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日本国内レース

  • 2014/12/04
  • RPR

パーティレースⅡの2014シリーズチャンピオン決定!女性レーサーも活躍

11月23日(日)に筑波サーキットにて「ロードスター・パーティレースⅡ」の今シーズン最終戦となる第4戦が開催されました。全クラス合計で28台がエントリーし、参加クラスに応じて2回に分けてレースが行われました。
シリーズチャンピオン争いに注目が集まる中、予選で会場の話題をさらったのは女性レーサーの活躍です。NCクラブマンとNBシリーズの混走で行われた第1レースの予選では、亀山晃代さんがトップタイムを計測。続くNC2シリーズとNC1シリーズの混走で行われた第2レースの予選でも、これまた女性レーサーの小松寛子さん(NCシリーズ)が1’08.646の好タイムを叩き出し、なんと2レースとも女性レーサーがポールポジションを獲得するという快挙を成し遂げました。なお、NBシリーズの予選クラストップに入った高山則政さんは、1’11.233とレコードタイムを記録しました。

第1レースの決勝は、亀山さんがホールショットを決めるものの、ダンロップコーナー付近でコントロールミスを犯し、そこを逃さず2番手スタートの濱野賢一さんがトップを奪取しました。その後は亀山さんが背後から猛追するものの決め手を欠き、濱野さんが逆転でNCクラブマン初優勝を飾りました。混走で行われたNBシリーズは、シリーズを争う高山さんと岡澤清英さんのデッドヒートとなりましたが、高山さんは一度もトップを譲ることなく逃げ切り、今大会の勝利と同時にNBシリーズのチャンピオンも獲得しました。

第2レースの決勝は、ポールポジションからスタートした小松さんがスムーズにスタートを決め、2番手に利光弘文さん(NC2シリーズ)、3番手に入江一介さん(NC1シリーズ)を引き連れる展開が続きます。利光さんと入江さんの2番手争いもあり、小松さんが逃げ切るかと思った残り2周、第2ヘアピンで小松さんがミスで失速し、利光さんが最終コーナーで追い越し、こちらも逆転で優勝となりました。同時にNCシリーズのチャンピオンも利光さんに決定しました。ポール・トゥ・ウィンは逃したものの、小松さんは総合2番手に入り、NC1シリーズでは初の女性ウィナーに輝きました。

また、同日には、参加型の燃費耐久レース「マツダファン・エンデュランス(マツ耐)」の今シーズン3年目に当たります茨城ラウンドが開催されました。過去最多の全クラス合計で21チーム・57名のドライバーがエントリーと、まだ開催3年目のカテゴリーながら着実に人気が高まっています。
15分間で行われた予選は、パーティレース経験者を揃えた泉/加藤/石川『TCCロードスター、ダッ!』が2番手以降を1秒以上引き離してポールポジションを獲得しました。ただし、マツ耐の予選は、燃費計算や新人ドライバーの練習時間に充てているチームが多く、あくまで本番は決勝レースとなります。 決勝は、昨年もこの筑波で勝利を挙げている新宅/伊藤/檜井/兼原組の『WW2ロードスター』が序盤をリード。続いて、富士のロードスターレースで活躍するドライバーを揃えた入江/鈴木/樋川/朝倉組の『広島高潤μAXIAロードスター』、『TCCロードスター、ダッ!』が続く展開。中盤からは『TCCロードスター、ダッ!』が再びトップを奪取し、『WW2ロードスター』、『広島高潤μAXIAロードスター』が激しく追う展開となりました。2時間半のレースが間もなく終了というところで、トップの『TCCロードスター、ダッ!』と3番手の『広島高潤μAXIAロードスター』がガス欠によりコース上でストップしました。『WW2ロードスター』もゴール手前で減速するも何とかチェッカーを受け総合優勝となりました。また、マツ耐はチェッカーを受けなけれ ば順位が得られてないというルールにより、大熊/新妻/越後組の『YRCのすっこロードスター』が2位、樋口、安斎、仲沢組の『AZN・NBロードスター』が3位となりました。また、総合6位に入った女性ペアチームの増田/小松組の『赤ベコロードスター』はクラス優勝と、マツ耐でも女性レーサーの活躍が光りました。

Photo by B-sports

ロードスター・パーティレースⅡ公式サイト
http://www.party-race.com/

マツダファン・エンデュランス(マツ耐)公式サイト
http://endurance.mazda-fan.com/

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