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日本国内レース

  • 2015/09/07
  • OTHER(日本)

マツダWIM選抜チーム、ロードスター4耐は14位完走

9月5日(土)、筑波サーキットにて第26回メディア対抗ロードスター4時間耐久レースが行われ、日経ウーマノミクスチームからエントリーしたマツダWomen in Motorsport選抜は、初出場ながら14位完走を果たしました。

今年のマツダWIMプロジェクトメンバー26名から選ばれた選抜ドライバーは、すでにスーパー耐久富士8時間レースにデミオSKY-Gで出場した経験を持つYuri Hayashiさんと小松寛子さんに加え、7月中旬のマツダファン・エンデュランス(マツ耐)九州ラウンドでレースデビューした関崎祐美子さん、北平絵奈美さん、村里早織さんの5名。出場車両は、他のメディアチーム用と同様にマツダが用意した新型ロードスター・4耐レース仕様車です。5名のドライバーのうち、レース初心者の関崎、北平、村里の3名は、4日に設けられたテスト走行枠で、はじめてこのレースカーをドライブしました。しかし、各チームに与えられたテスト枠は30分間しかないため、それぞれ慣熟走行程度に止まりました。その前後の時間を利用して、マツダWIMメンバーは、それぞれの体形に合わせたシートクッションの準備や、ドライバー交代の練習などを繰り返していました。

時折強い日差しがサーキットを照らした5日は、朝からレース終了の午後8時までコースはドライコンディションを保ってくれました。気温は25度から28度ほどですが、湿度は高めです。午前中の練習では、筑波サーキットとロードスターでの走りに慣れている小松さんが走行。続いて村里さんとYuriさんもステアリングを握りました。その後、プロジェクトリーダーの井原慶子さんを中心に作戦会議が行われ、小松さんによる新型ロードスターの挙動説明に他のドライバー達は耳を傾けました。ランチタイム後に行われた公式予選は、アタッカーの小松さんがコースイン。彼女は1分12秒73のベストタイムを記録しましたが、順位は27台中25位。とはいえ、小松さんのタイムはトップから僅か1.4秒差、他チームのタイムも11秒台後半、12秒台前半に集中し、クルマが正確に同一条件であることが確認されています。マツダ役員(藤原清志常務執行役員、毛籠勝弘常務執行役員、前田育男デザイン本部長、廣瀬一郎パワートレイン開発本部長、マツダドライビングスクール所属中元章博)が乗るマツダ人馬一体チームは、予選13番手のポジョンを得ています。

決勝レースは、Yuriさんがスタートドライバーを務め、続いて北平さん、村里さん、関崎さんへとバトンをつなぎ、アンカーを小松さんに委ねることになりました。プロジェクトメンバーでチーム監督の森本由起子さんがラップチャートを記録し、予測燃費を計算しながら、次のドライバー交代の準備を促す役割を負っています。そのほか、応援にやってきたメンバー数名がドライバーを激励したり、雑用などのお手伝いを引き受けてくれました。走行中のドライバーとの交信は、井原さんの担当です。マツダWIMチームは、スタートから順調に周回を重ね、トラブルやアクシデントに巻きこまれることなく少しずつ順位を上げていきます。森本さんの計算では、燃費も良好のようです。終盤にコースで立ち往生するクルマが出たためセイフティカー(SC)が数周入りしたが、大きなアクシデントは皆無でした。一方で、熾烈なトップ争いは終盤までもつれ込み、トップ3台がバトルを展開する見ごたえのあるレースとなりました。その時点でマツダWIMチームは、総合19位につけていました。チェッカーフラッグが振られるまであと数周の時点で、ガス欠のためストレート上にストップしてしまうマシンが相次ぎました。その中、小松さんが操るマツダWIMロードスターは、ペースを上げて後続を引き離すことに力を注ぎます。そして、午後8時4分、ついに先頭車両のポテンザJ-Waveロードスターがフィニッシュラインをクロスし、優勝を決めました。昨年も優勝している同チームは、180秒ピットストップというハンディキャップを乗り越えての連勝という離れ業を見せてくれました。マツダ人馬一体チームももちろん完走を果たしています。レース終了後ながく暫定結果が発表されませんでしたが、違反行為によるペナルティなどの裁定を経て午後10時頃に結果が正式発表されました。人馬一体チームは12位完走です。マツダWIMチームは、最終ラップの黄旗追い越しのため1周減算のペナルティを受けましたが、それでも14位の結果となりました。最終ランナーの小松さんは、「最終コーナー出口に数台止まっているのが見えていましたが、それを避けることに気を取られてイエローには気づきませんでした。反省しています」と話していましたが、14位完走の記録には素直に嬉しそうな表情でした。

4月のオリエンテーションからスタートしたこのマツダWIMプロジェクトは、ハイライトであるロードスター4耐を終え、一段落しました。モータースポーツでは、女性ドライバーが立派に結果を残せることが証明されたと言ってよいでしょう。さて、このあとこのプロジェクトはどこへ向かうでしょうか。興味は尽きません。

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