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  • 2021/09/08
  • OTHER(日本)

JDC第7戦 JD3の坂田一也とJD9の太田智喜が優勝

全日本ダートトライアル選手権第7戦が9月5日(日)、福井県南越前町のオートパーク今庄で開催され、JD3クラスでアクセラを駆る坂田一也が3連勝を飾り、JD9クラスでもデミオを駆る太田智喜が今季初優勝を飾りました。


オートパーク今庄は2009年に開設された、ダートトライアルコースとしては比較的新しいコースでテクニカル&ハイスピードなチャレンジングなレイアウトとなっています。近畿と中部圏からのアクセスもよく、全日本選手権は基より、地方選手権もこのオートパーク今庄で開催されています。
第7戦の決勝当日の天候は晴れ。路面はドライながら、ほこり拡散防止のため計6回の散水が行われました。競技は路面の浮き砂利が掃けた第2ヒートが勝負となり、JD3の坂田一也は1本目こそトップから0.709秒遅れの3位となりましたが、2本目は一気に4秒近くタイムを更新、2位に0.419秒差をつける見事な走りで今季3勝目を飾りました。

坂田は「今庄は過去優勝したことがなく正直言って苦手なコースです。車もドライバーも高速ステージが得意なので、今回コース設定はテクニカル区間が長く、散水直後の難しい路面コンディションでしたが、2連勝中という自分のドライビングにも勢いがありました。これで3連勝!!本当に嬉しいです。最終戦タカタもいい結果が出せるように頑張ります」と語っています。


JD9の太田智喜はデミオで5シーズン目の参加、2017年はシリーズ9位、18年6位、19年4位、20年2位と年を追うごとに順位を上げ、今季も第1戦2位、第2戦3位、第4戦5位と確実にポイントを重ねています。この第7戦、1本目は選択したタイヤが路面と合わず、トップから2.204秒遅れの9位と出遅れましたが、2本目はベストマッチし、坂田同様に3.670秒もタイムアップ。2位に0.648秒の差をつけての逆転優勝となりました。今庄では初優勝となる太田は「優勝の要因は攻めの姿勢でスーパードライ用タイヤを使用したことだと思います。勿論、スーパードライ用ではコントロールが難しい箇所もありましたが、そこは丁寧な運転操作を心がけることでカバーできました。今庄のコースは好きですね。他の選手の走りを見ることも容易ですし、コース路面も整備がいきとどいていて、全体の環境を含めて好きです。最終戦は地元テクニックステージタカタ。勝ってチャンピオンを決めたいと思います」と語っています。


今大会は全150台中、4台のマツダ車が参加。坂田、太田以外の結果はJD9にデミオの本道治成が8位、JD1にはマツダ2の河内渉が7位となりました。

次戦は第8戦(最終戦)で10月10日、「テクニックステージタカタ」(広島県安芸高田市)で開催予定です。



Text by K.SUGA&MZRacing Photo by K.SUGA

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