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  • 2022/02/16
  • S-Tai

マツダが2022年スーパー耐久シリーズ参戦を発表

2月16日、マツダは2022年スーパー耐久シリーズに「MAZDA SPIRIT RACING」として「MAZDA2 Bio concept」および「マツダロードスター」の2台で参戦することを発表しました。カーナンバーは、「MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio concept」が55号車、「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER」が12号車となります。

「MAZDA2 Bio concept」は、ディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」を搭載し、株式会社ユーグレナが提供する100%バイオ由来の次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」を使用します。次世代バイオディーゼル燃料を使用した車両でレースに参戦することで実証実験を行うとともに、カーボンニュートラル実現の選択肢のひとつとして次世代バイオディーゼル燃料の普及拡大を目指して、自動車メーカーの開発車両が参加する「ST-Qクラス」を予定しています。ドライバーは、プロドライバーの関豊、井尻薫と、マツダの前田育男常務執行役員、開発ドライバーの寺川和紘がステアリングを握ります。 また、参戦にあたっては、「TEAM NOPRO」（有限会社ノガミプロジェクト、野上敏彦 代表取締役）と、新たに株式会社広島マツダ（松田哲也 代表取締役会長兼CEO）のレーシング部門「HM RACERS」など、スーパー耐久に参戦して実績のあるレーシングチームや社外のレース関係者からのサポートを受ける予定です。

一方、ガソリンエンジン「SKYACTIV-1.5G」を搭載する「ロードスター」では、マツダがサポートする参加型モータースポーツ出身ドライバーにステップアップの機会を提供します。マツダ社内外のエンジニアやメカニックがチームを組み、激戦区の「ST-5」クラスに第3戦SUGOから参戦予定です。
リリースにおいて、マツダは次のように述べています。「今後もコーポレートビジョンに基づき、『走る歓び』にあふれたカーライフを通じて、お客さまの人生をより豊かにし、特別な絆を持ったブランドになることを目指すとともに、2050年のカーボンニュートラルへ挑戦してまいります」。

スーパー耐久シリーズは、2022シーズンは全7戦が行われ、開幕戦は3月19日に鈴鹿サーキットで開催予定です。また、来週2月23日に公式テストが富士スピードウェイで行われます。MAZDA2ディーゼルが、2021年最終戦に出場したデミオからどのように進化したのか、また、今後の開発計画はどうなっているのかなどが気にかかるところです。MZRacingでは、23日の公式テストの様子を現地からレポートする予定です。

チーム名： 　MAZDA SPIRIT RACING
チーム代表： 前田 育男（マツダ株式会社 常務執行役員）
レース運営サポート： NOPRO、広島マツダ（HM RACERS）
車両： 55号車 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio concept
ドライバー： 井尻 薫、関 豊（以上プロレーシングドライバー）、寺川 和紘、前田 育男（以上社内ドライバー）
車両： 12号車 MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER
ドライバー： 調整中

Text by MAZDA & MZRacing Photo by MAZDA

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