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日本国内レース

  • 2017/11/07
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NDシリーズ東日本王者、辻かずんどが4連勝でMAZDAカップも手中に

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2017年のロードスター・パーティレースⅢを締めくくる東日本シリーズの最終第4戦が、茨城県の筑波サーキットで11月5日に開催されました。雨や台風に見舞われた10月の週末とは打って変わって、絶好のレース日和です。NCとNBのシリーズ、さらにNDとNCのクラブマンの合計25台による第1レースの予選が9時15分から、NDシリーズ27台による第2レースの予選が9時35分から、それぞれ15分間で行われました。

 

すでにNDシリーズのチャンピオンは74号車の辻かずんど、NCシリーズは75号車の入江直に決定済み。NBシリーズは165号車の岡澤清英がポイントリーダーで最終戦を迎えています。各地区を通じたNDとNCの両シリーズの年間最優秀者に贈られるMAZDAカップもNCシリーズは入江に確定済み。一方で辻は、NDシリーズでゲットするためには今回の優勝が条件です。

4クラス混走の第1レースの予選で総合トップになったのは、NCシリーズに出ている14号車のTAKASHI KOSUGE。アタック1周目に叩き出した1分8秒225を誰も上回ることができず、さらに最後に8秒144までタイムを削って堂々のポールポジションです。チャンピオンの入江が0.418秒差で2位、15号車の亀山晃代が3位、さらに北日本NCシリーズ王者の7号車・佐久間行雄と続きます。NCクラブマンは199号車の佐多雄二が、粘りの走りで12周目に出した1分10秒224でトップに出ます。またNDクラブマンは123号車の泉多美宏が1分10秒546、NBシリーズは165号車の岡澤清英が1分11秒362で、それぞれクラスのトップタイムをマークしました。

 

第2レースの予選では、チャンピオンの辻がいきなり1分9秒502を出してリーダーボードの最上段に躍り出ます。これを追って、78号車の出来利弘が1分9秒734から9秒643、9秒453とタイムを削っていきますが、辻もピットインを挟んで事実上2回目のアタックで1分9秒246とポールを確定。しかしながら昨年のチャンピオン、梅田剛の持つコースレコードの9秒238には、わずか1000分の8秒ですが届きませんでした。以下、72号車の岡原達也、128号車の小川勉、103号車の松尾康博、91号車の沢崎祐一、19号車の古宮正信、93号車の細井明宏と続き、8位の細井までが1分9秒台という接戦となっています。

 

決勝第1レースは、オンタイムの13時に25台が一斉にスタート。NCシリーズの上位陣では4番グリッドの佐久間が第1ヘアピン手前で3号車の三谷貴一郎に先行を許してしまい、NBシリーズでもトップの岡澤が96号車の小森晴夫にダンロップコーナーで並ばれて順位が逆転します。このレースを終始リードしたのはポールスタートのKOSUGEと、予選2番手の入江の2台のNCシリーズ勢。入江が最終コーナーで一瞬並びかけるのですが、パッシングにまでは至りません。最後も0.145秒という僅差ですが、KOSUGEが逃げ切って初優勝を果たしました。以下は亀山、三谷と続き、規定によりこの4位までが入賞となりました。なお、亀山は東日本シリーズBest Over 50賞も獲得しています。

NBシリーズは昨年の北日本・東日本のダブル王者、岡澤が5周目の1コーナーで小森を捉えて逆転。前日が結婚式&披露宴だったという長野在住の岡澤が、同伴した新妻の前で優勝と3年連続のタイトルを確定させました。2位の小森までが入賞です。またNCクラブマンは佐多が予選でのアドバンテージを生かして大差での逃げ切りに成功し、第3戦に続いて2連勝を飾ります。

第1レースでは最多の10台がエントリーしたNDクラブマンクラスは、シリーズ戦での優勝経験をもつ泉が順当に逃げ切って優勝。2位にも実力者の27号車・ISHIKAWAが続きました。最終ラップのゴール直前でハプニングが起きたのが3位争いで、115号車の関上佳久が痛恨のスピンアウト。僅差で追っていた121号車の河村恭平が表彰台に滑り込み、4位の120号車・木村幸弘、5位の31号車・星野辰二までが入賞となりました。

今年デビューで嬉しい初優勝と東日本シリーズBest Rookie賞を獲得したKOSUGEは「やっと勝てました。前回の教訓を生かして、ミスをしないように心がけました」と嬉しそうです。岡澤は「チャンピオンは取れましたが、今年もコースレコード更新ができなかったのが心残りです」とのこと。今回が2勝目の佐多は「前回は雨でタナボタという感じもあったので、今回の方が達成感があります」とコメントしました。泉は「勝つのは気分がいいですし、新しいアドレナリンのタイヤが好きになりました。来シーズンもこのタイヤで戦いたいですね」とお気に入りの様子です。

 

第2レースの決勝は、予定より少し遅れて13時41分にスタート。159号車のイシカワがグリッドにつくことができず、26台での戦いになりました。ポールポジションの辻はやや出遅れましたが、なんとか先頭を守って1コーナーを通過していきます。しかし、予選2番手だった出来がピタリと追走して、最終コーナーではイン側に並びかけることに成功。これで順位が変わるかと思われました。しかしながら、ここから辻がサイドbyサイドのまま、踏ん張ります。1コーナー進入で思い切りブレーキを遅らせてなんとか回りきり、次の第1ヘアピンまで並走状態をキープ。出来も辻の走るスペースを確保するグッドマナーで応戦しますが、ここで再び辻の先行を許す展開になってしまいました。

3番手以降もスタート直後に異変が起こります。予選6位の松尾はトラクションコントロールをONのままスタートしてしまい、後続の沢崎と古宮に抜かれてしまいます。さらに2周目の1コーナーでは小川が岡原のインサイドに潜り込み、3位と4位が入れ替わります。これで上位陣の争いはほぼ落ち着いて、トップグループは辻、出来、小川、岡原の4台に集約。少し離れて沢崎、古宮、松尾という5位争いの第2集団という図式になりましたが、レース半ばの8周目あたりに2番手追走中の出来に「ドライブスルーペナルティ」が提示されました。スタート時の停車位置違反とのことで、これで出来は戦線を離脱します。

これで辻のリードは約1秒から約6秒に一気に広がり、4戦4勝のパーフェクトでタイトルに華を添えるとともに、各地区のNDチャンピオンの中でも交流戦を含んだ成績が最上位となったため、MAZDAカップも獲得することになりました。以下、小川と岡原が表彰台に立ち、4位の古宮、5位の沢崎、6位の松尾までが入賞となりました。

辻は「スタートのエンジン回転は高すぎて、タイヤの内圧は低すぎて、序盤はダメダメでしたね。でも、並んだ時の出来さんはフェアでありがたかったです。今年はいいセッティングで戦えたのが勝因ですね」と、感謝の弁で締めくくりました。

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