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  • 2020/12/22
  • OTHER(日本)

富士チャンRSCが25台で最終決戦。激戦区1.8クラスは神谷誠が初の王座を獲得!

富士チャンピオンレースシリーズ(富士チャン)のロードスターカップ(RSC)最終戦が 12月12日に開催され、すでに2.0オープンクラスの王座を確定している5号車・山崎善健がトップチェッカーで有終の美。それ以外の各クラスもチャンピオンが決まった。また12月13日にデミオレースがダブルヘッダーで今季初開催。34号車の常盤岳史が2連勝でタイトルを手にした。

今回のRSCは10月10日に予定されていた「第2戦」が、台風により中止となったのを受けての代替開催。事実上の第3戦なので「最終戦」とさせていただく。エントリーは6クラス合計で25台となった。12日の土曜日は12月にしては比較的気温が高いという予報が的中。10時10分より開始された予選でのコンディションは気温8度、路面温度9度。それでも前半にベストタイムが出る展開で、ポールポジションを決めたのは5号車の山崎。タイムは2分08秒281と、11月14日に自身が記録した2分07秒855にはわずかに届かなかった。

フロントローには1.8クラスのポイントリーダー、 91号車の神谷誠が2分09秒928で続いた。さらに2列目には1.8クラスの2号車・渡邉達也と2.0オープンクラスの77号車・長岡哲也、3列目には1.5オープンクラスの7号車・茂木文明と1.8クラスの18号車・小林哲男と、トップ6にはそれぞれクラス違いが横に並ぶ結果となった。1.6クラスのトップは総合9番手で53号車の水野寿通が2分11秒362で獲得。さらに2.0チャレンジクラスは総合13番手の8号車・菊池聡が2分12秒276で、1.5チャレンジクラスは総合18番手の20号車・五賀貴男が 2分13秒632で、それぞれクラスの先頭から決勝をスタートする。

8ラップで戦われる決勝はほぼオンタイムの13時29分にスタート。各マシンがグリッドに並ぶ頃には気温12度・路面16.5度で、晴れて風も穏やか。やはりこの時期としてはかなり暖かい天候に恵まれた。スタート直後の1コーナーはほぼ予選の順位通り、綺麗な隊列でクリアしていく。ポールシッターの山崎がトップを守り、決勝でも全体のファステストを記録してレースを支配する。後方の各マシンも序盤は等間隔に周回を重ねるが、4周目あたりから各クラス入り乱れて、2番手争いの4台、その後ろで6番手争いの3台のバトルが展開された。

結局、山崎がポールtoウインで今季3戦ともオーバーオールのパーフェクトを達成。総合2位には1.8クラス優勝の神谷、さらに3番手には長岡の順でチェッカーフラッグを受けた。1.8クラスの2位は渡邉で3位は小林と、予選タイム順にポディウムに登壇。さらに4位の15号車・中村英貴までが規定により入賞となった。参加3台の1.6クラスは優勝でチャンピオンを確定させた水野のみが表彰対象。参加2台だった1.5オープンクラスの茂木と2.0チャレンジクラスの菊池もそれぞれ優勝。菊池はチャンピオンとなった。参加7台の1.5チャレンジクラスは五賀が逃げ切って2連勝を達成。以下、2位に28号車の立河元基、3位に14号車の小倉徹が続いて入賞となり、チャンピオンには立河が輝いた。

1.6クラス優勝の水野は「スタートはちょっと失敗でしたが、運よく前半で前に行かれました。後半は近づいてこられたけれど、逃げ切れました」とコメント。1.8クラス優勝の神谷は「ポイント的に有利だったので、ミスしないように走ることを心掛けました。前の山崎さんを追いかけたかったけれど、元々のタイム差があったので無理しないように!」と振り返った。1.5オープンクラスで2勝目を挙げた茂木は「スタートも上手くいったので、神谷さんのスリップで引っ張ってもらいました。今朝、腰をひねっちゃったのでそちらが辛かった」とのこと。

パーテイレースと同じ仕様で争う1.5チャレンジクラスを制した五賀は「後半では同じクラスのマシンを引き離せたんだけれど、シリーズでは届かずにまた2位でした。来年はチャンピオン目指して頑張ります」と早くも先を見据えていた。2.0オープンクラスの山崎は「(11月のレースで)澤さんにもたくさん教わったし、お金も時間もかけたし、何よりも良いマシンを作ってくれたジョイファストの皆様のおかげです」とショップへの感謝を口にした。2.0チャレンジクラスの菊池はNDへの乗り換えを表明済み。「実は前回のレースが終了したらマシンを売ることになっていましたが、そのレースが振替開催となったので参加はあきらめていたのですが、新しいオーナーから参加の承諾を頂けてチャンピオンを獲得できました。本当に嬉しいです」

翌13日にはデミオレースの第1&2戦が行われた。こちらも9月に中止になった第1戦をこの日に変更して、1日で決勝2レースを行う変則スケジュールとなっている。5種類のカテゴリーが混走するこのレース、第1戦のスターティンググリッドを決める予選でのデミオクラスは34号車の常盤岳史が2分19秒241のタイムで総合21番手からのスタート、もう1台の98号車・五十嵐涼は2分29秒448で総合29番手からのスタートとなった。

10周の決勝は常盤がコンスタントにクラストップをキープしそのままチェッカーを受ける。レース後「スケジュールの都合で1年ぶりにこのデミオに乗りました」と話している。続く第2戦も常盤が連勝してシリーズチャンピオンも決めたが、レース後には「ちょっと守りに入りすぎて失敗しちゃいました。五十嵐さんにも今回初めてお会いしたのですが、来シーズンは皆さんもう少し出て来てほしいですね」と話した。

Text by T.Nakamura Photos by S.Kokubo(Fuji Roadster Cup Community)

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