MZRacing マツダモータースポーツ情報サイト

日本国内レース

  • 2016/10/01
  • RPR

北日本NCシリーズの最終戦は森山晃正が堂々の今季2勝目

Tweet about this on TwitterShare on FacebookShare on Google+Pin on PinterestEmail this to someone
宮城県のスポーツランドSUGOを舞台に、今年から北日本シリーズとして独立したロードスター・パーティレースⅢ。9月25日には今シーズンを締めくくるNC/NBシリーズの最終第4戦が行われました。
今回は「全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦」というビッグレースのサポートイベントとしての開催。パドックには大型のトレーラーがところ狭しと並び、イベントも盛りだくさんで賑わいを見せていました。最終戦のエントリーはNC6台、NBは1台のみとなりました。この時点で、NBシリーズは3連勝中の ♯165 岡澤清英のチャンピオンが決定しています。また、今回は第2戦までと同様にJMRC 東北 Moty’s 杯ロ ードスターカップ(RSC)との混走となり、合わせて10台で争われます。

7時45分からの公式予選は15分間です。レース日和の晴天となりましたが、路面は前夜の雨でウェットのまま。もしビッグレース開催日でなければ、もう少し遅い時間で路面が乾いていたでしょう。これが明暗を分ける結果になりました。

アウトラップでいきなり第2戦優勝の ♯64 森山晃正がS字で半回転。さらにNCのポイントリーダーの ♯7 佐久間行雄もアタック1周目に同じところでスピンして、左側をガードレールにヒット。幸いダメージは 軽くて走行を続けることができましたが、「完走すればタイトル獲得」という佐久間のペースは最後まで上がりません。徐々に路面が乾いてきた5周目あたりから、各車が続々とベストを更新し始めます。ここでトップに躍り出たのが森山。実は序盤でもう一度、90度のハーフスピンを犯したことで気持ちをリセット。「いつも突っ込みすぎるところを抑えたのがよかったかも……」と、1分49秒624でNCクラスのポールポジションを獲得します。

これに続いたのは ♯23 松浦俊一と ♯144 岩本忠将。ふたりの地元勢は木曜日のSUGOでウェット路面の走行を経験済み。サーキットに近いアドバンテージをいかした格好です。以下は北日本シリーズ初参戦の♯86 小林学、NBクラス唯一の参戦となった岡澤、紅一点の ♯54 小松寛子、佐久間の順。第1戦と第3戦をポール to ウィンで勝っている小松はドライ路面を想定して、左右逆履きのタイヤで臨んだのが裏目に出ました。

決勝は12時20分の予定をわずかに遅れてスタート。どんどん日差しが強まって、路面はすっかり乾き、気温も上がっています。NCトップの森山は抜群のスタートで、フロントローのRSC勢の間に割って入りますが、ここは無理せずに1~2コーナーで一度引きます。この隙にイン側の松浦に並ばれたのが唯一のピンチでした。
これに続く下り坂の3コーナーでは逆にイン側になることをいかして、NC勢トップの座を確定させます。その後は一度も後方から脅かされることなく、森山は10周のレースをポール to ウィン。第2戦では2番手でフィニッシュした後に、ライバルが黄旗区間追い越しのペナルティを受けての繰り上がりだったのですが、今回は実力でもぎ取った優勝です。

決勝で見せてくれたのは、予選ではNBの岡澤にも後塵を拝した小松。スタートでRSC勢を含めた2台をかわすと、1周に1台ずつ抜くようなペースで、早くも4周目にはクラス3位に躍り出ます。さらに前方の岩本にもコンマ差まで詰め寄りますが、ここは岩本が粘って2位を死守しました。

この2位争いの後方では、予選で出遅れた佐久間が松浦を追いますが、こちらもわずかに及ばず。しかし戦闘意欲が復活した佐久間は、2周目に1分47秒703 というこの日の最速ラップタイムを叩き出して、チャンピオンの意地を見せました。序盤は集団の中でバトルした小林ですが、6周目のハイポイントでスピンして脱落。そしてNBの岡澤も無事に完走して、4戦全勝でチャンピオン獲得に華を添えました。

ちなみにレース後は8月31日に婚姻届けを出し、来月に挙式を控える森山を真ん中に全員で記念撮影して祝福しました。今季は2回の参戦で2勝と勝率10割の森山は、「SUGO は大好きなので来年はもっと出たい」とコメント。初めてポディウムに立った岩本は、「今回はコース攻略をシミュレーションした成果が出たと思います」と素直に喜び、3勝目を逃した小松は、「やはり逆履きのタイヤは今ひとつでしたね」と悔しさをにじませました。

ロードスター・パーティレースⅢの北日本シリーズは、これですべての日程を終了。同じ日に富士スピードウェイでの特別戦が行われた結果、NDシリーズは ♯56 鎌倉裕貴のチャンピオンが確定しました。ま た、お伝えしたようにNCシリーズは佐久間、NBシリーズは岡澤が王座を獲得。さらに北日本 Best Over50 賞にはNDシリーズ2位でもある ♯82 兼原洋治、北日本 Best Rookie 賞には ♯4 岩岡万梨恵が輝きました。

今季のパーティレースⅢの残る日程は、10月22日の西日本シリーズと 11月13日の東日本シリーズのいずれも最終戦、そして12月3日の岡山における日本一決定戦となります。

Text&Photo by B-sports

PAGE TOP

©  MZRacing. All Right Reserved.

サイトマップ