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日本国内レース

  • 2017/05/25
  • JRC

JRC第4戦で内藤/小藤組デミオが自己最高2位入賞

真夏のような好天の元、5月19-21日に福井県若狭地方で開催された全日本ラリー選手権第4戦「WAKASA  RALLY 2017」にて、内藤学武/小藤桂一組デミオが前戦の久万高原ラリーより順位をひとつ上げ準優勝を獲得しました。また、3位表彰台にRX-8を駆る中西昌人/美野由紀組が入賞しました。

今回のラリーは14本のSSで争われ、トータル距離は約82kmのターマックラリーでした。このラリーにはJN-3クラスに4台のDEデミオと2台のRX-8が挑みました。このクラスは目下3連勝しているライバルの天野智之/井上裕紀子組が大きく立ちはだかっています。彼らに立ち向かう1番の候補が内藤/小藤組です。前戦ではブレーキに不安があり、これを温存しながらの走行となったため、今回はスポルト用大径ブレーキに替えてターマックロングSSの若狭ラリーに対応してきました。目標は3位以内の表彰台です。特に第2戦ツールド九州で敗れた加藤英祐/塩田卓史組には絶対負けない気持ちで臨んでいました。デイ1の前半となるSS4までは加藤組から2秒のアドバンテージを付けて4番手の順位です。3番手はRX-8の鷲尾俊一/豊田智孝組ですが内藤組との差は僅か1.6秒です。内藤組は次のSS5でセカンドベストで走り3位に浮上し、デイ1を終えました。

デイ2でスパートを掛けたのは中西組です。内藤組を上回るタイムで3位を脅かす存在となってきました。しかし、内藤組は怯むこと無くアタックを続け最終SSではベストタイムを叩き出し、ライバルのリタイアもありましたが見事自己最高となる2位を獲得しました。「九州から確実にポイントが取れているし、今回の2位はちょっぴり嬉しいですね。中西さんや鷲尾さんらにも競り勝ちましたので」とコメント。次のモントレーに向けては「自信を持って臨んだコーナーならタイム差が少ないことがわかりました。次は得意の地元モントレーなのでベストを尽くして更に前進し勝負します。4位、3位、2位と来たので次は優勝しかないですね」と語ってくれました。

また、3位には追い上げていた渡部哲成/松浦俊朗組DEデミオを0.4秒かわして中西組が入賞しました。鷲尾組は渡部組から3.3秒差の5位に終わり6位にDEデミオの藤田幸弘/藤田彩子組が入賞しました。次戦は6月9-11日に群馬県で開催される「モントレー in 嬬恋」です。このラリーでもマツダ車の活躍に期待しましょう。

Text & Photo by T.Yamaguchi

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