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日本国内レース

  • 2019/06/11
  • JRC

全日本ラリー第5戦 JN5 岡田孝一のデミオ15MBが今季初優勝

6月6日(木)〜9日(日)に、群馬県嬬恋村・長野県須坂市周辺の林道SS(スペシャルステージ)を舞台に全日本ラリー選手権第5戦「MONTRE 2019」が開催され、JN5クラスに出場した岡田孝一/小林剛組デミオ15MBが今季初優勝を飾りました。


 今シーズン初のグラベルラリーとともにシリーズの折り返し地点となる第5戦「MONTRE 2019」は、アジア・パシフィックラリー選手権(APRC)との併催で開催されることになり、同じく併催される東日本ラリー選手権や日本アルペンラリーヒストリックシリーズを合わせると、総勢78台ものマシンがエントリーリストに名を連ねました。全日本ラリー選手権には49台が出場し、そのうちマツダ車はJN5クラスにデミオが5台、JN6クラスにAT仕様のRX-8が1台出場しました。


 関東・甲信越地方が梅雨入り宣言した6月8日(金)にレッキ走行(安全確認のための下見走行)、9日にレグ1、10日にレグ2が設定されたラリーは、雨と霧と悪路に阻まれたサバイバルラリーの様相となりました。ウエット路面でのスタートとなったオープニングのSS1(0.35km)は、第4戦を終えてシリーズランキング2位につける岡田孝一/小林剛組のデミオ15MBがベストタイムをマークし、幸先の良いスタートを切ります。その後のSS2(5.57km)では今シーズンJN5クラスで4連勝を飾っている天野智之/塩田卓史組(トヨタ)がトップに立ち、このSSを慎重に走った岡田はクラス4番手に順位を下げるも、権田哲也/Jacky組のデミオが3番手に順位を上げてきます。

 滑りやすい路面に加え、雨と霧が視界を奪う難しいコンディションでの戦いが続くなか、SS4(9.60km)でトップを走る天野/塩田組が岩にヒット、リタイアという波乱が起きます。これで権田が2番手、岡田が3番手に浮上しますが、デミオの南野保/Paul Santo組もリタイアと、このSS4は今大会で最も過酷なステージとなりました。続くターマックステージのSS5では、岡田が一気にトップに浮上。その後も岡田は2日目の最終SSまで一度もトップの座を譲ることなく、2015年の最終戦以来となる優勝とともに今季初優勝を獲得しました。また、岡田の優勝によりデミオ15MBが全日本ラリー選手権で初の優勝を飾ることとなりました。


 優勝した岡田は、「今回は雨と霧によって競技としてのコンディションは酷い状況したが、クルマにトラブルもなく、順調に走り続けることができました。自分自身でも悪くない走りだったと思います。天野さんがリタイアしてしまったのは残念ですが、2日目は後続とのタイム差が開いたので、速く走るだけではなくコンディションの悪いステージではしっかりコースを見極め、岩などの障害物を避けるなど、最後まで集中力を切らさないで走ることができたと思います。優勝は2015年の新城ラリー以来なので、やはりうれしいですね。デミオ15MBは元々のポテンシャルが高く、コントロールしやすいマシンですが、ここにきてサスペンションやブレーキなどのセットアップが進み、クロスミッションと相まってかなり速く走れるようになりました。次戦のカムイでも勝てるように準備を進めてフルアタックします」と、喜びとともに次戦への決意を語ってくれました。


 また、ラリー前半で上位につけていた権田はJN5クラス4位、SS6でベストタイムを奪った渡部哲成/橋本美咲組はJN5クラス5位、JN6クラスに出場しているRX-8の中西昌人/福井林賢組はJN6クラス4位でそれぞれ完走を果たしています。


次戦の全日本ラリー選手権第6戦「2019 Sammy ARKラリー・カムイ」は7月5日(金)〜7日(日)に開催。北海道のニセコ周辺の山々が舞台で、良質な中高速域のグラベル林道は、北海道ならではのダイナミックな走りが期待できる人気のイベント、マツダ車の活躍に期待です。



text&photo by CiNQ

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