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  • 2019/03/22
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ロードスター・パーティレースⅢが富士で開幕!

3月16日、2019年のロードスター・パーティレースⅢが静岡県の富士スピードウェイで開幕を迎えました。今回は各地区のシリーズポイントには関係のないエキシビション・マッチ(模擬戦)です。優勝はNDクラスが88号車の本多永一、NCクラスが74号車の入江直。本多は全国シリーズのチャンピオンに与えられる昨年のマツダカップ・ウイナー、入江もNC王者も対象になっていた一昨年に同カップを受賞した実力者です。

この日の富士は、ブレーキを中心にした大手サプライヤー、エンドレス・グループのファン感謝イベント「第7回 ENDLESS Circuit Meeting」が開かれていました。エンドレスは長年にわたってパーティレースを支えている協賛スポンサーで、指定ブレーキパッドも供給中。こうした縁もあって2014年からはパーティレースもここでの開幕が恒例となっています。ただし昨年は、降雪の予報を受けて模擬戦はやむなく開催を中止。今回は2年ぶりの開催となりました。

エントリーはNDクラスが13台、NCクラスが8台の計21台。天気予報は微妙だったのですが、ほぼ予定通り、11時35分から20分間の予選は、ドライ路面のコンディションで行われました。
開始早々にNCクラスの3号車、三谷貴一郎が2分11秒197でラップモニターの最上段に躍り出ます。三谷は2年前のこのレースでポールtoウインを果たしており、その時のベスト(2分11秒812)を更新しました。最終的にこのタイムでポールポジションが確定。クラス2番手は74号車の入江直、3番手は9号車の菊池聡で、この3台だけが11秒台を記録しました。
NDクラスのトップは昨年の4冠(全国/北日本/西日本/BEST OVER 50・ND)チャンピオン、88号車の本多永一。2分13秒113で総合でも4位につけています。本多選手は昨年9月、同じ富士で行われた交流戦でもポールを獲得していますが、その時のタイムは2分14秒886でした。103号車の松尾康博が13秒992で総合5位。以下、32号車の原嶋昭弘、179号車の佐藤和徳が14秒台後半で続きます。このND勢の上位4台のあとには、再びNCクラスが2台入るなど、決勝ではクラス違いのマシンとの駆け引きも勝負を分けるポイントになりそうです。

決勝は7周で争われ、パーティレース史上初めてのローリングスタート方式で、予定より少し遅れて14時58分に始まりました。セーフティカーの先導で1周したのち、シグナルがグリーンに変わった瞬間がスタートの公式記録として残ります。心配された空模様ですが、決勝中はドライのままでの戦いになりました。
まずNCクラスの上位陣に動きがありました。総合ポールの三谷はトップを守りますが、2番グリッドの入江が2速でレブリミットに当てて、菊池に逆転されてしまいます。ND勢を間に挟んでの4位争いは、クラス4番手の177号車・松浦俊一から、87号車の村松佑基、今回がデビュー戦の129号車・島崎徹という予選順位通りに展開されます。
一方、NDクラスのトップグループの順位は変わりません。本多の背後に松尾が迫り、3番手争いも原嶋と佐藤が序盤から接近戦を演じます。その後方では予選クラス7番手の20号車・五賀貴男がオープニングラップで5番手にまでジャンプアップ。昨年はここ富士のシリーズ戦を戦って、優勝も経験したキャリアを見事に生かしました。3周目には菊池が総合トップに浮上して、ここから2ラップほどリードを広げる展開になります。一方、3番手で追走する入江ですが、ストレートが速いNC2の三谷をなかなか抜けず、一時は勝負あったかと思われました。ところが入江は序盤で自重しての逆転を狙っていました。残り2ラップとなった時点で菊池の背後に迫り、最終ラップの100Rからダンロップコーナーが勝負どころとなりました。この攻防で、最後に笑ったのは入江。最後は0.506秒差でトップチェッカーを受けました。3位には三谷が入り、4位には3周目に松浦をかわした地元、静岡県在住の村松が滑り込んで、ここまでが入賞です。入江は「スタートは失敗してしまったのですが、ここでタイヤを温存する作戦に切り替えたのが正解だったようです。ぜひ富士でも、パーティのシリーズ戦をやってほしいですね」とコメントしました。
NDクラスのトップ争いは、3周目以降は本多が大きくリードを広げて勝負あり。一方3位争いは、ストレートの伸びに勝る佐藤が原嶋を4周目に逆転。昨年の東日本最終戦で、急遽欠場した入江のNCを代打でドライブして2位となった実力者が、今シーズンはマイカーのNDで参戦するといいます。以下、4位に原嶋、5位に五賀、6位にはLovedriveレーシングからエントリーの4号車・藤井順子が初入賞を果たしました。
本多は「今日は路面温度が低くて、5周目くらいまで苦労しましたね。最終コーナーで松尾さんより少し自分にアドバンテージがあったみたいです。富士の交流戦は大事なレースなので、今年も気を引き締めて臨みたいです」と語りました。

本日はエキシビションマッチ(模擬戦)でしたが、ロードスター・パーティレースⅢの今年の最初の戦いは3月31日、岡山国際サーキットでの西日本シリーズの開幕戦から始まります。

Text & Photos by B-Sports

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