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  • 2019/10/02
  • OTHER（海外）

マツダUSA、MAZDA3 TCRを発表

10月1日、マツダUSAは、モータースポーツプログラムの最新マシンであるMazda3 TCRレースカーを発表しました。Mazda3 TCRは、2020年のIMSAミシュランパイロットチャレンジシリーズに参戦します。デビューレースは、2020年1月26日、デイトナ24時間レースウィークのサポートレースとして開催される4時間の耐久チャレンジとなります。

最新のMazda3ファストバックの印象的なデザインをそのままに、Mazda3 TCRは特徴的な「魂動– Soul of Motion」デザインの最新バージョンとなっています。カリフォルニア州アーバインの「マツダデザインアメリカ」で構想された外観デザインは、デザイナーがMazda3 TCRの空力部品がすべてのTCR規制に合致していることを確認しながら、Mazda3のボディラインに一体となって流れるように統合させるため、相当の時間を費やしました。

「TCRは、新型Mazda3を導入することで、マツダ車でレース参戦する手段をお客様に提供する絶好の機会を創出してくれました」とマツダノースアメリカンオペレーションズ会長兼CEO毛籠勝弘は述べました。「これまでIMSAおよびSRO TCアメリカにおける当社の成功は、MX-5などのマツダ車でレース活動することを選択した熱心な顧客のおかげで成り立っています。次世代マツダレーサーが、このMazda3 TCRで同じ可能性を感じていただければ、と考えています」。

「Mazda3は、マツダの最新デザイン手法とエンジニアリングを最大の特徴としており、同時にこの新しいMazda3 TCRレースカーの基盤となっています」とマツダUSAのモータースポーツ担当ダイレクター、ジョン・ドゥーナンは語っています。「私たちは、数シーズンにわたって (かつてIMSAコンチネンタルタイヤチャレンジと呼ばれていた) IMSAミシュランパイロットチャレンジに戻りたいと考えていました。2020年にやっと叶うことを非常に楽しみにしています」。

Mazda3 TCRは、350psのターボチャージャー付き4気筒エンジンを搭載し、パドルシフト6速トランスミッションを使用します。グローバルマツダMX-5カップカーの組み立てを担当しているロングロードレーシングによって開発されたMazda3 TCRは、世界中の36ものTCR認可チャンピオンシップのいずれにも参戦できるように公認されています。ロングロードレーシングは、コンプリート価格175,000ドルのMazda3 TCRの販売と顧客サポートを提供します。

なお、プエルトリコ出身のブライアン・オルティスが、Mazda3 TCRで2020年のIMSAミシュランパイロットチャレンジに出場する最初のドライバーのひとりになると発表されました。彼は、本年のGLOBAL MX-5 CUPの優勝ドライバーで、20万ドルの賞金を手にしています。

Text by MZRacing, Photos by MZRacing & Mazda USA

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