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  • 2022/01/17
  • OTHER(日本)

MAZDA RX-VISION GT3 CONCEPTがJEGT 2021シリーズ表彰台を独占 

1月15日、幕張メッセでeモータースポーツ競技大会、「AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2021 Series TEAM BATTLE GRAND FINAL」が開催され、01号車 EVANGELION e-RACING with 広島マツダ(宮園拓真/龍翔太郎/山中智瑛)が優勝、105号車TC CORSE SPK e-SPORT Racing(深谷諄/鍋谷奏輝/菅原達也)が準優勝しました。この結果、01号車は2021年シーズンのシリーズチャンピオンと、シリーズ優勝賞金200万円を獲得。105号車が準優勝、第3位は54号車TC CORSE Esports MAZDA(佐々木唯人/稲葉隼平/坪井俊介)となり、MAZDA RX-VISION GT3 CONCEPTが2021シリーズ表彰台を独占しています。

今回の大会は、幕張メッセで行なわれた「TOKYO AUTO SALON 2022」の付帯イベントとして開催。普段はバーチャルで競っている選手たちが実際に集まってレースを行なう、初のオフライン開催となりました。チャンピオンを決定するグランドファイナルは、これまで行われた団体戦のシリーズポイントランキング上位10チームという狭き門となっています。このうち、MAZDA RX-VISION GT3 CONCEPTは、4台が参戦しました。
決勝レースのコースは、スパ・フランコルシャン(ベルギー)で全長は約7kmと長く、全開走行の多い高速コースです。一方で、バスストップシケインなど、テクニカルな低速コーナーも配置されています。 大きな特徴として、ステージ上では実際にドライバー交代が行なわれます。ドライバーはピットイン後、完全停車ののち、所定のラインの内側で待機している次のドライバーと交代。その後ピット作業ボタンを押すといったレギュレーションです。また、これらには違反時のペナルティも設定されています。大会前の練習走行時間などでは、ドライバー交代の練習をするチームが多く見られました。

予選スーパーラップは、大会開催前の1月7日にオンラインで行なわれ、105号車がポールポジションを獲得していました。初のオフライン開催会場となった幕張メッセイベントホールには、世界屈指の実力を持つドライバー達の熱いバトルを期待し、多くの観客が駆けつけました。また、大会の様子はこれまで同様、ライブ配信が行われています。 105号車を先頭に、ローリングスタートで15周のレースがスタート。レースはクリーンにスタートし、まずは全10台が第1コーナーを通過していきます。1周目から、2番手スタートの01号車が105号車を猛烈な勢いでプッシュ。2台のMAZDA RX-VISION GT3 CONCEPTがレースを盛り上げます。
さらにそこへ追いついてきたライバルとスリーワイド状態となり、その様子には会場から歓声と拍手が起こりました。3周目、スリップストリームを利用した01号車が105号車をオーバーテイクし、トップとなります。大会で使用されているPlayStation4ソフトウェア、「グランツーリスモSPORT」においてスリップストリームは、前車との差が0.75秒以内の場合に発動し、車速を上げることができます。引き離そうとする01号車とそこへ食らいつく105号車。この2台の先頭集団は終盤まで一歩も譲らないバトルとなります。11周を終えたタイミングで同時にピットイン。ともにタイヤはミディアムタイヤからハードタイヤへ交換します。この時01号車は、105号車に対してスリップストリームの効かない範囲までリードを広げてピットアウト。そのままリードを維持しチェッカーを迎えました。
シリーズランキング2位で今回のレースに臨んだ54号車は、佐々木唯人が1名のドライバーが走行できる最大周回の7周を単独走行する戦略を実行しピットイン。4位でレースを終えました。777号車のD’station Racing(辻村亮介/高橋拓也/森本健太)は、5位完走を果たしています。

【01号車 ドライバー山中智瑛さんのコメント】
「最初のスティントを担当した宮園選手、そして前に出てピットに入ってくれた龍選手。それがドライバー交代のあとスリップストリームに入れささせなかった要因です。全員のチームワークが揃った結果だと思います。JEGTは日本で最高のeモータースポーツ大会です。ぜひみなさんチェックしてみてください」

【01号車 佐々木孝太監督のコメント】
ドライバーはかなり実力があるメンバーが揃っていて開幕戦は順調でした。しかし、第2戦でのスッキリしない部分があり、その後ミーティングしてチームがひとつになるようまとめていきました。今回は、オフライン開催ということで、ドライバー交代があります。ヘッドセットのイヤホンジャック差し替えなど、アナログ的な部分の対策や工夫を行いました。そこには、リアルレースでの経験もフィードバックしています。その結果、最後はピットアウトで差をつけることができました。実は、後半は燃料残量に不安で、最後はエンプティーランプが点灯していたため、ドキドキしながらチェッカーを見守っていました。3人の個性が出た素晴らしいレースだったと思います。特に、セカンドスティントの龍選手の走りからは気迫を感じました。一度抜かれましたが、抜き返してミスなく次のドライバーへ繋いだ、彼の執念が伝わってくる走りでした。

JEGT 団体戦決勝記録動画 (YouTube 3’17”)

Text & Photos by MZRacing

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