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日本国内レース

  • 2023/03/21
  • S-Tai

S耐開幕戦、新体制の88号車ロードスターがポールトゥーウィン

3月18日〜19日、鈴鹿サーキットで、「ENEOS スーパー耐久シリーズ2023 Powered by Hankook」第1戦SUZUKA S耐5時間レース」が行われ、88号車村上モータースMAZDAロードスター(村上博幸/吉田綜一朗/有岡綾平/岡本大地)がポールトゥウィン、3位にはTEAM NOPROデミオディーゼル(西澤嗣哲/大谷飛雄/小西岬/野上敏彦)が入賞しました。

いよいよ開幕を迎えたS耐。鈴鹿大会には、マツダ車9台がエントリーしています。これまでのST-5クラス、ST-Qクラスに加えて、今シーズンからOVER DRIVEがロードスターRFでST-4クラスに参戦。各クラスにおいて様々な車種が走るS耐ですが、今年はマツダ車だけでも5車種が参戦しており、バラエティに富んでいます。公式予選が行われた土曜日は、午前のフリー走行の時間に雨が降り、午後も路面は部分的に濡れた状態。そんな中、予選では、88号車がポールポジションを獲得しました。88号車は今シーズンから、吉田綜一朗がBドライバーで加入。また、Cドライバーには有岡綾平、Dドライバーには岡本大地と、20代の若手3名が鈴鹿戦ではタッグを組んでいます。2番手には、65号車OVER DRIVEロードスター(外園秋一郎/太田達也/伊藤裕仁/丹羽英司)、3番手に50号車LOVEDRIVE RACINGロードスター(伊橋勲/大井貴之/藤井順子/國沢光宏)が続きます。

11時50分に決勝レースがスタート。88号車はスタートをミスなく決めて、2番手との差を広げていきます。序盤で3番手に出た17号車デミオディーゼルは好ペースで2番手まで順位を上げていきました。レース開始から1時間が経過したころ、コース上にストップするマシンが現れます。FCY(フルコースイエロー)が出されましたが、その後SCランに切り替わります。S耐では、FCY中のピットインが認められていない一方で、 SC中はピットロードがオープンになります。給油やタイヤ交換を行うチームが多いタイミングであったため、ピットは大混雑となりました。上位を走っていた88号車は、隣接するピットのマシンとの間隔が取れず、ピットアウトの際にタイムロスしてしまいます。一方、このSCにより、1周目に今シーズンから規定されたジェントルマンドライバーのハンディキャップを消化するためにピットへ入り、序盤に順位を下げた72号車の日本自動車大学校ロードスター(山野哲也/金井亮忠/野島俊哉)は、ハンディによる差を縮めて上位争いに食い込みます。3番手スタートの50号車は、大井がスタートドライバー。しかし、無線の不調や燃料切れによりのちに大きく後退しました。

レース終盤、ST-5クラス上位争いは一層激しくなります。88号車ロードスター、17号車デミオディーゼル、72号車ロードスターの3台で、3ワイドになる場面もありました。ストレートスピードで優る17号車が前に出て、後方では、第1コーナーで山野駆る72号車が88号車をオーバーテイク。前を走行している17号車に追いつき、背後からプレッシャーをかけます。そんな2台は、そのままバトルを繰り広げて130Rを抜けた際に接触。このアクシデントにより72号車は大破し、レースは残り40分のところで赤旗終了となります。72号車の山野はその後鈴鹿市内の病院へ搬送されましたが、無事がチームからアナウンスされています。レース終了後の裁定で、17号車には40秒加算のペナルティが課せられ、88号車の優勝、17号車の3位が決まりました。120号車の倶楽部 MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER(樋口紀行/杉野治彦/織田祥平/箕輪卓也)は、マツダのチャレンジプログラムによって、ドライバー2名が新たに参加。初戦ながら5位入賞を果たしています。旧型のDEデミオで参戦している37号車TEAM NOPRO(加藤芳皓/野上達也/川名賢)は、11位でレースを終えました。

一方、ST-4クラスにエントリーした66号車OVER DRIVEロードスター貫戸幸星/猪股京介/大野尊久/阪口良平)は、レース中盤にオーバーヒートの症状が現れたため、ピットガレージでの作業が行われます。チームは修復のために様々な手段を試みましたが、復帰することなくレースを終えました。チーム代表の武地孝幸は、「目標とするタイムは達成できました。しかし、長い時間を走行するテストができていなかったので、次戦の富士24時間レースに向けて対策を行っていきたいです。今後、SUGOや岡山といったコーナーが多いサーキットでは、ロードスターRFの強みを特に発揮できるのではないかと考えています」、と語っています。

ST-Qクラスに参加している55号車MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept(寺川和紘/井尻薫/関豊/前田育男)は、鈴鹿戦に向けて繰り返しテストを重ねてきました。土曜の予選後は、決勝レースでの完走に向けて、メカニックとエンジニアが深夜までメンテナンスと駆動系の確認作業を行いましたが、問題ないことが確かめられ、万全の準備で翌日の決勝レースに臨みます。決勝レースでは、4人のドライバーが予定通りのスティントをこなし89周を走行してノントラブルで完走を果たしています。

S耐、次戦はいよいよ富士24時間レースです。マツダ車は5年連続でST-5クラス優勝を達成しており、本年の活躍にも期待がかかります。

2023年S耐第1戦鈴鹿5時間レース記録動画 (YouTube 7’02”)

Text & Photos by MZRacing

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