒637でトップに出ると、次の周には61号車の杉野治彦が2分10秒500と一人だけ10秒台に入ります。4周目に本多が2分10秒047で首位に立ったかと思った直後、長田が2分09秒934と9秒台に入れて巻き返します。さらに5周目で本多が8秒台を記録、6周目にも2分08秒791までタイムを削りますが、またしても長田が最終の6周目に2分08秒450を出して初のポールポジションを獲得しました。

大半の選手が予選では6〜7周走って、ほとんどが最後のアタックかその1周前にベストを記録する結果になりました。さらにコンディションの回復により、上位15番目あたりまでは目まぐるしく順位が変動します。それでもリーダーボードの最上段に名前が表示されたのは、開幕戦で優勝した本多と2位の杉野、そして4位の長田の3名のみ。開幕戦は3位だったマツダ最速の常務執行役員、30号車の前田育男は5周目のアタックで姿勢を乱した影響で、総合10位に沈みました。

総合3番手に入ったのは、まだキャリア3戦目というクラブマンクラスの192号車・湯川勲。タイムは2分08秒968で、ここまでが8秒台です。総合4位に入った山下は昨年の86/BRZレースの岡山や鈴鹿で上位に入った実力者で、2分09秒299。杉野はアタック3周目のマイクナイトでスピンした影響で大きく順位を下げましたが、なんとか7周目に2分09秒483を出して総合5番手に滑り込みます。以下、クラブマンから今回シリーズにステップアップした110号車の末金孝夫、初参戦ながら全日本ラリーで優勝経験のある寺川、クラブマンクラスとはいえS耐で3位表彰台もあるデカトーの総合8位までが9秒台という状況です。


決勝はほぼオンタイムの14時33分にスタートが切られました。嬉しいことに天気予報は大外れ。サーキット周辺は時おり太陽が顔をのぞかせ、路面もほぼ完全なドライに回復します。スタート直前の気温が29.1℃、路面温度が28.4℃というコンディションでの戦いです。

オールレッドのシグナルが消えた瞬間、ポールポジションの長田はちょうど「少し回転を上げすぎたかな?」とスロットルを戻したところで、失速状態に。イン側の最前列、本多が1コーナーに先頭で進入します。本多の後ろの4番グリッドだった山下も続きます。長田は一時5番手スタートの杉野にまで先行を許しますが、どうにか抜き返して3番手でオープニングラップを終えます。

後方で混乱に乗じてジャンプアップしたのが、10番グリッドだった前田。1周目に総合6位に上がり、13番グリッドだった82号車の兼原洋治も総合9位まで順位を上げます。逆にクラブマンクラスながら3番グリッドスタートの湯川は総合10位までポジションダウン。同じクラスで総合7位に順位を上げた28号車の丸山友輝と、総合8位のポジションをキープしたデカトーにかわされてしまいます。

上位陣はそこから目立った動きがなくなり、4位までが1分59秒台で周回するのに対して、5位以降は最後まで2分を切れずに大きなギャップが生まれます。唯一、オープニングで抜き返されてから徐々にペースを上げた杉野が長田を追い詰めて、3位争いが激化。最終8周目のアトウッドでインを差した杉野は表彰台に滑り込み、長田の表彰台は前戦に続いてまたもお預けとなりました。5位は前田。この前田に4周目に抜かれた末金が6位に入り、ここまでがシリーズクラスの入賞です。

クラブマンクラスでトップに立った丸山ですが、自ら2コーナーで膨らんで縁石でヒットしたサイドシルが脱落したため、オレンジディスクが出されてピットで応急修理。これでは勝負になりません。代わって抜け出したデカトーが総合7位でチェッカーを受けますが、オープニングラップの混乱で危険行為があったと判定され、15秒加算のペナルティの裁定でクラス2位に。その結果、竹内が昨年の第3戦以来のクラス優勝に輝きました。出走8台のため、3位の湯川、4位の70号車・構井将文までが入賞しました。


本多は「スタートはよくなかったのですが、おかげさまで先頭に立てました。山下さんの勢いがよかったので、途中まで必死で頑張りましたが、最後は少しだけペースを落としました」と振り返ります。

竹内は「予選の後半はドライのラインに戻すべきでしたが、その勇気がなく、決勝でも未熟さを痛感した1日でした。自分の実力で勝利をつかめるよう、修業します」と謙虚に語りました。


ロードスター・パーティレースⅢの西日本シリーズ第3戦は、9月29日にここ岡山で開催されます。またパーティレースの次の戦いは7月27日、宮城県のスポーツランドSUGOで北日本シリーズの第2戦が開催予定です。



Text & Photos by B-SPORTS

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