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  • 2017/04/29
  • OTHER(日本)

全日本ジムカーナ第2戦 PN-1クラスでロードスターが上位独占

全日本ジムカーナ選手権第2戦が4月22日~23日にかけてエビス西コースで行われ、PN-1クラスのロードスターが上位4台を独占する強さを発揮しました。

 

会場となったのはエビスサーキット西コースのメインストレートと1コーナー、2コーナー区間、それとメインストレートと平行する裏ストレート部分とのショートカットを使ったコースです。特徴としては高低差が大きく、ほぼ全域でアップダウンがあること、低速コーナーとスピードの乗る直線、逆バンクでのサイドターン、進入にきつめの規制が設けられたゴール前の360度ターンと難易度の高いコース設定となりました。

 

マツダ車からのエントリーはPN1クラスにNDロードスターが10台、PN3クラスに3台のロードスターRF、SA3クラスにFD3S型RX-7が4台の計17台となりました。

 

昨年まではスズキスイフトが上位を占めていたこのPN1ですが、最近ではロードスターでなければもはや勝てなくなってきた感があります。今回もロードスター同士の優勝争いになりました。開幕戦優勝の斉藤邦夫が安定した走りでベストタイム、2番手福田大輔、3番手地元東北の上野健司となりましたが、再車検で上位2台が失格となり上野が地元で嬉しい全日本初優勝を飾りました。初優勝の上野は「先輩や周りの方のおかげです。周りの方が喜ぶ姿を見て、嬉しさが充満してきました。ロードスターは仕上がってくればとても良いパフォーマンスをしてくれて、全てのコーナーが大好きになります。ロードスターは最高!」と興奮して話してくれました。2番手小林キュウテン、3番手深川敬暢、4番手稲木亨と上位4台をロードスターが占めました。

 

86/BRZが主力で参加台数の最も多い激戦のPN3クラスにロードスターRFで参戦する天満清が4位に入賞しました。天満はロードスターRFでの参戦は今回が2戦目、マシンの熟成もまだまだの状態での上位入賞と今後の活躍を期待させてくれる入賞です。86/BRZ勢に追いつき追い越す日を期待して待ちたいと思います。

 

NSX、新旧ロータスエキシージ、RX-7などが混走するSA3クラスでは3位に小俣洋平、4位に葛西悠治が入賞しました。開幕戦、第2戦ともにNSXの後塵を拝しているので第3戦以降のRX-7勢の巻き返しに期待したいと思います。

 

第3戦は5月22日~23日に名阪スポーツランドで開催されます。

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