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日本国内レース

  • 2023/08/03
  • ROADSTERCUP

RSC第3戦は2.0オープンの長岡哲也が総合優勝

富士のロードスターカップ(RSC)の第3戦が 7月22日のワンデーで開催されました。エントリーは36台で、2.0オープンクラスに2台のNCが参戦して今シーズン初めて成立。ようやく4世代のロードスターが揃っての賑やかなレースとなりました。残るクラスの内訳は1.5オープンクラスに6台、1.8クラスに8台、1.6クラスに2台、そしてパーティレースと同じ規定の1.5チャレンジクラスに最多の17台。残念ながら1.5チャレンジに1台の欠場があり、35台での戦いとなりました。


朝の予選開始時は晴れてはいるものの所々に雲がかかり、富士山は雲の中という天候の中で始まり、直後から各クラス入り交ざって目まぐるしく変わるトップ争いが続きます。その中で4周目に2分06秒413を出した1.5オープンクラスの23号車・山本謙悟がポールポジションの座を射止めました。2番手には2.0オープンクラスの77号車・長岡哲也が2分07秒155でコースレコードを更新し、クラストップでフロントローからのスタートとなります。1.8クラスのトップは8号車の関野大志で、タイムは総合では7番手となる2分09秒134。1.6クラスのトップは総合14番手の27号車・ 野木 強で、タイムは2分11秒053。パーティレースと同じ規定の1.5チャレンジクラスは155号車の松原泰世がトップで、2分14秒454のタイムは総合では19番手。各クラスとも上位陣のタイムは僅差ということで、見ごたえのある決勝レースが期待されます。


8ラップの決勝は約10分のディレイで10時35分にスタート。2番グリッドからダッシュを決めたNCの長岡がトップで1コーナーへ進入しますが、NDの山本も背後にぴたりと張り付き、その後も各コーナーで何度も並びかける大接戦。その総合トップ争いの後ろでは総合3位かつ1.5オープンクラス2番手争いのバトルが、20号車の佐藤文昭と10号車の国分 務との間で繰り広げられます。こちらも毎周回コンマ差の激しいファイトでした。

3周目には山本が長岡をパスして先にコントロールラインを通過しますが、4周目には長岡がトップのポジションを奪還。さらに100Rコーナーで山本がオーバーランを犯して、その差が少し広がりました。その後も両者ファステストラップを更新しながら周回を重ねて、長岡が総合優勝を決めました。2.0オープンクラスは長岡と101号車の高橋裕史の2台のため、長岡のみが表彰対象です。総合2番手の山本は1.5オープンクラスで3連勝。そして総合の3番手、1.5オープンクラスの2位には7周目に前に出た佐藤が0.2秒差で国分を抑えて、先にチェッカーを受けました。参加6台のため、国分までが入賞です。

1.8クラスも激しいトップ争いを続けますが、関野大志がクラス3番手グリッドから追い上げてきた15号車の中村英貴を0.2秒差で振り切り、一度もトップを譲らずに走りきりました。関野にとっては嬉しいキャリア初優勝です。ポディウムには関野と中村、さらに今年は開幕から2連勝していた91号車の神谷 誠が3位で登壇。出走8台のため、4位の2号車・渡邉達也までが入賞です。なお今回、88号車の山田健介(NA8C)が欠場したため、このクラスは全車がNB8Cによるワンメイクとなりました。開幕戦に続いて、今回ポールの野木と34号車の竹田幸一郎の2台のみとなった1.6クラスですが、両者の実力はまさに紙一重。この日も最後まで接近戦となりますが、4周目に前に出た竹田が最後は1.676秒差で先にチェッカーを受けました。これで今シーズンは竹田が2勝、野木が1勝となっています。

もはやRSCで最多の激戦区となった1.5チャレンジクラス。翌日の23日には北海道でパーティレースのジャパンツアーシリーズが開催されていますが、遠征を見送った多くのパーティレーサーも富士に参戦してきました。今回も激しいトップ争いが繰り広げられますが、最後に笑ったのはクラス4番手グリッドから徐々に追い上げてきた28号車の石塚崇宣。ファイナルラップの最終コーナーで松原のインを奪い、そのまま2台並んだ状態でコントロールラインを通過。わずか0.043秒差ながら先にチェッカーを受けたのは石塚となりました。4月の開幕戦で優勝し、5月の第2戦ではタイム差0.000秒ながら171号車の野村 充(この週は北海道に遠征)に敗れた松原ですが、リベンジはなりませんでした。3位表彰台には63号車の小野佳寿美が登壇。さらに4位に24号車の近藤 順、5位に153号車の桂 涼、6位に50号車の田中悠太が入賞しています。


各クラス優勝ドライバーのコメントを紹介します。まず総合優勝の長岡は「昨年にエンジンを載せ換えて慣らしも終わり、マシンの調子は今が一番良い状態です。このクラス、もうちょっと台数が出てきて欲しいですね」と、RFの山崎善健にも呼びかけていました。1.5オープンクラスで3連勝となった山本は「前半は総合トップ争いもできました。100Rでのオーバーランは他のクラスをちょっと避けたらああなっちゃいましたが、クラストップは守れました。それにしても暑かったです」と語ります。1.8クラス優勝の関野は「やっと優勝できました! それも後ろのふたりがジワジワと迫ってくる中で。メンバーも昨夜は遅くまで作業してくれて、速いマシンを作ってくれました。支えてくれた皆に感謝です」と本当に嬉しそうでした。1.6クラスで今季2勝目となった竹田は「スタートでは離されましたが、4周目の1コーナーでチャンスに恵まれ、前に出られたのはラッキーでした」と振り返ります。1.5チャレンジクラスで初優勝の石塚は「今年2戦とも負け越している松原くんに追いつけて、前に出られたのがとても嬉しいです!」とコメントしました。


次なる戦いはいよいよ今季の最終となる第4戦。スーパー耐久の最終戦のサポートレースとして、11月11〜12日の週末に開催が予定されています。


富士チャンピオンレース

Text by T.Nakamura/T.Ishida

Photos by S.Kokubo(Fuji Roadster Cup Community)

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