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日本国内レース

  • 2023/09/05
  • S-Tai

厳暑のS耐Rd.5もてぎ、マツダ車は全車完走

9月2日〜3日、栃木県のモビリティリゾートもてぎで、ENEOS スーパー耐久シリーズ2023 Supported by BRIDGESTONE第5戦「もてぎ スーパー耐久5Hours Race」が開催されました。マツダ車はST-4クラスとST-Qクラスに計3台がエントリーし、全車完走を果たしています。

2日間とも32℃を超え、日差しが強い厳暑となった週末のサーキット。今回はST-5クラスの設定はなく、ST-4クラスに66号車odula TONE MOTUL ROADSTER RF(貫戸幸星/猪股京介/大野尊久/霜野誠友)がエントリー。そして自動車メーカーの開発車両が参加するST-Qクラスには、ガソリン代替カーボンニュートラル燃料を使用している、12号車MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept(阪口良平/堤優威/前田育男)、次世代バイオディーゼル燃料を使用する、55号車MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept(寺川和紘/関豊/井尻薫)が参加しています。

11時14分に5時間の決勝レースがスタート。55号車Mazda3は総合34番手、12号車ロードスターが総合36番手、66号車ロードスターRFはその後方のST-4クラスの6番手からスタートします。今年の開幕戦からロードスターRFにスイッチして、ST-4クラスに挑んでいる66号車は、富士24時間でクラス準優勝を果たしており、GR86勢に対してより、燃費の良さに自信があるようです。66号車Aドライバーの貫戸幸星は、「クルマのことを分かってきて、闘えるようになってきました。途中でのタイヤの変更はありましたが、まだまだ成長ができると思うので期待して欲しいです。コーナリングスピードは、ロードスターの方が速く、GR86やBRZに迫るタイムが出せてきているので、多くの人に速さを証明できるよう、まずは入賞を目指したいです」。と、レース前に意気込みを語っています。

ST-Qクラスでは、他にも1.4L直列3気筒直噴ターボエンジンのGR86と、2.4L水平対向4気筒自然吸気エンジンを搭載しているSUBARU BRZが、12号車と同じCNF燃料を使用して参加しており、良きライバルとしてレースをしつつ、さまざまなエンジンでの実証実験を行っています。レース序盤、12号車ロードスターはST-4クラスのマシンたちと接戦を繰り広げました。一方、バイオ燃料を使用している55号車は、今シーズンからHVO(Hydrotreated Vegetable Oil)を使用して走行。もてぎ戦からは、欧州で普及しているNESTE社のディーゼル燃料にスイッチして、より実用的な燃料での実証実験を行なっています。これまで前半戦は、駆動系にトラブルを抱える場面も多く見られた55号車でしたが、改良が重ねられ、前戦のオートポリスからは安定性が格段に向上。今回は、もてぎの直線と直角に近い急なコーナーの多い、サーキットの特徴に合わせて、冷却系とブレーキの強化を実施し臨みました。金曜に行われた専有走行では、いくつかのトラブルがあり、ピットガレージでの作業が続いたものの、しっかりと修復し、決勝では、ST-2クラス(2400cc〜3500ccまでの4輪駆動車両及び前輪駆動車両)と同程度のタイムで走行を重ねています。特に、ブレーキの厳しいコーナーでは、他の速度の速いマシンたちに負けない走りを繰り広げました。

ST-4クラスの66号車ロードスターRFは、苦戦を強いられるサーキットでしたが、4位でフィニッシュ。次戦の岡山はコーナリンングサーキットのため、期待が高まります。ST-Qクラスの55号車Mazda3は、最後までノントラブルの安定した走りで129周を走りきり完走。12号車ロードスターは、レース中盤に、エンジンパワーが上がらなくなるトラブルが発生したため、ピットガレージで原因究明と作業が行われましたが、コースに復帰して、114周でのチェッカーを受けました。12号車ロードスターのBドライバー堤優威は、「もてぎはストップアンドゴーの、小さいクルマには厳しいサーキットでしたが、序盤はST-4クラスのマシンたちといいバトルができたと思います。次戦の岡山は、チームにとって地元に近いサーキットでもありますので、頑張りたいと思っています」。とコメント。MAZDA SPIRIT RACINGチーム代表であり、12号車Cドライバーの前田育男は、「今回のレースはキツかったですね。熱い中、耐久レースらしさを感じる5時間レースでした。一方で、12号車は事前の走行からトラブルが多く出てしまって、準備不足を感じたので次戦に向けてしっかり準備して臨みたいです」。とレース後にコメントしています。

次戦は10月21日〜22日、岡山国際サーキットでの3時間レースが開催されます。

2023 S耐Rd.5もてぎ5時間レース記録動画 (YouTube 5’14”)

Text & Photos by MZRacing

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