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  • 2016/11/09
  • OTHER(日本)

富士チャン最終戦は48台のマツダ車で大盛況!

2016年の富士チャンピオンレース(以下富士チャン)の最終第6戦が、11月5日(土)~6日(日)に静岡県の富士スピードウェイで開催されました。マツダ車の参加するカテゴリーは6日の2レースに集約され、9つのカテゴリーに今季最多となる合計48台がエントリー。シーズンを締めくくる熱いバトルで、大いに盛り上がりました。

第1レースはロードスターN1とナンバー付きのロードスターカップ(以下RSC)NA/NB各クラスの混走となり、合計32台で争われます。また第2レースはRSCのNC/ND各クラスとデミオレースのほか、初代ヴィッツによるN1000クラスとアウディA1という異種格闘技状態ですが、マツダ車は16台が参戦しています。

今シーズンの富士チャンは雨が多かったのですが、最終戦は青空をバックにうっすら冠雪した富士山のもと、少し冷え込んだ絶好のコンディションに恵まれました。第2レースの予選ではNDチャレンジの♯90岡原達也と♯21新井敏克、NDオープンの♯9茂木文明がコースレコードを更新。新型NDロードスターの進化はまだ続いています。

第1レースの決勝は11時50分にスタート。大きな波乱はなく、NB8のチャンピオンを争う予選総合トップ3の♯11戸田裕一、♯21山平健太郎、♯91神谷誠の3台が順位をキープして、9周の戦いが始まりました。これに絡んで来たのが、今季はスポット参戦にとどまったNA8の♯0小原健一。3周目には神谷をかわして総合3位に浮上します。NB8のポイントリーダーで最終戦に臨んだ神谷ですが、厳しくなりました。

その後方で輝いていたのは、NA6で2年ぶり2度目のタイトルをすでに確定していた♯23山川穣です。排気量の大きいNA8やNB8とも互角以上のペースで走り、最終的に総合5位のポジションでフィニッシュ。「来季は別のクラスに参戦予定なので、いいレースで締めくくれて嬉しいです」とコメントしました。

そして今季最多の11台が参戦したN1ワンメイクですが、予選ではチームメイト♯2雨宮恵司の後塵を拝したポイントリーダー♯1大野俊哉が、4周目にクラストップに浮上。このラップでは逆転王座の可能性を残す♯81安達陽平も雨宮をかわしますが、大野との間にRSC勢を挟んでしまい、雨宮とのバトルに終始する状況に。3年連続チャンピオンとなった大野は「3勝できたので、いいシーズンでした」と素直に喜びました。

総合優勝は山平を振り切った戸田。NB8のランキング3位で臨んだ山平も優勝すれば逆転できたのですが、0.49秒及びませんでした。これで戸田は6年連続のチャンピオン獲得。今季はケガで1戦を欠場するなど序盤はリードを許したのですが、「あきらめていませんでしたよ。楽しめました」と、笑顔で語ってくれました。

第2レースの決勝は13時50分から、同じく9周で争いました。こちらはNCオープンで2番グリッドの♯1高橋裕史が絶妙のスタートでポールの♯8菊池聡に先行。しかしながら今季4連勝でタイトルを確定している菊池は、3周目に入ったストレートエンドで鮮やかに逆転。その後は危なげなく差をコントロールして有終の美を飾りました。菊池は「今年はバイクをあきらめて4輪のレースに集中しました。高橋さんとのバトルは楽しかった」と、ライバルの健闘も称えていました。

NCチャレンジクラスは今回4台の出走でしたが、こちらも♯22中桐孝治がすでにチャンピオンを確定済み。今回は初参加の♯80 IINUMAと最後まで抜きつ抜かれつの接近戦となり、最後はかろうじて0.54秒差での逃げ切りに成功。ポディウムではふたりの女性ドライバーに囲まれて「なんとか真ん中に立てて、ほっとしました」とコメントしました。

NDチャレンジクラスは途中まで三つ巴の激しいバトルを展開。予選では最速だった岡原がブレーキに少しトラブルを抱えて後退しますが、新井と♯3寺下皓大が0.27秒という僅差で最後までテールtoノーズ状態。勝ったほうがチャンピオンという厳しい戦いに、還暦を過ぎた新井が見事に勝利しました。

今回は出走3台と少し寂しかったデミオレースでは、オープニングラップでアクシデント発生。すでに4戦全勝でチャンピオンが決定している♯75西山隆が、N1000 クラスのマシンに衝突されてリタイアを余儀なくされました。その結果、今季は2位2回だったライバル♯34常盤岳史が余裕の初優勝。これにマツダWIM一期生の♯6辻田慈が続きました。

これで2016年の富士チャンは全日程を終了しましたが、今季からマツダ社内テストドライバーの佐藤政宏とプロの桧井保孝がコンビを組んで参戦しているIPS(インタープロトシリーズ)の最終ラウンドは、12月3日と4日の週末に開催されます。

Photo and Text by T. Ishida +1

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