MZRacing マツダモータースポーツ情報サイト

日本国内レース

  • 2021/11/15
  • S-Tai

S耐最終戦で456号車ロードスターがST-5クラス優勝。シリーズチャンピオンは66号車

11月13日〜14日、岡山国際サーキットで「スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook 第6戦 スーパー耐久in 岡山」が開催され、ST-5クラスで456号車のodula Star5 Roadster(橋本陸/貫戸幸星/大崎達也)が優勝、66号車odula TONE MOTULロードスター(武地孝幸/太田達也/大野尊久/猪股京介)が2位、72号車NATSロードスター(金井克忠/猪爪杏奈/岡田衛)が3位で表彰台に上がりました。また、ポイントで争う年間シリーズにおいて、66号車が初優勝を飾りました。最終戦の岡山ラウンド、そしてこのレースで確定したST-5シリーズ年間順位共に、マツダ車が上位を独占することとなりました。

今回マツダは、SKYACTIV-D 1.5Lディーゼルエンジン搭載の37号車デミオに、使用済み食用油や微細藻類油脂を原料とした100%バイオ由来の次世代バイオディーゼル燃料(ユーグレナ社製サステオ)を使用してST-Qクラスに参戦することを発表。多くの話題となりました。これは、カーボンニュートラルなエネルギーの選択肢を増やしていくという社会的な課題ヘのチャンレンジを目的としたプロジェクトであり、マツダは2022年シーズンも継続参加することを表明しています。
詳細はこちら >>> https://mzracing.jp/news

土曜日に行われた公式予選の天候は曇り。路面はドライコンディションで青空が見えるものの、肌寒く感じる1日となりました。スーパー耐久シリーズでは、各戦での順位による表彰だけでなく、シーズンを通しての獲得ポイントで競うポイントシステムが導入されています。このポイントは、レースの順位に応じて与えられ、距離や時間によって変化します。また、ポールポジションを獲得すると追加ポイントを与えられます。年間を通じて最も多いポイント(有効ポイント5戦)を獲得したチームがシリーズチャンピオンとして表彰が行われます。その結果、土曜日の予戦結果により、翌日の決勝レースを待たずして、66号車のシリーズチャンピオンが確定します。

日曜日のサーキットは、秋晴れに恵まれました。一方で気温は低く、早朝は3℃、日陰の路面は少し湿った状態からのスタートとなります。今回のレースは、グループ1とグループ2に分かれてレースが行われ、このうちマツダ車が最も多く参戦するST-5クラスは、グループ2に分類されており、午前中にレースが行われます。なお性能的(ラップタイム)に近いためグループ2に分類された37号車「MAZDA SPIRIT RACING Bio concept DEMIO」(井尻薫/前田育男/寺川和紘/関豊)や水素カーの32号車「ORC Rookie Corolla H2 concept」 も同時に出走します。

午前8時33分、フォーメーションラップからのローリングスタートでレースが始まります。ポールポジションスタートの72号車は、レコードホルダーの金井がスタートを担当。直後からハイペースで走行し、リードを広げていきました。一方、その後ろでは、456号車と66号車がクリーンなバトルを展開します。この3台は、最後まで順位を入れ替えながらバトルを繰り広げました。燃料面で不安があった72号車はレース終盤、スプラッシュ給油を行います。この間に66号車、456号車が前へ出て再びトップ争いとなります。午前11時34分にチェッカードフラックが振られましたが、トップチェッカーを受けた456号車は、残燃料がわずか350ccほどで、いかにギリギリの戦いであったかが伺えます。今シーズンでS耐レースからの卒業を宣言している456号車。ドライバーが帰ってくると、チームは喜びに包まれました。シリーズランキンングは、66号車がチャンピオン、2位456号車、3位72号車となり表彰が行われました。

100%バイオディーゼル燃料を使用し、ST-Qクラスに出場した37号車「MAZDA SPIRIT RACING Bio concept DEMIO」は、ノートラブルで3時間94周を走破。初出場ながら初完走を果たしました。最後は32号車「ORC Rookie Corolla H2 concept」と並んでゴールラインを通過するなど、カーボンニュートラルな燃料の選択肢を広げる挑戦の幕開けにふさわしいシーンが見られました。

88号車村上モータースロードスター(村上博幸/谷川達也/山谷直樹)はST-5クラス5位、103号車ヒロマツデミオマツダ2(佐々木孝太/吉田綜一郎/妹尾智充)は同6位、17号車NOPROデミオディーゼル(大谷飛雄/井上雅貴/吉岡一成/野上敏彦)は同7位、78号車LOVE DRIVEロードスター(藤井順子/Jco IINUMA)は同8位でフィニッシュしています。

【66号車ドライバー武地孝幸さんのコメント】 S耐参戦6年目、ようやくチャンピオンを取ることができました。今年はとにかくクルマにトラブルが起きず、全戦表彰台を獲得できました。ドライバーもミスなく走りましたし、壊れないクルマを作ってくれたメカニック達に感謝しています。

【456号車代表高崎保浩さんのコメント】 今回、シリーズチャンピオンは逃してしまいましたが、ドライバーのために、チームのために戦うレースとして臨みました。いつもよりスピードはなかったものの、ドライバー3人で協力して勝ちきることはできたので良かったと思います。2年間このレースに参加したことで学ぶことが多く、チームとして成長することができました。

■動画レポート 以下のリンクからご覧ください。
2021年S耐第6戦岡山3時間レース記録動画 (YouTube 5’43”)

Text and Photos by MZRacing

MAZDA MOTORSPORTS スーパー耐久シリーズ

PAGE TOP

©  MZRacing. All Right Reserved.

サイトマップ