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日本国内レース

  • 2016/05/02
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パーティレース北日本、NC/NBシリーズは2人の実力者が開幕戦を勝利で飾る

ナンバー付のマツダロードスターNR-Aによるワンメークレース、ロードスター・パーティレースⅢのシリーズ戦は、NDシリーズに続きNC/NBシリーズも4月24日に開幕戦を迎えました。 2週間前に開幕したNDシリーズと同じく、宮城県スポーツランドSUGOが舞台です。NCが4台、NBが2台の計6台ですが、その中には優勝経験のあるドライバーが3名も揃い、新しいシリーズの開幕にふさわしいバトルも十分に期待できます。

NCクラスの #54 小松寛子と #64 森山晃正は、3月19日に行われた合同テストでも火花を散らしました。ウェットから徐々にドライに変わっていく状況で、当初は小松がリード。セッション後半で森山が 1分46秒624 を出すと、小松が 1分46秒531 で最後に逆転という僅差でした。一方、NBクラスは昨年のチャンピオンで、ここSUGOでも勝っている #165 岡澤清英が連覇を狙います。 #96 小森晴夫も2年連続のエントリーで、何度も表彰台に立っているベテランです。 ところが前日になって、森山が都合により欠場。9時から15分間の予選で、NCクラスの小松は 1分44秒621 を記録。コースレコードの 43秒台に迫りました。2番手に #23 松浦俊一が続き、#7 佐久間行雄は3番手に。NBクラスは岡澤が 1分51秒351 で制し、小森が続きました。

実はこのレース、2013年から開催されている JMRC 東北 Moty’s ロードスターカップ(RSC)との混走で行われます。こちらは富士スピードウェイで開催されている RSC と同様のレギュレーションで、同じナンバー付でもNA/NB型ではオーバーサイズピストンがOKで、スプリングの変更が許されるなど、チューニングレベルが高いマシンとなっています。

小松は「コーナーでも鋭角にスパッと曲がるRSC車に対して、じわりと曲げていくパーティ車という感じで、動きが違います」とのこと。RSC勢に挟まれるかたちで決勝をスタートすることになり、ひとつ波乱を生む要素が加わりました。

決勝は12時5分から10周で行われました。3月19日の練習会でインストラクターを務めた #0 小原健一が、NA8のRSC車で総合ポールポジションです。パーティレーサーのトップ、NCクラス小松は総合4番手から絶妙のスタートでライバルとの差を拡大。一方でNBクラスの岡澤はクラッチミートに失敗し、これを小森が難なくパスしてリードします。
決勝で最大の注目はNCクラスの2位争いでした。予選は、仙台在住で今回がデビュー戦の松浦が、10年以上のキャリアをもつ佐久間を上回る大健闘を見せました。松浦はスタートも無難にまとめたのですが、4速で回ったオープニングラップの最終コーナーで佐久間があっさりとパッシング。佐久間は3速で回った分立ち上がりの加速で勝ったのです。

ギア選択の間違いに気づいた松浦は、2周目以降は3速に修正するなどして追走。9周目までテールトゥノーズで食い下がります。デビュー戦でこれだけのドッグファイトを演じたことで、2戦目以降のさらなる成長が楽しみになりました。
NBクラスで大きく出遅れた岡澤ですが、さすがに前年王者の貫禄を発揮。徐々に差を詰めて、4周目のハイポイントコーナーでインを開けた小森のサイドにノーズを潜り込ませて逆転。その後は一人旅状態となりました。
NCクラス優勝の小松は昨年、マツダの「Mazda Women in Motorsport Project」1期生に選ばれ、スーパー耐久にデミオで出場するなど、その活動を優先していました。これで一昨年の最終戦以来の通算3勝目ですが、「反省点が多く残ったレースでしたが、チャンピオンを狙います」と宣言。一方でNBクラス優勝の岡澤は「今年は筑波で勝つことが最大の目標です」と、早くも次の東日本シリーズを見据えていました。

北日本シリーズ第2戦は、スーパー耐久と同日の5月15日にNDシリーズ、7月10日にNC/NBシリーズが行われます。いずれも全4戦です。 東日本シリーズは5月5日に茨城県の筑波サーキットで、西日本シリーズは5月28日に岡山県の岡山国際サーキットで戦いの火蓋が切られます。各地のNDシリーズの上位ランキングに入ったドライバーには、12月3日の岡山国際サーキットで開かれる「日本一決定戦」の出場権が与えられます。

Photo & Text by B-sports

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