MZRacing マツダモータースポーツ情報サイト

日本国内レース

  • 2019/07/22
  • S-Tai

S耐デビュー4戦目でヒロマツデミオがST-5優勝

7月20日(土)、21日(日)に大分県日田市のオートポリスにて、2019年スーパー耐久シリーズ第4戦オートポリス5時間レースが開催され、決勝レースはウェット路面、ドライコンディション、激しい降雨、濃霧と続く難しい条件の中、ST-5クラスではデビュー4戦目のヒロマツデミオ(吉田綜一郎/佐々木孝太/KENBOW)が初優勝を遂げました。同クラスは、2位にodulaロードスター(橋本陸/筒井克彦/武地隆幸)が入り、ST-2クラスでは、NOPROアクセラSKY-D(野上達也/谷川達也/大谷飛雄/野上敏彦)が3位でそれぞれ表彰台に上がりました。

前日行われた公式予選では、ST-5クラスは88号車村上モータースロードスター(村上博幸/山谷直樹/雨宮恵司/梶谷太郎)がポールポジションを獲得。前戦富士に引き続き、優勝候補筆頭となりました。フロントロウには66号車odulaロードスターが、2列目3番グリッドには78号車LOVE DRIVE RACINGロードスター(田中良平/山西康司/大崎悠悟/仲村理香)が入り、さらに4番手に101号車ヒロマツデミオが入るなど、マツダ車が予選上位を占めました。

21日は朝から大雨という天気予報でしたが、路面を濡らしていた雨が小康状態となったスターティンググリッドでは、薄日がさし始め、各チームはレインタイヤから浅溝レインに履き替えるなど、慌ただしく準備していました。11時30分にフォーメーションラップがスタート。1周のちにグリーンライトが点灯して、予定通り決勝レースはスタートしました。注目のST-5クラスは、オープニングラップは88号車村上ロードスターがトップを走りましたが、なんと次の周には78号車LOVE DRIVEロードスターがトップを奪い、その後グングンとリードを広げていきました。さらに、66号車odulaロードスター、101号車ヒロマツデミオも上位に顔を出し、序盤から混戦の様相を呈していました。スタートしてから30分後にはレコードラインは早くも乾き始め、最初のピットインで各チームともスリックタイヤに交換することとなりました。ここで88号車村上ロードスターが一躍トップに躍り出ることに成功。その後ハイペースで差を広げていきました。この時点で101号車ヒロマツデミオは6位でした。しかし、3時間経過直後に雨が降り始め、次第に勢いを強くしていきます。不安定な天候がタイヤ選定や交換タイミングに混乱をもたらし、78号車ロードスターは後退、一方ヒロマツデミオの追い上げもあり、フィット勢を含めたトップ争いが繰り広げられます。その後、レースが1時間を切ったあたりから、さらに雨脚が強くなり、霧も立ち込めてきました。そしてトップを走っていた村上モータースがコースアウト。佐々木孝太が駆るヒロマツデミオがトップに立つこととなりました。村上モータースの村上代表は、「無線の調子が悪く、ピットインのタイミングを失ってしまいました。スリックタイヤで我慢して走っていましたが、限界を超えたようです。速いクラスのクルマに抜かれる際、グラベルにはまってしまいました。幸いコースには戻れましたが、優勝の可能性は遠くなってしまいました」と、レースフィニッシュ後に悔しそうに語っていました。

残り50分の時点で、クラッシュ車両排除のために発動されていたFCY(フルコースイエロー)は、SC(セーフティカー)ランに変更され、各車追い抜きのできない状態でSCに続いて走行しました。その後も天候は好転せず、さらにコース後半部分に濃霧が立ち込め、視界が確保できなくなった16時20分に赤旗が提示され、レースはその時点で終了となりました。ST-5クラスをリードしていた101号車ヒロマツデミオが念願の初優勝となり、66号車odulaロードスターも今季初表彰台を手にしています。78号車LOVE DRIVE RACINGロードスターは4位、50号車LOVE DRIVE RACINGロ―ドスター(岩岡万梨恵/小松寛子/加藤沙也香/藤井順子)が7位でレースを終えています。また、ST-4クラスに出場したTCコルセロードスターRF(加藤彰彬/小原健一/石井鋼一)は、2度ペナルティを受けながらも109周を走破しクラス9位となりました。

初優勝を遂げた101号車ヒロマツデミオの佐々木孝太は、「今回は勝つ意気込みでオートポリスに入りました。しかし、なかなかうまくいかず、予選も4位が精一杯でした。それでも雨が降るなど条件が悪くなればチャンスはあると信じていました。普段車検整備などの業務でデミオを知り尽くしている広島マツダの精鋭達が、本当にいい仕事をしてくれました。また、作戦の指示も的確で、ピットインタイミングがバッチリでした。初優勝は本当に嬉しいです」と語っていました。また、チームを率いるチームオーナーの松田哲也広島マツダ会長は、「私たちは、ファミリーカーのデミオ(15MB)でロードスターなどの速いライバル達と戦い、優勝を目指そうということでチームを結成し、今年からこのシリーズに参戦しています。まさか参戦4レース目で優勝できるとは思っていませんでしたが、本当にドライバーと広マツのメカニック達が頑張ってくれました。心から誇らしいと思います。全国のデミオオーナーの皆さん、あなたの愛車はこんなすごいクルマなのです」と語っていました。

2019年S耐第4戦オートポリス5時間レース記録動画 (YouTube 4’56”)

Text and Photos by MZRacing

MAZDA MOTORSPORTS CHALLENGE スーパー耐久・GLOBAL MX-5 CUP JAPAN

PAGE TOP

©  MZRacing. All Right Reserved.

サイトマップ