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日本国内レース

  • 2023/10/24
  • S-Tai

S耐岡山、村上モータースが2年連続クラス勝利

10月21日(土)〜22日(日)に岡山国際サーキットにて、ENEOS スーパー耐久シリーズ2023 Supported by BRIDGESTONE第6戦、「スーパー耐久レースin岡山」が行われ、ST-5クラスでは88号車村上モータースロードスター(村上博幸/有岡綾平/岡本大地/吉田綜一郎)がポールToウインで優勝、72号車OHLINS Roadster NATS(金井亮忠/山野哲也/野島俊哉)が2位、50号車のLOVE DRIVEロードスター(伊橋勲/大井貴之/藤井順子)が3位で表彰台に上がりました。これによりチャンピオン争いは最終戦に持ち越され、激戦区のST-5クラスがさらに盛り上がりを見せてくれました。

土曜日の天気予報に反し、予選直前に強い雨が降り、路面はウエットコンディションでスタート。すぐに雨は止み、天候は回復しているものの、一部のチームはレインタイヤを選択します。しかし、各車がタイムアタックに入り始めるタイミングで、コース上でストップするマシンがあり、セッションは赤旗中断。そして、この間に、路面はすっかり乾き、完全なドライコンディションとなります。この難しいコンディションの中、ポールポジションは、88号車村上モータースが獲得。2番手には72号車のOHLINS Roadster NATS、3番手にLOVE DRIVE、4番手に120号車の倶楽部 MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER (杉野治彦/樋口紀行/本多永一/中島優太)、5番手に、65号車odula TONE制動屋ロードスター(外園秋一郎/太田達也/伊藤裕仁/武地孝幸)が続き、ロードスター勢がクラス上位を占めます。120号車はパーティレースチャンピオンなど岡山マイスタートリオ、そのうち樋口選手は予選でトップタイムをマークするなど、チャレンジプログラムとして初の表彰台を狙います。

決勝3時間レースは、2グループに分かれて行われ、マツダ車の参加するST-5クラスやST-Qクラスは、グループ2レースとして午前8時30分にスタートします。スタート直後、まずはポールポジションスタートの88号車が抜け出し、その後大きくリードを広げていきます。やがて、50号車120号車、そしてヴィッツ110号車が連なり、88号車を追う形となりました。最初にピットインしたのは、50号車のロードスター。そして、2番手にポジションを上げてきた110号車が88号車の背後に迫ります。また、2台がバトルを繰り広げている間に、120号車のスタートドライバーの杉野も追いつき、3台はしばらくトレイン状態でのバトルとなります。88号車のスタートドライバー、村上にとって岡山はホームコースです。村上はスタートから首位を守り、31周を終えてピットイン。給油と左側のタイヤを交換し、若手のBドライバー、岡本大地に引き継ぎました。シリーズポイント2位の17号車TEAM NOPRO (西澤嗣哲/大谷飛雄/小西岬/野上敏彦)のデミオディーゼルは、予選8番手スタート。しかし、重いサクセスウエイトと、小さなコーナーの多いサーキットとの相性に苦しめられます。一方、旧型のDEデミオの37号車NOPROデミオ(ジョニー小倉/川名賢/加藤芳皓/野上達也)は軽さを活かして、少しずつ順位をあげ、一時はST-5クラスのトップに立ちました。

88号車村上モータースは最後までノントラブルで走り切り、2年連続でのポールトゥウィンを決めます。Rd.5終了時点でシリーズポイントリーダーである72号車は、45kgのサクセスウエイトの影響が大きく、レースペースに苦しみました。終盤、50号車の大井貴之からの猛追を受けるも、ベテランの山野哲也は最後までギリギリのリードを守り、粘りの走りで2位を獲得。3位のLOVEDRIVEは今季初めての表彰台です。

ST-4クラスの66号車OVER DRIVEロードスターRF(貫戸幸星/猪股京介/大野尊久)は、スタート直前に、グリッドでハブ交換を行いましたが、素早い作業でレースのスタートまでに修復を終えます。持ち味である、コーナリング性能の良さで、序盤から快調に2位を走行していましたが、レース中盤に突然スローダウン。ピットガレージで電気系の修理が行われ、レースに復帰したものの、8位完走となりました。

カーボンニュートラル燃料で走行するST-Qクラス12号車のロードスターは、デビューのオートポリス戦から3戦目。着実な進化を進め、今回はドアの軽量化などを行なってレースに臨みました。およそ1時間半をAドライバーの阪口が48周、前田が20周、堤優威が30周を走行しました。途中、ピット作業違反でドライブスルーペナルティを受ける場面はありましたが、レースウィークを通してノントラブルでの3戦連続完走を果たしています。

バイオディール燃料のST-Q 55号車MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept (寺川和紘/井尻薫/関豊)は、速さを実感するレースとなりました。欧州で普及しているNESTE社のバイオディーゼル燃料(HVO)を前戦のもてぎ大会より使用。実用に近づいているHVO燃料での実証実験を行なっています。序盤は背後に迫ったST-Q 61号SUBARU BRZを振り切り、トラブルフリーで100周を走り切り、信頼性に加え、速さに磨きがかかりました。今回は、広島からマツダ・パワートレインエンジニア社員とその家族による応援団約70名が駆けつけ、グランドスタンドから、チームを応援しました。レース終了後には、12、55、120号車のMAZDA SPIRIT RACINGのドライバー達がスタンドを訪れ、応援の御礼とともに、エンジニアとしてもサポートをお願いしたいと代表の前田育男が挨拶をしていました。

スーパー耐久シリーズ、次戦はいよいよ最終戦です。ST-5クラスは、72号車OHLINS Roadster NATSと17号車TEAM NOPROがシリーズポイントで12.5ポイント差。村上モータースも加わった、シリーズタイトル争いに注目が集まります。最終戦富士4時間レースは、11月11日〜12日に行われます。

2023 S耐Rd.6岡山3時間レース記録動画 (YouTube 4’50”)

Text & Photos by MZRacing

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