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日本国内レース

  • 2017/04/10
  • OTHER(日本)

全日本ジムカーナ選手権第1戦 PN-1クラスでロードスターが優勝

国内タイムアタック競技の最高峰、2017JAF全日本ジムカーナ選手権第1戦が3月25-26ツインリンクもてぎ南コースで開催され、PN1クラスはロードスターを駆る斉藤邦夫が優勝、SA3クラスでもFD3S型RX-7が上位に入賞しました。

 

マツダ車のエントリーはPN1クラス(新型車両の1600cc以下の2輪駆動)に1.5リッターのロードスターが過去最多の11台、PN3クラス(新型車両の1600cc以上の2輪駆動)に4台のロードスターRF、SA3クラス(年式を問わない無差別級後輪駆動)にFD3S型RX7が7台の計22台が参加、しました。

 

PN1クラスは昨年まではスズキスイフトが主力車種でしたが、昨年のロードスターの活躍からスイフトを上回る参加台数となり今シーズンのPN1クラスの主役となった感があります。昨年からロードスターに乗る斉藤邦夫、小林キュウテン、稲木亨に加え、同じクラスから乗り換えた福田大輔を筆頭に大勢のドライバーがロードスターのポテンシャルやドライビングプレジャーに惹かれ乗り換えてきました。

 

そしてPN3クラスには過去複数回シリーズタイトルを獲得しているレジェンドドライバー天満清がロードスターRFで参戦となり、86/BRZ勢にどう挑むのか注目です。

 

2017年からNクラスが廃止となったため、昨年、FD3S RX-7でN2クラスチャンピオンを獲得した小俣洋平がSA3クラスに転向、葛西悠治、鰐部光二、高橋陽介らFD3Sで戦ってきたメンバーとNSXとの対決という構図です。

 

今回のツインリンクもてぎ南コースは広大な面積を持つフルパイロンコースです。コース設定としては、前半にS字カーブからハイスピード定常円セクション、中盤にテクニカルセクション、ハイスピードコーナーを一個はさみ、終盤のテクニカルセクションという設定となりました。そして話題を集めたのは特大のパイロン!通常のパイロンの何倍あるのかも不明なほどの巨大なパイロンが2箇所設置されドライバーを悩ませ、観客を楽しませてくれました。

 

<PN1クラス>

穏やかな春の日差しで暖かい土曜日の公開練習から一転して決勝の日曜日は肌寒い雨となりました。第1ヒートがウエット、第2ヒートがほぼドライというFF有利と思われる状況の中、シリーズチャンピオン候補筆頭の斉藤が安定の走りで見事優勝、3位に小林、5位福田、6位深川と上位6台中4台をロードスターが占めました。今シーズンはロードスターが大活躍してくれると改めて思いました。

 

<PN3クラス>

激戦のPN3クラスでRFの天満が7位となりました。デビュー直後のRFで煮詰まっている86/BRZ勢に割って入っての7位といきなりポテンシャルの高さを感じさせ今後の活躍が楽しみです。

 

<SA3クラス>

N2から移籍の小俣が土曜から好調で2位、3位に葛西、4位高橋、6位鰐部と4台のRX7が表彰台を占めました。今シーズンもRX7vsNSXに新旧エキシージが入る無差別級後輪駆動クラスの戦いに注目です。

 

 

第2戦は4/22-23エビスサーキット西コースで開催されます。

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