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日本国内レース

  • 2014/07/31
  • S-Tai

S耐シリーズハイライト、富士7時間でNOPROデミオが2位

7月26・27日に富士スピードウェイでスーパー耐久第3戦SUPER TEC富士7時間耐久レースが行われ、ST5クラスの「DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ」(野上敏彦/谷川達也/野上達也/小原健一組)がクラス2位となり、2年連続で富士の表彰台に上がりました。

NOPROデミオは、昨年初優勝を決めた富士スピードウェイで今季も優勝を狙って昨年と同じ布陣で挑みました。クラス6番手からベテラン谷川が決勝レースをスタート。彼はすぐに5位にポジションアップします。上位を占めている計4台のフィット3、フィット2の速さには届かないものの、長い7時間を戦うためデミオのコーナリングパフォーマンスを最大限活かしながら、大きく遅れを取ることはなく1回目の給油を含む約2時間20分のロングスティントを走行。4位で野上達也へ交代します。達也が一番暑い時間帯を安定したラップで刻むと、上位の脱落もあり3位に浮上。約1時間半を走行して小原に交代しました。荒れたコースの中で小原は4位のフィット2との差を少しずつ広げながら2スティントを走行し、再度谷川へ交代します。前を走る2台のフィット3とは1ラップ以上の差が開いているためポジションアップは叶いませんが、4位との差をさらに大きく広げます。そして、最終ドライバーの監督兼任の野上敏彦へバトンを渡しました。野上父は疲弊したマシンの様子に気を配りながらをゴールまで引っぱり、クラス3位でチェッカーを受けました。その後、トップフィニッシュ車両が車両規則違反等で失格となったため2位に繰り上げとなりました。

ST-4クラスの#88「村上モータース・ロードスター」(村上博幸/脇谷猛/雨宮恵司/大井正伸)は15位からのスタートでしたが、序盤はタイムが伸びず順位を下げてしまいます。しかし確実に走り続け、終盤にデフトラブルの症状が出ながらもバトンを繋いで17位でゴールしました。#54「TCRロードスター」(加藤彰彬/近藤翼/小林大作組)は21位からスタートし、開始1時間でマシントラブルによりピットイン。修復し再スタートその後は淡々と走り、加藤と近藤の2人で7時間を走りきり20位でチェッカーを受けました。ST-3クラスに久々に登場した「チーム収二イケダRX-7」もクラス8位よりスタートし、スーパー耐久に久々のロータリーサウンドを響かせながら残り1時間と言うところまで走行しましたが、マシントラブルによりリタイアとなりました。高速サーキットの富士ではロードスターはパワー不足に悩まされましたが、次戦は村上モータースのホームコースである岡山国際サーキットになりますのでロードスターの活躍も期待が出来そうです。

Photo by S. Hattori and NOPRO

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