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日本国内レース

  • 2015/04/18
  • RPR

新星同士の激闘は、堤に軍配

ロードスター・パーティレースIIの開幕戦が、4月12日(日)にスポーツランドSUGOにおいて、マツダファン東北ミーティングのプログラムのひとつとして開催され、NB、NCを合わせ18台のロードスターが開幕戦の覇を競いました。特に注目を集めたのは、今年デビューした新人レーサー、堤優威さんと梅田剛さんのふたりです。

パドックに集結した、エントラントのみなさんは、「やぁ、今年もよろしくお願いしますね。お互いに頑張りましょうね」と再会の挨拶を交わし、和やかな雰囲気でした。

午後1時、8ラップの決勝レースがスタートしました。3番グリッドからスタートした#12梅田は、ポールシッターの#27堤をかわし、堤から首位をもぎ取っていた#123泉に続く2番手にあがります。さらに#12梅田は、オープニングラップのブレーキング競争で#123泉のインを差し、トップで最終コーナーを立ち上ってきました。7ラップ目のトップ3台による1コーナーでのポジション競い合いで、アウトにはらんだ#12梅田との接触を避けるため、#123泉が減速したことで、#27堤が2位に浮上。ここから#27堤は猛追を開始し、約1秒のアドバンテージを築きトップを走行していた#12梅田との差をみるみる詰めていきます。最終ラップの最終コーナーへ向かうセクションでは、ぴったりと#12梅田の後方につき機会をうかがいます。スリップストリームに入りストレートを駆け上がるときに両者は並び、手に汗握るトップ争いを演じます。場内の観客全てが注目する中、#27堤が0.04秒の差でレースを制しました。

レース後、堤さんは、「何とか、2位争いの団子状態から抜け出せれば、チャンスは十分にあると考えていました。7ラップ目に混戦から抜け出し2位に浮上できたので、最終ラップの最終コーナーで勝負をしようと考えていました。後方から観察していて、最終コーナーへ向かうセクションでは、僕の方が速いと思っていましたから、ここでスリップにつければ、十分にかわせる自信はありました」と、フォーミュラにも乗るだけに、冷静なレース運びを語ってくれました。一方、梅田さんは、「練習の時点から、ライン取りが大きな課題と考えていましたが、やはりこれがネックとなってしまいました。課題は明確なので、トレーニングあるのみです」と、冷静に自己分析していました。

続いて行われたマツダファン・エンデュランス(マツ耐)では、#15加藤彰彬さん、堤優威さん、堤智行さんのドライブする、ロードスター・クラシック2000 TUNEDが優勝し、堤さんはパーティレースと合わせ、ダブル優勝となりました。そして、チームTERRAMOSの2000 NORMALが我慢の燃費レースで2位入賞。こちらも、パーティレースと合わせて、ダブル2位となりました。なお、特筆すべきは、今シーズンより導入された、ピットストップ時にエンジン停止1分以上の規制が加わったにもかかわらず、昨年の優勝78ラップよりも3ラップ多い、81ラップを記録したことでしょう。綿密な作戦立案、ドライビングテクニックと燃費コントロールを確実に遂行することが、優勝のキーとなりました。

チームTERRAMOSの寺田監督は、「レース運びはとても良かったので、新参者のチームとしては上出来だったと思います。また、マツ耐では、梅田を含め若いスタッフたちに、作戦を含め全てを任せましたので、2位に入ったことは、チーム内の士気を揚げました。作戦立案から実践までのステップを学ぶ、良い機会になったと思いますので非常に満足しています」と語りました。

新人レースを制した堤さんは、TCRイチオシの若手です。今年19歳の彼は大学1年生ですが、5歳からレーシングカートに親しみ、多くの大会で好成績を残している逸材です。才能を見出され、2014年からはS-FJもてぎチャンピオンシリーズに参戦しています。これからが楽しみな若者です。今年のパーティレースIIは、これまで以上の盛り上がりを見せてくれそうです。

Photo by B-Sports

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