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  • 2019/09/02
  • OTHER(日本)

IPS人馬一体ドライビングアカデミー号、ダブルポディウム獲得

8月31日・9月1日に富士スピードウェイでインタープロトシリーズ第2ラウンドが開催され、55号車「マツダ人馬一体ドライビングアカデミー号」(虫谷泰典/小高一斗)はジェントルマンクラスの2レースで虫谷が共に3位となり、表彰台に上りました。なお、これまで虫谷のパートナーだった山下健太がWEC(世界耐久選手権)シルバーストン4時間レースに出場するため欠場しており、今回は全日本F3とSUPEER GTレースで活躍する20歳の小高一斗が出場しています。虫谷泰典は、マツダの操安性開発部の上席エンジニアです。

 公式予選でジェントルマンクラス5位となった虫谷は、土曜日に行われた第3戦決勝レースではクラス3位でフィニッシュ。表彰台でシャンパンファイトを行ないました。このレースは、今回からインタープロトシリーズにエキスパートドライバーとして出場することになった22歳の小山美姫がポールポジジョンからスタート。毎周1秒以上のリードを広げる快走で、デビューウィンを遂げています。その中、序盤に4台が絡むアクシデントがあり、それを冷静にやり過ごした虫谷は3位の位置を確実なものとしています。「レース後半は、暑すぎて身体的にバテてしまいラップタイムもだいぶ落としてしまいました」と虫谷は語っています。
 二日目の決勝レースは、午前9時15分スタートでした。前日よりも日差しは柔らかく、気温もまだ上昇しきっていない時間帯でした。全体の総合5番グリッドからスタートした虫谷の55号車は、序盤で一時先行する4台に差を開けられるものの、レース中盤からはクラス2位を走り、最終的には7号車とおる君に先行を許してクラス3位でフィニッシュしました。虫谷は、「レース序盤に差を開けられたのは、第13コーナーで姿勢を崩し、それを立て直している一瞬のうちに離されてしまいました。また、終盤はCCS-R車両に追いついてしまい、オーバーテイクの隙を7号車に差されてしまいました。かけひきという点ではまだまだ経験値が足りないと痛感しました。しかし、日曜日のレースはとても冷静に回りを見る余裕がありましたし、楽しめました」と語っています。

 レース終了後、このIPSレースから得られるメリットについて、虫谷さんの話を伺いました。「以前もお話しした通り、このプロジェクトはマツダの開発ドライバーの育成が目的です。しかし、私自身が実際にレース参加することで、多くの気づきを得ることができています。マツダ3の開発で取り入れたSKYACTIVビークルアーキテクチャーという技術では、”骨盤を立てる”ということを最初のテーマとしました。人間にもともと備わっているバランス調整機能を活かすためには骨盤が立っていることが条件だからです。それと同じことがこのIPSレースカーでも言える、ということをドライビングシートの工夫で実証しています。それは、世界のヤマケンと言われる山下健太さんも同意してくれています」。
 プロフェッショナルクラスは、日曜日に第3戦、第4戦を続けて行いました。55号車人馬一体ドライビングアカデミー号の小高一斗は、予選ではトップクラスに迫るタイムをだしていましたが、第3戦は9位、第4戦は10位でした。今後より一層経験を積んで、レース強さを身につけていくことでしょう。

 インタープロトシリーズ第3ラウンドは、10月19日(土)・20日の二日間で開催されます。各世代のロードスターが混走するナンバー付き車レース「ロードスターカップ」や女性ドライバーだけのKOJO CUP、往年の名ドライバーによるレジェンドカップも同日開催され、マツダ系では寺田陽次郎さんも出場が予定されています。

Text and Photos by MZRacing

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