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日本国内レース

  • 2014/09/11
  • S-Tai

NCロードスターは手堅くゴール。NOPROデミオは無念の3位表彰台を逃す。スーパー耐久第4戦

9月6日・7日に岡山国際サーキットでスーパー耐久第4戦決勝レースが行われ、ST4クラスの村上モータース・ロードスターが8位、TCRロードスターが9位と完走し、終盤まで3位争いをしていたST5クラスのNOPROデミオは他クラス車両との接触によりリタイアとなりました。

前戦はポイント圏外に沈んでしまったロードスター勢ですが、岡山をホームコースとするST4クラスの#88「村上モータース・ロードスター」(村上博幸/脇谷猛/TOMISAN組)は予選から村上が奮起し、Aドライバー予選で8位と激戦のST-4クラスでホンダ勢を脅かすタイムを出しました。

決勝では、#54「TCRロードスター」(加藤彰彬/近藤翼/小林大作組)と共にストレートスピードに勝る他車に抜かれ多少順位を少し落とすものの、10~15秒前後の差でロードスター同士で攻防を繰り広げました。ピット作業で順位が入れ替わることもありながら2台ともに堅実に周回を重ね走り、上位の脱落により8位、9位とポイント圏内でのゴールとなりました。

ST5クラスの「DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ」(野上敏彦/谷川達也/野上達也組)は予選6番手から谷川がスタートし、直後に4台の強豪フィットに続き5番手を走行。中継ぎで野上達也が頑張り、途中でフィット3が1台脱落したことで4位にポジションアップしました。ラストステイントで再度谷川がハンドルを握り、3番手のフィット2に周2秒ペースで差を縮める走りでグイグイ迫り、チェッカー2周前にはフィット2を交わし3位のポジションに。しかしその直後、ダブルヘアピンでコーナリング中にバランスを崩した他クラスのマシンがデミオの前を塞ぎ、避けきれずにTボーンクラッシュ。走行不能となり、谷川も鎖骨などを負傷してリタイアとなりました。谷川は病院に搬送されて処置を受け、順調に回復に向かっています。

今回のリタイアは#17デミオにとって痛いものの、ポイントランキングでは2位と変わらず、シリーズチャンピオン争いには望みが残りました。

Photo by S.Hattori & K.Suzuki

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