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日本国内レース

  • 2019/07/18
  • OTHER(日本)

ジムカーナ第7戦 PN1は小林規敏が今季2勝目を挙げる

全日本ジムカーナ選手権の第7戦が7月14日、愛媛県のハイランパークみかわで開催され、PN1クラスは第5戦で優勝した小林規敏が2勝目を挙げシリーズ2位に浮上。2位は高屋隆一、3位に深川敬暢が入りました。ポイントリーダーの小俣洋平は10位と下位に沈んだため、チャンピオンの可能性を残すのは、小俣洋平に加え、小林規敏、深川敬暢、福田大輔の4名に絞られました。PN3クラスではロードスターRFの内田敦が3位を、SA3クラスでもRX-7の藤井雅裕が3位でそれぞれポディウム入賞を果たしました。


第7戦の舞台は愛媛県南部のハイランパークみかわ。美川スキー場跡地の駐車場を利用したコースで、全日本ラリーの久万高原ラリーのスタートもここで開催されています。天候は朝は曇りでしたが標高1100mの高地で梅雨時期という条件のためか、PN1がスタートする前から雨が降り始め、路面はウェット状態となりました。コースはフルパイロンコースながら前半が高速セクション、後半がテクニカル主体でフィニッシュライン前に270度ターンが入るやや難しいレイアウト。気温は20度程度と涼しく、天候もその後降ったりやんだりを繰り返す不安定な状況でエントラントを悩ませました。


PN1クラスは12台のロードスターがエントリー。第1ヒートは小林規敏が1分21秒241でトップタイムをマーク、2番手に0.413秒差で高屋隆一。第2ヒートでもただ一人1分21秒台を刻んだ小林規敏が両ヒートともトップタイムで完全優勝を決めました。これでシリーズポントを79に伸ばし小俣洋平に27ポイント差まで迫りました。今回も3位入賞と常に安定した走りを見せる深川敬暢が65ポイントでシリーズ3位、福田大輔は2本ともパイロンタッチペナルティでノーポイントとなり、61ポイントのまま。ポイントリーダーの小俣洋平も1本目がミスコース、2本目はパイロンタッチで1ポントを加えるにとどまりましたが、106ポイントでチャンピオン最有力候補であることに変わりはありません。

小林は「今回はライバル勢のミスに助けられた感じです。2本ともターンセクションでミスしましたし、タラレバになりますが、ノーミスであれば1分20秒台がマークできたと思います。今回の優勝でチャンピオンの可能性は残りましたので、残り3戦へのモチベーションは上がります。小俣さんの絶対優位は変わりませんが、攻めて攻めて、1つでも勝ち星を挙げていきたいですね」

一方の小俣は「また、やってはいけないミスを連発してしまいました。練習走行ではフィーリングもよかったし、タイムも出ていたので、ここで勝ってチャンピオンを決めるつもりでしたが、まだまだですね。メンタル面を含めて、修行しなおしです。次戦のSUGOは昨年RX-7で1回しか走っていないの何とも言えませんが、勝ってチャンピオンを引き寄せておきたいですね」と語っています。


PN3には15台中5台のロードスターRFがエントリー、今季初エントリーの内田敦が2位と0.2秒差で3位表彰台を獲得。難波眞が4位で今季最上位入賞、6位までのポディウムにRFユーザー2名が並びました。シリーズランキングは今回8位入賞の磯野剛治が5位をキープしています。


また、SA3クラスはRX-7を駆る藤井雅裕が3位ポディウム。4位に有田光徳、6位に野本栄次のRX-7が入賞。こちらも3名のRX-7ユーザーがポディウムに並びました。


第8戦は8月4日(日)にスポーツランドSUGOで開催されます。



 Text by MZRacing photo by CINQ

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