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日本国内レース

  • 2024/03/21
  • JGC

JGC Rd.2 PN2はSHUN、PN3は大多和健人がダブルヘッダーを連勝

3月16日(土)に開催された全日本ジムカーナ選手権第1戦のダブルヘッダーとして開催される第2戦が、翌日の3月17日(日)に栃木県のモビリティリゾートもてぎ南コースで開催されました。前日とは異なるコースレイアウトで戦われた第2戦は、PN2クラスは第1戦を制したSHUNが連勝、PN3クラスも第1戦を制した大多和健人が第1ヒートのタイムで逃げ切り、開幕2連勝を達成しました。


第1戦とのダブルヘッダーとして開催された第2戦。大会特別規則書により、第2戦は第1戦で使用したタイヤで2ヒートを走らなければならなく、不可抗力による不測のパンクなど競技審査委員会が認めた場合以外のタイヤ交換は、交換以降の全ヒートに2秒のタイムペナルティが課せられることになります。全車とも、第1戦で2ヒート走行したタイヤで出走することになり、タイヤの摩耗が進んだ第2ヒートでタイムアップを果たせるかどうかが、勝敗の鍵を握る大きな要素となります。

第2戦のコースレイアウトは、高速8の字ターンや低速8の字ターンのセクションが増え、全体的に第1戦よりもテクニカルな設定となりました。出走台数は前日と同じ134台。マツダ車も前日と同じ30台が出場しています。

天候も、前日と同じく晴れですが、時折薄雲が太陽を覆い、午後は前日よりも路面温度が上がりにくい状況となりました。


第1戦はSHUNが優勝を飾ったPN2クラスは、前日と同じく第1ヒートは箕輪雄介が1分25秒058のトップタイムをマーク。僅差で若林隼人、中田匠、SHUNが1分25秒台で続きます。第2ヒートに入ると、第1戦はクラス8位に沈んだ小野圭一が1分24秒台に突入し、トップに立ちます。第1ヒートトップの箕輪は小野のタイムを0.238秒上まわってゴールするものの、パイロンタッチの判定で幻のベストラップに。このまま小野が逃げ切るかと思われましたが、クラス最終走者のSHUNが小野のタイムを0.329秒逆転し、開幕戦に続き2戦連続逆転優勝を飾りました。


PN3クラスは、開幕戦を制した大多和健人が第1ヒートでクラス唯一となる1分22秒台のタイムをマーク。第2ヒートに入っても大多和のタイムを塗り替える選手は現れず、第1ヒートのタイムで逃げ切った大多和選手が、開幕2連勝を達成しました。2位には、第2ヒートでタイムアップを果たした川北忠選手が入賞、第2ヒートのタイムが伸びなかったユウが、第1ヒートのタイムで3位に入賞、4位には野島孝宏が入賞し、第2戦は1位から4位までをロードスターRFが独占しました。


その他、PE2クラスは前日に続きAT仕様のロードスターRFを駆る河本晃一が2戦連続の3位に入賞。PN1クラスは、第1戦はパイロンタッチ&ミスコースでクラス10位に終わったデミオの福田大輔が2位に入賞し、BC2クラスはRX-7の葛西悠治が第1ヒートのタイムで3位に入賞しました。


PN2クラス優勝/SHUNコメント

「人生初のクラス最終ゼッケンは、想像以上にプレッシャーがかかりました。昨日(第1戦)よりも路面温度が低くて第1ヒートは苦戦しましたが、第2ヒートはスタートした瞬間に手応えを感じて、自分の走りができたと思います。まさか2連勝できるとは思っていませんでしたが、これからもできる限り頑張って走ろうと思います」


PN2クラス2位/小野圭一選手コメント

「昨日(第1戦)が悪すぎたので、ひとまず表彰台に上がることができて良かったと思います。今、うまくハンドルを回せない状態なので、第2戦は自分が出来る範囲でイレギュラーなことが起きないようなドライビングを心掛けました。このままではダメなので、体調を戻すのと練習します」


PN2クラス3位/箕輪雄介コメント

「第2ヒートはそこまで攻めたつもりはなかったんですけど、(パイロンに)ちょっと近付きすぎましたね。第1ヒートが調子良かっただけに、残念です。調子は悪くないと思うので、第3戦までインターバルがあるので今年から履いているタイヤの習得度を上げていきたいと思います」


PN3クラス優勝/大多和健人コメント

「久しぶりに、すごく攻めたと思います。第2戦に向けて、若干ですがセットアップを変更しました。クルマのセッティング的には第1戦のコースの方が合っているんですが、自分の走り的には第2戦の方が合っていて、そのあたりのバランスが良かったと思います。昨年はウエットコンディションで勝ったのですが、今年はドライコンディションで2連勝できたことは、自分にとっても自信に繋がります(笑)」


PN3クラス2位/川北忠コメント

「僕自身にとっては現状でやれることはやってきたつもりなんですが、実際のタイムが想定よりも大多和選手が速かったというのが僕の印象です。自分自身の課題も見えているので、それに対していろいろとやっていかなければならないなと思います」


PN3クラス3位/ユウコメント

「第2ヒートはタイムアップできませんでしたが、クルマに違和感があったとかそういうことではなく、単純に僕が下手だったということだけです。次戦、またがんばります」


PE2クラス3位/河本晃一コメント

「第1ヒートは気持ち良くミスコースしました。ゴールしてパドック戻るまで、ミスコースに気付いていませんでしたから(笑)。それくらい、うまく走れてました。そういう走りを第2ヒートで出来ればいいんですけどね。やはり、第1ヒートがノータイムだったので、守りに入ってしまったところはあると思います」


PN1クラス2位/福田大輔コメント

「第1戦のコースアウトは、長いことジムカーナをやってきたんですけど、初めての経験でした。完全に目測を誤っていましたね。仕切り直しの第2戦は、セッティングというよりは気持ちの切り替えの方が大変でした。クルマ的にも苦手なレイアウトだったのですが、そのなかでの2位は良かったと思います」


BC2クラス3位/葛西悠治コメント

「天候が良かったので、スタートから攻めることができました。前半にターンセクションが多くて、外周も頑張ろうと思ったら攻め過ぎちゃってリヤが滑ったりしたんですが、そのなかでの3位は良かったと思います。失敗した分も含めて、いま自分が持っている力を出せたかなと思います」


新たな挑戦へ

昨年、ロードスターで5回目のチャンピオンを獲得した川北忠。ロードスターでのチャンピオン獲得は、2021年に続き2回目となります。

「昨年は、非常に厳しいシーズンでした。前半はセッティングに悩んで,スナガワの2連戦もセッティングを合わせきれずに2戦とも優勝を逃してしまって……」という川北ですが、「第6戦のみかわが、それまでの悪い流れを断ち切る貴重な1勝でした」と、昨シーズンを振り返りました。

その後の快進撃で、苦労の末つかんだロードスターで2回目のチャンピオンですが、今シーズンの川北は、ロードスターで連覇を狙うのではなく、新たな道へと進みました。

「昨シーズン苦労した分、逆にやり切った感もありました。ロードスターに3年乗って、2回チャンピオンを獲れたというのも大きかったですね。ロードスターの違うグレードを買って、PN2クラスを継続しようかなと考えていた時期もあったのですが、だったらロードスターRFで違うクラスに行くのもいいのかなと思って、PN3クラスに移りました」

PN2クラスからPN3クラスへ移ることを決めた川北ですが、ロードスターRFでPN3クラスを走ることは、もうひとつの理由もありました。

「ロードスターでまだやり切れていないなという部分もあって、そういった意味ではロードスターRFはロードスターの延長にあるなと自分では思ってるんですよ。もちろん、細かいところで違う部分もあると思うんですけど、その領域に行くまでは今まで培ってきたノウハウが活かせると思うので」という川北。その言葉どおり、第1戦と第2戦のダブルヘッダーが行われる前日に開催された練習走行ではトップタイムをマークするなど、好調のまま決勝に進みました。

ところが、決勝では伏兵・大多和健人の後塵を浴び、第1戦は3位、第2戦は2位と勝利を掴むことができませんでした。

「ある程度、想定していたことではあるんですけど、第1戦も第2戦も危惧していたロードスターとロードスターRFのちょっとした細かいところでのセッティングの違いをまだ理解していないところが、そのまま結果に出たと思います。逆に、基本となる部分はあながち間違ってはいなかったなと感じました。セッティングというのは本当に面白くて、今までやってきたことをさらに積み上げていくことで結果が出ることもあるし、逆に何年もやってきたことが実は間違いだったということもある。新たな発見もありますしね。何年も乗ってきて、新たな発見があるって、凄いじゃないですか。ロードスターもロードスターRFも、そういったことに向き合えるクルマなので、第1戦と第2戦で新たに気付いたことをブラッシュアップしていくことができれば、もっと競争できると思いますし、さらにこれからも新たな発見をしていきたいですね」と川北。PN2クラスの新たな挑戦が、今シーズンのPN3クラスをさらに面白くしてくれることでしょう。


全日本ジムカーナ選手権第3戦は、5月11日(土)〜12日(日)に広島県広島市のスポーツランドTAMADAで開催されます。



Text&Photo by CINQ LLC

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