MZRacing マツダモータースポーツ情報サイト

日本国内レース

  • 2015/10/22
  • JRC

JRC第8戦ハイランドマスターズでデミオが表彰台独占!

JRC第8戦ハイランドマスターズでデミオが表彰台独占! 全日本ラリー選手権第8戦ラリーが開催され、デミオを駆る岡田孝一/鶴田邦彦組がJN3クラス優勝を成し遂げました。そしてJN3のクラスでで表彰台をデミオが独占! 岡田さんからコメントをいただきましたので、それを中心に第8戦を追ってみましょう。

10月16日(金)から18日(日)、岐阜県高山市を舞台として2015年全日本ラリー選手権シリーズ第8戦「第43回M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ2015」でキーストーンナビゲーターDLデミオの岡田孝一/鶴田邦彦組がJN3クラス優勝、3連勝を決めました。また2位〜4位もDEデミオが独占です。ハイランドマスターズは、現在の全日本ラリー選手権のなかでは最も長い歴史を誇るイベントで、2008年からはターマック(舗装路)ラリーとして各クラスでコンマ数秒を争う、僅差の戦いが繰り広げられています。

16日のレッキを終え17日、秋晴れのデイ1は、林道3本をサービスをはさんで各2回走行する6つのSSで構成されています(SS総距離42.22km)。岡田さんはすべてのSSで2位以下を大きく引き離してのトップで折り返し。なんと各SSで、4.5秒から8.2秒ほど引き離すタイムを出し、2位に対してトータルで30秒以上のアドバンテージ。ちなみに3位との差は1分30秒以上です。「デイ1、SS1はいつもの駄吉の登り、続くSS2は名物SSの青屋の下りがグラベルからターマックへ変わって復活、SS3は無数河。これを2ループ、岡田デミオは軽快にこなし全SSベストであがり33秒4の貯金をして終えることが出来ました」と岡田さんはコメントしています。

18日のデイ2も、3つのSSを二巡する6つのSS(SS総距離45.62km)で構成、デイ1で使用した林道の逆走と別ルートが混ざったもので、アップダウンはデイ1ほど多くはないものの、タイトコーナーが連続するツイスティなコースであることに変わりはありません。岡田さんは「今回左前部足回りから異音がしていたため、少しマシンをいたわりながら走ったところ、SS8とSS9で18秒近くやられてしまい、貯金はあっという間に15秒差に。これはまずいと続く3本はネジを締め直してフルアタック。結果47秒差でデイ1、デイ2共に1位で優勝することが出来ました」とのこと。はじめの2つのSSを落としたものの、その後トップタイムを連続で出しての勝利でした。

最終リザルトでは1位から4位までをデミオが独占。2位は島田章/内藤雄樹組のテイクスDLワコーズデミオ、3位は藤田幸弘/藤田彩子組のADVAN BRIG エムスポーツデミオ、4位は鷹野健太郎/尼子祥一組のWellcomeJPN・Mazda2と続き、6位渡部哲成/松浦俊朗組、8位内藤学武/小藤桂一組のデミオという順位となっています。

結果、第6戦から3連勝となった岡田さん。「前回のラリー北海道は一人旅のプレッシャーのかかる大会でしたが、今回のハイランドマスターズJN3クラスは、8台が最後まで戦う、気の抜けないラリーでした。2015年全日本ラリー選手権、8戦目にして初めて2日間共に素晴らしい快晴となり、路面コンディションもドライということで、久しぶりに全開で攻める事が出来ました。これで第6戦モントレーから3連勝! 通算で5勝目となりました。チャンピオン決定後の優勝は格別です。そして2戦ほど欠場したコドライバーの鶴田邦彦もチャンピオンが確定。次戦である新城ラリーも最終戦を優勝で飾り、4連勝を目指して頑張って来ます」とのこと。

新城ラリーは10月30日(木)〜11月1日(日)に開催。さらなる岡田さん&デミオたちの活躍に期待しましょう。

Photo by T. Yamaguchi

PAGE TOP

©  MZRacing. All Right Reserved.

サイトマップ