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  • 2019/10/28
  • OTHER(日本)

富士チャンのロードスターカップで各クラスのチャンピオンが決定!

2019年の富士チャンピオンレースシリーズ(富士チャン)の第5戦が10月19〜20日に開催され、32台のエントリーで賑わったロードスターカップ(RSC)の最終戦で各クラスのシリーズチャンピオンが決まりました。

RSCは今回、20日の日曜日のワンデー開催でした。10時過ぎから20分間で行われた公式予選は、前日の雨の影響で路面がウエット。しかし天候は曇りで、徐々にですが回復していくコンディションでのアタックになりました。
開始早々、リーダーボードの最上段に躍り出たのは1.8クラスの777号車・山内正義。最初のアタックで2分16秒090、さらに14秒552と刻みます。その後も総合トップの座は1.8クラスで争う展開で、91号車の神谷誠や84号車の大矢明夫らが山内のタイムを上回りますが、最後に山内が渾身の2分11秒841を叩き出してポールを確定します。
総合2番手は1.8クラスでは唯一、初代NA型で参戦の88号車・山田健介でタイムは2分12秒799。これに2.0オープンクラスの77号車・長岡哲也が12秒820、1.6クラスの53号車・水野寿通が12秒869で続いて、ここまでが12秒台。総合5番手は2.0オープンクラスの19号車・山口幸治ですが、6位から10位までは1.8クラスのマシンが続きました。
以下、1.5オープンクラスのトップ(総合14位)は7号車の茂木文明でタイムは2分15秒278、1.5チャレンジクラスのトップ(総合22位)は20号車の五賀貴男で2分18秒632。このふたりは前回の第3戦でもそれぞれのクラスで予選トップでしたが、今回は同じクラスのライバルがそれぞれ僅差で続いており、決勝での接近バトル必至です。

路面もドライに回復して8周で行われた決勝は、予定よりわずかに遅れて12時39分にスタート。ポールの山内が鮮やかに抜け出してオープニングラップからリードを広げていきます。総合2位の山田と3位の長岡は順位を守りますが、4位には6番グリッドの神谷が浮上します。後方集団では1.8クラスの15号車・中村英貴と55号車・澤田薫が10番と12番のグリッドから、それぞれ3台を抜いてジャンプアップに成功。さらに1.5オープンクラスの79号車・杉浦良は5台抜き、1.6クラスの34号車・竹田幸一郎は7台抜きの快挙です。
その後も山内は後続とのギャップをコントロールしてトップチェッカー。3.298秒差で2位には山田が続き、3周目には長岡を抜いた神谷が総合でも3位。大矢との1.8クラスの4位争いを0.447秒差で制した35号車の松本康平までが、規定により入賞となりました。山内は5年ぶりにレースに復帰したRSC第2戦に続いて、これで今季2戦2勝。逆転でチャンピオンにも輝きました。「777号車がショップ(佐藤商会)のレンタカーになるので、実力を証明できて嬉しいです」とコメントしました。

2.0オープンクラスは総合4位の長岡が2連勝でチャンピオンも獲得。クラス2位の山口までが入賞で、前年王者の1号車・高橋裕史はまさかの最下位に沈みました。少数ながら開幕戦で山口が初優勝し、第2戦では高橋が勝つという激戦区でしたが、シリーズ後半は第3戦で初優勝した長岡の勢いが勝りました。長岡は「ひとつ勝てたことで、今日は冷静に臨めた気がします。来年は耐久レースにも出てみたい」と新たな目標を語りました。
1.6クラスは予選で総合4位と健闘した水野が、総合11位まで順位を落としつつも嬉しい初優勝を飾りました。最後は3.25秒差の総合12位まで追い上げた76号車の辻本均が2位で、さらに0.124秒の僅差で竹田が3位(総合13位)。規定によりここまでが入賞です。水野は「ポールは3回目ですが、やっと勝てました。最後はヒヤヒヤでした」と振り返りました。なおチャンピオンは、2年連続で辻本が獲得しました。

暫定表彰の後でドラマが起きたのが、1.5オープンクラスでした。杉浦が前述のオープニングラップの快挙で茂木の前に出て、その後も快調にポジションをアップ。茂木との間にクラスの違う4台を挟んで、クラストップでチェッカーを受けますが、なんとレース後の車検で最低地上高不足のため失格。レースが成立した時点でチャンピオンは決まっていた茂木が優勝も手にしましたが「今日は杉浦さんに完敗です。課題が残りました」と気を引き締めていました。

最多のエントリー10台で争う1.5チャレンジクラスは、今回も激しく火花を散らしました。1周目に予選クラス3番手の103号車・松尾康博が、トップの五賀と2番手の32号車・原嶋昭弘をごぼう抜き。ところが3周目の最終コーナーで松尾が3速から6速に入れるシフトミスで、五賀がトップに返り咲きます。その後も2台はテールtoノーズの争いの末、7周目の最終コーナーから松尾が上手く立ち上がって逆転に成功し、今季3勝目を飾りました。3位は原嶋、以下4位の5号車・山崎善健、5位の78号車・赤石沢清人までが入賞です。松尾は「参戦1年目でチャンピオンは上出来ですが、パーティレースのほうの成績がもうひとつなので頑張ります」とコメントしました。

今シーズンの富士チャンは残すところ2戦。11月16〜17日の第6戦では、人馬一体アカデミーの55号車が参戦するインタープロトシリーズの最終ラウンド(第7戦と第8戦)が2デーで開催されるほか、11月30日の第7戦ではロードスターN1の第3戦と第4戦がワンデーのダブルヘッダーで行われます。

●富士チャンピオンレース
http://www.fsw.tv/freeinfo/005515.html

Photos and Text by T.Ishida +1

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