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日本国内レース

  • 2021/09/20
  • S-Tai

ロードスター66号車が鈴鹿5時間を制してST-5チャンピオンに王手

9月18日〜19日、鈴鹿サーキットで、「スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook第5戦SUZUKA S耐」が開催され、ST-5クラスで66号車のodula TONE MOTULロードスター(武地孝幸/太田達也/大野尊久/猪股京介)が優勝、456号車 odula Star5ロードスター(橋本陸/貫戸幸星/大崎達也/勝木祟文)が2位、50号車 LOVE DRIVE ロードスター(山西康司/篠田義仁/松村浩之)が3位表彰台に上がりました。

鈴鹿サーキットでの開催は2年ぶりとなるS耐。ハンコックタイヤにワンメイクサプライヤーが変更となってからは、初めての鈴鹿ラウンドです。今回マツダ車は8台が参戦しました。土曜日は、近畿地方へ台風の直撃が予想されていたため、予選のスケジュールが変更になります。午後からは台風一過の晴天。路面のコンディションが回復していく中での走行となりました。ここまで今季2回のポールポジションを獲得している456号車、ポイントリーダーの66号車、前戦のオートポリスで初優勝した50号車、好調な72号車NATSロードスター(金井亮忠/山野哲也/猪爪杏奈)と、4台のロードスター勢が速さをみせ、456号車が今季3回目のポールポジションを獲得します。2番手には72号車、3番手には66号車が続きます。今回、72号車には、スーパーGT、グローバルMX-5カップへの参戦経験もあり、全日本ジムカーナチャンピオンの山野哲也さんが参戦。山野さんと72号車のチーム監督である猪爪俊之さんは、かつてジムカーナでチャンピオンを争ったライバルです。山野さんは、「今まで色々なクルマで鈴鹿を走りましたが、ロードスターは、ハンドリングが楽しいマシンです。用意してくれたマシンのセッティングも非常に良かったです。猪爪監督は洞察力と想像力が優れていて、自分と感覚が合っていると思います。チームへは今まで僕が経験してきたことを伝えて、強くなってくれたら嬉しいです」とコメントしました。

日曜日の決勝レースは、11時30分にフォーメーションラップがスタート。サーキットは、雲ひとつない快晴となりました。レース序盤、まずは4番手からスタートした50号車が、一気に前へ出てレースをリード。66号車、72号車もそれに続き、ポールポジションスタートの456号車は4番手に順位を落とします。レースが進むにつれ、他クラスではタイヤトラブルなどが発生し始めるものの、セーフティカーラン(SC)やフルコースイエロー(FCY)となる大きなアクシデントはなく、クリーンなレース進行が続きました。やがて、66号車がトップに立ち、72号車、50号車、456号車が追う展開となります。4台は、2分35秒台のハイペースでのレースを続けました。99周目に72号車がトップへ浮上し、初優勝にむけて、ピットは期待が高まりました。72号車は山野、456号車はAドライバーの橋本、50号車は山西がスティントを担当していました。しかし、72号車は107周目に給油のためピットイン。首位争いからは離脱します。トップを守りたい66号車と、猛追する456号車のバトルは、わずか3秒の僅差で66号車が勝利しました。
一方、2019年の鈴鹿で優勝している37号車 NOPROデミオSKY-D(井尻薫/吉岡一成/関豊/野上達也)は、着実に順位をあげていましたが、レース後半にピットレーンでの作業を終えてスタートしようとした際にトラブルが発生。リスタートを果たすも、7位でレースを終えました。同じく、チームNOPROの17号車デミオ(大谷飛雄/井上雅貴/野上敏彦/加藤芳皓)は6位、78号車LOVE DRIVE ロードスター(藤井順子/Jco IINUMA/竹ノ内宏樹)は9位、103号車のHM RACERS(佐々木孝太/吉田綜一郎/妹尾智充)は、他クラスのマシンと接触するアクシデントによってトラブルを抱えることとなり10位完走を果たしています。

OVER DRIVE 66号車の代表、武地孝幸さんは、「今回の鈴鹿は、厳しいレースになると思い、パワーより燃費を意識した準備をしてきました。最初に乗った太田さんも、最後の猪俣さんも、ペースをあげられたものの、燃費を意識した走行で頑張ってくれました。結果、給油を1回少なくすることができたのが勝因です」と満足そうに語りました。

S耐のシリーズランキングポイントは、年間6戦中5戦が有効ポイントとしてカウントされます。ここまでの5戦全てで表彰台に上がっている66号車は、今回もポイントを獲得したことでST-5クラスチャンピオンへ王手をかけました。66号車は3位以上、2位の456号車は、次戦岡山でのポールトゥウィンが自力でのチャンピオンの獲得条件となります。11月に開催される最終戦岡山も、予選から白熱した戦いが予想されます。

■動画レポート 以下のリンクからご覧ください。
2021年S耐第5戦SUZUKAスーパー耐久5時間レース記録動画 (YouTube 7’25”)

Text MZRacing,Photos by S.Aso & MZRacing

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