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日本国内レース

  • 2020/09/29
  • RPR

PRⅢ西日本NDシリーズ第3戦、長田茂久が今季2勝目

9月27日、ロードスター・パーティレースⅢの西日本シリーズ第3戦が岡山国際サーキットで行われました。NDシリーズは長田茂久が今季2勝目を達成。NDクラブマンは中原憲行が初優勝を果たしました。



今回は全日本スーパーフォーミュラ選手権のサポートレースとしての開催です。エントリーはNDシリーズに13台、NDクラブマンに12台の計25台。全車が8時ちょうどから15分間の公式予選に臨みました。天候は晴れ。風がやや強いのですが、気温は約20℃で路面温度は25℃弱(予選終了後の9時現在)という絶好のコンディションです。

先頭でコースインしたのは前年王者の88号車・本多永一ですが、アタック1周目のタイムは1分58秒789と今ひとつ。第2戦に勝った61号車の杉野治彦は1分57秒929、開幕戦を制した46号車の長田は1分57秒953と、この2台だけが58秒を切ってリーダーボードの上段に並びます。

長田は杉野を引き連れるように、アタック2周目で1分57秒525をマークして逆転。同じく3周目に57秒179まで刻んでピットに戻ります。少なからずスリップの恩恵を受けた杉野も1分57秒744から57秒233まで削りますが、わずかに及びません。結局、1分58秒を切れたのはこのふたりだけ。決勝は今季好調なライバル同士のマッチレースを予感させました。

予選3位に入ったのは今年デビューした180号車・大月崇央で、タイムは1分58秒307。本多はアタック3周目に1分58秒351を記録して、なんとかグリッド2列目を確保します。さらに5番グリッドは110号車の末金孝夫、6番グリッドはクラブマンクラスの最上位となる33号車の中原憲行が獲得しました。

以下、7番グリッドは70号車の構井将文でクラブマンの2番手、8番グリッドはシリーズでは6位となる45号車の黒原崇正。9番と10番のグリッドにも、ともにクラブマンクラスの68号車・松原敦史と67号車・鎌田昌弘が並ぶことになりました。ここまでが1分58秒台です。



サーキットに降り注ぐ陽射しは次第に強まり、12時過ぎの気温は22.5℃、路面温度は29.8℃まで上昇します。予選に続いて決勝もオンタイムの12時15分にスタートが切られました。

ところが、4番グリッドの本多がグリッドに止まったまま動きません。3年連続日本一のND使いが、1速ではなくニュートラルのままで発進しようとしていたとのこと。20台以上に抜かれてしまい、オープニングラップは総合15位で通過しました。

フロントローの長田と杉野が1周目から0.276秒差のテールtoノーズになるのは想定内。さらに大月、末金、中原をはじめ、総合11位の26号車・末永晃正までは、本多を除いたスターティンググリッド順通りに通過します。3位の大月から6位の構井までの4台も、早くも僅差でのダンゴ状態になりました。

中でも勢いがあったのはクラブマンの首位争いでもある中原と構井。2周目の1コーナーから2コーナーで、末金に襲いかかって抜き去ります。さらにその後、シリーズの大月を先頭に中原と構井の3台がいわゆるトレイン(電車)状態となります。

一方、トップ争いの最大のハイライトは4周目のヘアピンでした。杉野がインを奪いますが、長田も次のリボルバーまで我慢して順位を守ります。2台の差はこの4周目までは0.4秒台だったのですが、5周目のバックストレートから明らかに広がりはじめて1.1秒差に。さらに1.7秒、2.3秒とギャップが拡大し、最後は3.831秒差でチェッカーを受けました。

総合3位を争うバトルは続き、6周目のヘアピンでブレーキングをミスした中原を構井がパス。さらに構井はファイナルラップに大月の前に出て総合3位でゴールしました。ところがその追い越しが黄旗振動区間だったため、構井は30秒加算のペナルティを受けて大きく後退します。

その結果、NDシリーズは長田が開幕戦に続く2勝目。杉野と大月が表彰台に上りました。以下、4位に末金、5位に黒原、6位に盛り返した本多と、ここまでが入賞となりました。一方、NDクラブマンは中原が嬉しい初優勝となり、2位に松原、3位に鎌田と順に繰り上がります。さらに4位に192号車・湯川勲、5位に112号車・松田大学、6位に99号車・藤井善豪と、ここまでが入賞となりました。

長田は「決勝前にあったフォーミュラの予選で路面についたラバーのせいか、途中からはアンダー&オーバーがきつくて厳しかったです。ポールからの優勝は初めてなので、また別の喜びがありますね」と、少しホッとした表情で語りました。中原は「ミスして抜かれたのに繰り上がったのは少し複雑です。でも連休も頑張って練習したし、人生で初めて一等賞になれたので、やはり嬉しいですね」と、笑顔で語りました。



ロードスター・パーティレースⅢの西日本シリーズ最終となる第4戦は、ここ岡山で11月22日に開催されます。またパーティレースの次の戦いは再び次の週末である10月3日に、宮城県のスポーツランドSUGOで北日本シリーズの第3戦と最終の第4戦がダブルヘッダーで行われる予定です。



Text by B-sports <br>

Photos by B-sports&Sachiyo Aso

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