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日本国内レース

  • 2016/06/18
  • JRC

JRC全日本福島ラリーで唐釜デミオ、岡田デミオが2位、3位入賞

今シーズン最初のグラベル(非舗装路)ラリーとなる、全日本ラリー第4戦「がんばろう! 福島MSCCラリー2016」が6月11日・12日、東北福島県棚倉町周辺で開催されました。JN3クラスの7台中6台がマツダ車という中、唐釜真一郎/松浦俊朗組のデミオが2位、岡田孝一/菅野総一郎組のデミオが3位という結果になりました。また改造範囲が制限されているJN1クラスを戦う松原久/和田善明組のデミオ15MBは、SS5、SS10でトップタイムをマークしたものの、4位でフィニッシュしました。

得意なグラベルに好成績が期待される岡田さんは、「開幕戦からヴィッツの3連勝をゆるしてしまった。ここから挽回したい。グラベルでのデミオの速さと力強さを証明したい」と力強いコメント。SS1は「西根R」6.54km。ここで飛び出したのは唐釜デミオ。続くSS2では天野智之/井上裕紀子組のヴィッツがベストタイム。唐釜デミオが僅差で追従。岡田さんはいまひとつタイムが伸びないという状況に。SS3では藤田幸弘/藤田彩子組のデミオがトップタイム。セカンドベストは唐釜デミオ。藤田さんは「ラリー前にミッションを壊してしまい、急遽去年使っていたものに載せ変えた。コースとギア比がマッチして良いタイムがでた」と久々の全日本でのベストタイムに喜びが隠せない様子です。SS4のショートステージでは、岡田デミオがベストタイムを奪取。ここまでのトップは唐釜さん、続いて0.6秒差で天野さん、トップから20秒遅れで岡田さん、その3秒あとに藤田さんというオーダー。

上位2台に追いつけない状態のなか、30分のサービスタイムで岡田さんは若干のセッティング変更を施しセクション2に臨みますが、ロングステージSS6「鶴石山」11.06kmの2箇所あるジャンクションで2回ともオーバーシュートし、左フロントもヒットしてしまいました。幸いハンドリングには影響はなかったもののコース復帰に手間取り、トップから41.6秒も遅れてしまいます。デイ1を終えてトップ天野さん、2位唐釜さん、3位岡田さん。2-3位の差は45秒。残るデイ2のSS総距離(19.56km)を考えると逆転は絶望的です。デイ1終了後、走行データを洗い出し、デイ2の路面データと照らし合わせた結果、岡田さんは大きくセッティングを変更することにしました。

デイ2早朝一番、20分のサービスがメカニックの見せ場になりました。デイ1に比べ路面もフラットで舗装区間も長いデイ2はアベレージも高いため、デミオの車高を落としてリセッティングします。ダンパーの調整やアライメント修正も時間内に行い岡田デミオを送り出します。デイ2最初のSS9「流・岡田R」4.43kmで、早くもラリーの流れが変わりました。岡田さんは唐釜さんを4.9秒、7.3秒上回るタイムを叩きだし、その後も全SSでプッシュ、最終のSS15を前に45秒あった差は10.4秒までに縮まりました。

最終SS15「流・岡田」4.34km。岡田さんは今までよりもさらに鋭いコーナリングと激しいブレーキングで攻め、唐釜さんも負けじと堅実な走りをみせます。結果、唐釜さん4分13.3秒、岡田さん4分06.5秒。ステージタイムでは岡田さんが上回るものの総合タイムでは唐釜さんに3.6秒届かず、最終結果は天野ヴィッツ、唐釜デミオ、岡田デミオの順位となりました。

岡田さんは「デイ1が悔やまれる。しかし45秒差を3.6秒までに追い詰めたことにまだ旧型デミオの戦闘力もまだまだ戦えるかな。次戦のラリー洞爺に向け課題も見えてきた。次戦までもう時間がないが、ひとつひとつ改善して臨んでいきたい。今回は唐釜さんの健闘に敬意を表したい。また藤田さんをはじめ、デミオの仲間が活躍してくれるのは正直嬉しいですね」と語りました。次戦ラリー洞爺は7月2日・ 3日、北海道で開催されます。

【参考リンク】
>>> 第1戦 JRC唐津ラリーでチャンプ岡田のデミオがクラス2位
>>> 第2戦 JRC久万高原ラリーで中西RX-8が2位入賞し、岡田デミオはリタイヤ
>>> 第3戦 JRC全日本若狭ラリーで岡田デミオはJN3クラス2位
>>> 第4戦 JRC全日本福島ラリーで唐釜デミオ、岡田デミオが2位、3位入賞
>>> 第5戦 JRCラリー洞爺で寺川デミオがJN3クラス2位

Photo by T. Yamaguchi, K.Okada

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