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日本国内レース

  • 2015/07/01
  • JRC

いとうりな、JRC若狭ラリーで初表彰台

6月5日から7日、福井県で行われた全日本ラリー第3戦、若狭ラリー2015のJN-3クラスにマツダデミオで出場したいとうりな/新井裕一組は、3位表彰台を手にしました。

6日に行われたDAY1は、前日夕方から降り始めた雨により、全ステージウェットコンディションとなりました。難しいコンディションの中、DAY1をJN-3クラス2位で終えたいとうりな/新井裕一組は、翌日ドライとなったDAY2では苦手とする山道のセクションに苦しみましたが、表彰台圏内を守りきり、3位入賞を果たしています。

この結果に対し、いとうりなさん自身は、「初の有料道路(レインボーライン)を含めたSSが目玉となるラリーでした。DAY1の午前中はウェット路面。山道のクネクネ道は苦手なので、ウェットだと皆と同じぐらいで走ることができ、タイムも離れずにいることができました。午後のレインボーラインでは、ハイスピードコースという、もっとも得意とするコースだったため、ベストタイムを出すなど、私には合うコースで、DAY1はクラス2位で終わりました」

「翌日のDAY2は天気も良くなり、路面はドライに。レインボーラインが2本ある予定でしたが、1本がキャンセルになってしまい、タイムを稼ぐことが出来ませんでした。一瞬、クラストップにもなったのですが、後半のもっとも苦手とする山道で、ドライだったこともあり、追い抜かれてしまいましたが、なんとか3位でラリーフィニッシュしました。周りからはトップも期待されましたが、まずは初の3位入賞をとても嬉しく思います。これからも上を目指して、苦手な所を速く走れるように頑張ります。応援してくださった皆様、サポートしてくださっている皆様、そしてチームの皆様ありがとうございました」とレポートを寄せてくれました。

開幕から2連勝を飾っていた岡田孝一/鶴田邦彦組デミオは1日目にリタイアを喫してしまいました。岡田さんは、「今回のラリーは、残念ながらマシントラブルにより、リタイアしてしまいました。スペシャルステージ6の途中まではトップを維持していましたが、8.14キロのSSの残り2キロ地点で突然エンジントラブル。なんとかフィニッシュまで下りを騙し騙し走りゴール。僅かながらベストタイムではありましたが、そこからはエンジンは始動しませんでした。これがラリーなのですね・・・・・・。次戦はキチンと原因究明と対策をして7月の洞爺、今年初めてのグラベルを思いっきり攻めてきたいと思います!応援ありがとうございました」と次のグラベルラリーに向けて準備しています。

このほか、JN-3クラスを走るデミオは、#41島田章/石黒祐輔組が見事に2位表彰台。#38鷹野健太郎/尼子祥一組が4位で終え、クラスでのデミオの存在感は健在です。JN-1クラスでは、マツダRX-8が2台エントリー。クラス優勝は、#44 RX-8 中村晃規/古川智崇組が獲得し、2位には#43 RX-8 松田保夫/杉原慶彦組がつけ、マツダの1-2フィニッシュとなっています。

第4戦は、今シーズン初のグラベル(未舗装)となる2015 ARKラリー洞爺(北海道)です。

Photo by T. Yamaguchi, K. Okada

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