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日本国内レース

  • 2019/07/30
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ロードスター・パーティレースⅢ北日本第2戦 NDクラスは梅田剛が優勝

7月27日、ロードスター・パーティレースⅢの北日本シリーズ第2戦が宮城県のスポーツランドSUGOで行われました。NDシリーズは64号車・梅田剛が予選2番手から逆転優勝。NCシリーズは86号車の井尻薫、NDクラブマンは35号車の秋山文弘がそれぞれ制しました。


この週末のSUGOは台風直撃の予報もありましたが、土曜のワンデー開催が幸いしたようで、路面はドライコンディションのまま。NCシリーズは8時ちょうどから、NDシリーズとクラブマンは同30分からそれぞれ15分間、公式予選が行われました。

エントリー2台のNCシリーズは東北ロードスターカップ(RSC)の8台と混走です。今シーズンからプライベートで参戦している井尻は今回もトッププロの実力を発揮。アタック2周目に1分45秒927と、開幕戦では切れなかった46秒の壁をあっさりと突破。パワーに勝るカップ勢の間に割って入りました。177号車の松浦俊一は4周連続のアタックで、最後に1分48秒368のベストを記録します。
シリーズ15台とクラブマン1台が混走となったNDクラスの予選では、開幕戦優勝の61号車・杉野治彦が1分47秒410でまずトップに。ところが、NDロードスターのパーティレースが始まった2016年に日本一決定戦を含む7戦すべてに勝利した梅田が、アタック2周目に1分47秒371で逆転。勝負あったかに思われましたが、ピットで1分ほどエンジンを止めてクールダウンした杉野が再度コースイン。渾身のアタックで1分47秒200まで刻んで、ポールポジションを獲得します。
3番手争いも最後は熾烈でした。開幕戦2位の117号車・小松寛子が3番手につけ、最後に自らのタイムを1分47秒863まで削りますが、82号車・兼原洋治が1分47秒846と僅差で上回ってグリッド2列目対決を制しました。以下は1分48秒台で、52号車の古田岬、16号車の上田純司の順で3列目が決定。昨年の開幕戦ウイナーである48号車・高橋光介は7位に沈み、今回唯一の初参戦ドライバー、28号車の石井達也は8番グリッドからのスタートです。なお、クラブマンクラスで参戦した秋山は1分51秒965を記録。全体では15番手です。

予選後、一時雨が降るものの天候は回復に向かい、時おり青空が顔を見せます。NCシリーズの決勝はオンタイムの12時15分にスタートしました。5番グリッドからスタートした井尻は、絶妙のクラッチミートで前の2台を一気に抜き去ります。9番グリッドだった松浦も、オープニングラップでひとつ順位を上げます。
井尻は改造範囲の広いRSC勢になかなか隙を見せませんでしたが、4周目のヘアピンで1台に先行を許すと、6周目にもコースを譲って総合5位のポジションに戻ります。結局、そのままの順位で10周を走りきってチェッカー。開幕戦に続いて2連勝です。松浦は中盤までは総合8位で粘りますが、8周目には全車の後塵を拝する展開となり、さらに9周目にガス欠症状を起こして緊急ピットイン。完走扱いにはなりましたが、苦い経験でした。
井尻は「スタートはうまく決まりましたね。頑張りましたが、やはりカップ勢の皆さんは速いので、先を譲りました。次戦のSUGOは台数が増えると聞いているので、楽しみにしています」と語りました。

NDシリーズとクラブマンの決勝は予定よりわずかに遅れて、13時8分に開始。フロントローの2台はホイールスピンなどで出遅れますが、イン側の梅田がやや先行して1コーナーに進入。2コーナーの立ち上がりでポールの杉野の前に出ることに成功します。 ところがその後方……4番グリッドからスタート直後にひとつ順位を落とした小松がヘアピン先のS字コーナーでハーフスピン。大混乱に陥ります。すぐ後ろにいた高橋は91号車・沢崎祐一と、さらに54号車・岩本忠将は73号車・鈴木篤とそれぞれ接触のアクシデント。高橋は大きく順位を落とし、岩本はピットインして応急修理。沢崎と鈴木は残念ながらリタイアとなりました。

1周目を終えて戻ってきたのは、梅田-杉野-兼原-古田-小松-石井の順でした。その後、トップを争う梅田と杉野、少し離れて3位争いの兼原と古田という2台ずつのバトルと、単独5位の小松という展開に。さらに石井の後方には1周目の混乱で順位を落とした上田が追いついてきて、ここもテールtoノーズ状態です。 トップ争いのうち、勢いがよかったのは2周目に最速ラップを記録した杉野の方。一度は2コーナー進入で並びかけ、終盤にもう一度、馬の背の進入でイン側に飛び込んで逆転を狙いますが、梅田も冷静に対処して先行を許しません。3位争いも見応え十分。新品タイヤだった古田は序盤での逆転を狙ってフルプッシュしますが、ベテランの兼原もノーミスで周回を重ね、終盤には古田のタイヤが音を上げて差が広がります。
梅田は2017年9月に富士で行われた交流戦以来、およそ2年ぶりの参戦ですが連勝記録を継続。これでNDのパーティレースでは9戦全勝です。惜しくも2位に終わった杉野ですが、ランキング1位の座は守ってリードを拡大。3位の兼原は一昨年7月のSUGOでの2位以来、久しぶりのシャンパンファイトを楽しみました。以下、古田が4位、小松が5位に入賞。上田が5周目に石井をオーバーテイクして、6位入賞の最後の枠に滑り込みました。
今年の開幕戦でも3位という実績ある高橋は後半追い上げますが、9位まで。さらに接触のため沢崎、鈴木、岩本の各選手とともにノーポイントの厳しい結果に終わりました。マツダ執行役員で今季から北日本シリーズに参戦を開始した40号車・梅下隆一は、予選11位からひとつ順位を上げて10位で完走。開幕戦は15位でしたが、今回は初めて順位によるシリーズポイントを獲得しました。クラブマンクラスの秋山は総合12位でフィニッシュし、クラス優勝のトロフィもゲットしました。

梅田は「バトルは必死でしたけど、楽しかったです。これでなんとかパーティレースの連勝記録を伸ばすことができました。皆さんのレベルが高いので、次はもう少し練習してからにします」と嬉しそうです。秋山は「内圧を間違えて、予選より1秒以上遅いタイムでしか走れませんでした。まだまだ修行が足りませんね。でもSUGOの表彰台は高くて気持ちよかったです」と笑顔で振り返りました。

パーティレースの次なる戦いの舞台もスポーツランドSUGO。北日本シリーズの第3戦が8月25日(日)に開催予定です。

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