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  • 2017/09/03
  • OTHER(日本)

富士チャンピオンレースのN1500に、DEデミオがデビュー!

2017年の富士チャンピオンレースシリーズ(以下富士チャン)の第4戦が8月19〜20日に開催されました。富士チャンは年間6戦ありますが、各クラスはその内の4回だけ交代しながら開催されます。そのため、この週末にマツダ車が参戦するレースは2つだけでした。19日の土曜日には、N1500/N1400/N1000/デミオレース/アウディA1ファンカップという、5カテゴリー混走の第3戦が開催されました。ここに3台のデミオが出場しましたが、注目したいのは田辺良輔が乗る8号車の「コーンズデミオ」です。

 

このマシンはN1500という、昨年から富士チャンに加わった新カテゴリーに属します。対象は先代デミオ(DE5FS)と先代ヴィッツ(NCP91)。必要最小限の改造しか許されないN1規定で、装着するのはSタイヤです。少し乱暴ですが、スーパー耐久のST-5クラスからスリックタイヤと特認パーツ(純正以外のエアロなど)を外したもの、とも言えます。実際に今回、もう1台参加した7号車のヴィッツは、以前はスーパー耐久を走っていたということです。それに比べて8号車は、この日がサーキットを走ったのは初めて。予選では制御が入って3000rpm以上が使えず、エンストも頻発。それでもベストラップは2分16秒960まで刻んで、N1000(初代ヴィッツ)やナンバー付きのデミオ勢を上回ってスターティンググリッドにつきました。制御トラブルが解消した決勝では、さらにペースアップ。ベストも2分15秒台まで縮めましたが、先行する7号車にはまだ3秒近く及ばない状況でした。ドライバーの田辺によると、「今日初めて走ったとは思えない、素性の良さは感じます。ただ、もう少しパワーがないと戦えないですね」とのこと。

 

マシンを製作したカーメイクコーンズの渡辺富男代表は、「今回は残念ですが、仕上げる時間がありませんでした。N1なので、できることはあまり多くないけど、もっと速くしたいです。現状は最低重量を15kgも超えているので、軽量化も課題ですね。本格デビューは来年になると思います」と話していた。

 

混走で走ったデミオレースは2台と寂しい状況です。開幕2連勝の75号車・西山隆が、今回も危なげない走りで優勝。これで2年連続かつ、通算6度目のシリーズチャンピオンを決定しました。西山は、「今年はN1000の皆さんの間に入ることで、いい緊張感を保ってレースができていると思います。9月にはS耐にも出るので、今後のことは最終戦が終わってから考えます」と語りました。

 

20日の日曜日は、ロードスターのN1が86/BRZと混走で第3戦に臨みました。今季このレースで圧倒的な強さを見せつけているのが、前年王者で開幕から2連勝中の01号車・大野俊哉です。この日も予選から唯一の2分9秒台でライバルを圧倒。決勝でもオープニングラップこそ、13号車の三上潤と10号車の雨宮恵司に先行を許しますが、2周目に抜き返した後は独走。最後は後続に10秒以上の大差をつけて3連勝を飾り、これで4年連続のチャンピオンも確定しました。一方2番手以下は最後まで、5台の集団が抜きつ抜かれつのバトルを展開。この争いを制したのは三上で、第2戦までの連続3位からひとつポジションアップ。そして3位には43号車の大井正伸が0.138秒差で滑り込みます。以下、0.032秒差で5号車の宇野沢剛、0.043秒差で雨宮、0.602秒差で4号車の武居剛と続きました。大井はこの日が公式戦100戦目ということで、予選後のピットで仲間たちから心温まるサプライズのお祝いを受けましたが、その応援が効いたのかもしれません。大野は「実は真夏のレースが鬼門でしたが、今回やっと勝てました。目標はシーズン4戦全勝のパーフェクトなので、最終戦まで気を引き締めていきます」とコメントしました。

 

 

富士チャンの第5戦は9月16〜17日に行われます。この週末にはロードスターカップとNA1600の第3戦のほか、デミオレースの今季最終戦、そしてインタープロトシリーズは事実上の第2ラウンドとなる第3戦と第4戦が行われます。

 

●富士チャンピオンレース

http://www.fsw.tv/1ch/1_5original/index.html

Photo and Text by T. Ishida +1

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