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日本国内レース

  • 2015/09/08
  • JRC

岡田デミオ、JRC第6戦モントレーでJN3クラス3勝目

8月28日〜30日に群馬県吾妻郡嬬恋村周辺で行われた全日本ラリー第6戦「モントレー2015 in 嬬恋」(ターマック)で、岡田孝一/大久保叡組のマツダデミオがJN3クラスで優勝しました。

モントレーは、今年も群馬県吾妻郡嬬恋村の「パルコールつま恋リゾートホテル」を拠点に開催。嬬恋高原キャベツが有名なエリアだけに、標高800m〜1400mの高地で戦われます。また拠点のホテルは、冬季の雪上走行会などの開催にも積極的に協力し、モータースポーツを全面的にサポートしているホテルです。車両はJN3クラスに4台、JN2クラスに1台のデミオが参加しており、昨年の同ラリーが集中豪雨によってリタイア続出だったため、今年は主催者によりSタイヤの使用が禁止されました。よって、全クラスでラリータイヤもしくは市販ラジアルタイヤでの走行となっています。

デイ1は早朝からの雨に、JN3クラスでポイントリーダーである岡田孝一/大久保叡組は、ラジアルタイヤを選択。ステージによって雨脚が強くなったデイ1でしたが、トップで初日を終えました。デイ2スタートに岡田さんは、ラリータイヤを選択。その結果、SS12、16、17でベストタイムをマーク、また初日3位で同じくラリータイヤを選択した鷹野健太郎/尼子祥一が、SS11、15でベストタイムを奪い取るものの、岡田さんはトップをキープし、第2戦久万高原以来となる今季3勝目を獲得しました。鷹野も第5戦福島MSCCに続き2戦連続での2位入賞。以下、デミオはJN3クラスで#47内藤学武/小藤桂一組が4位、#46木村謙治/沼田晴代組は6位、#55 加藤祐介/藤上亘組がJN2クラスで4位という結果となりました。

以下、JN3クラス優勝の岡田さんからのコメントです。「今回のラリーは通常のSタイヤの使用が規制され、一般ラジアルタイヤでのラリーとなりました。デイ1は生憎の雨、路面はウエットのうえSS1は超ハイスピードのパノラマライン。初めて履くラジアルによるウエット路面に手こずり、4番手スタートとなりました。しかし、私の回路から”滑る恐怖感”を排除し、ネジを締め直して、その後のSSは6つのトップタイムを出しなんとか2位に9.7秒差の1位でデイ1を終了しました。翌デイ2は、なんと前日より酷い土砂降りの雨、路面はウエットと言うより道が川、しかもコースの半分近くがグラベルとなるため、迷わずラリータイヤをチョイス。結果、このタイヤチョイスは大成功でした。 土砂降りの雨の中でも舗装もダートも楽しく走る事が出来、1ループ目もトップをキープ。ただし結果は2位だったので、若干23歳(我が子より若い)のコドラが”デイ2も1位でデイポイントも満点で優勝したい”と言ってきたので、2ループ目はスイッチを入れ替え攻めました。上がってみれば、2位に47秒ほどの大差でフィニッシュ。これで、前戦のガソリンタンクに穴が開いてリタイアしてしまった鬱憤を晴らすことが出来ました。応援くださった皆様、本当にありがとうございました」

次戦9月18~20日に開催されるRALLY HOKKAIDOもデミオの活躍に注目です。

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