MZRacing マツダモータースポーツ情報サイト

日本国内レース

  • 2019/05/13
  • JRC

JRC第4戦、岡田デミオ15MBが2位入賞

全日本ラリー選手権JN5クラスにエントリーしている岡田孝一さんから、5/3-5に開催された第4戦久万高原ラリーのレポートが届きましたのでお伝えします。


 本年の全日本ラリー選手権もはや4戦目を迎えました。昨年までグラベルラリーであった久万高原ラリーは今年からターマックラリーへと変貌。それに伴いSS距離も長くなり、2日間で計8本のSSは総距離110kmと本格的なものとなりました。

 前戦唐津より愛車デミオ15MBに待望のクロスミッションが入り、期待と不安(前戦は慣れないドグタイプとマイナートラブル)を抱えながらLEG1 SS1(13,57km)をアタック。今ラリーは2日間を通してとても良い天気でしたが、このSS1のみは前日の雨で路面はとてもスリッパリーな状況でした。この滑る路面に対してはクロスミッションを生かした高いギアを使ったグリップ走行でクラス2番手をキープしました。続くSS2(13.88km)はクロスミッションの特性をフルに生かした走りができ、首位のヴィッツにキロ0.7秒まで迫るセカンドタイムをマークしました。

 LEG1の後半となるSS3と4はSS1と2を再走する設定。完全にドライとなったSS3は猛烈にプッシュしSS1に対して13.5秒タイムアップ、ここでもトップにキロ0.76秒まで詰め寄ることができました。続くSS4もSS3に対して3.1秒タイムアップするもトップのヴィッツも4.6秒詰めるスリリングな攻防となりました。

 これでLEG1は2番手となりましたが、トップからの遅れは49.5秒。LEG1のトータル距離は54.9kmなのでキロ0.9秒まで追いついた所ながら、トップを狙うにはもっと工夫が必要と思い、3番手とのタイム差が58.1秒あるため、LEG2では走法を若干変更してみることにチャレンジしました。。


 翌日のLEG2はSS1からSS4を全て逆送するコース設定。天候は快晴で路面も完全ドライとなりました。SS5(14.03km)ではトップに迫る走りができましたが、SS6ではタイムが伸びず、キロ1.3秒に、更にSS8ではキロ1.8秒まで離されてしまう結果に。最終的には2位フィニッシュでしたが、首位ヴィッツには2分17秒差でつけられる結果となりました。サスペンションの仕様変更を含め全体的な見直しの必要性を感じた1戦となりました。


その他マツダ車の成績

JN-3 クラス6位 八田新一/山崎哲朗組 ロードスター
JN-5 クラス2位 岡田孝一/石田一輝組 デミオ15MB
JN-5 クラス4位 本名修也/湊 比呂美組 デミオ
JN-5 クラス5位 鷲尾俊一/井上草汰組 デミオ
JN-6 クラス3位 中西昌人/福井林賢組 RX-8

text by k.okada photo by CiNQ&k.okada

PAGE TOP

©  MZRacing. All Right Reserved.

サイトマップ