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  • 2016/08/06

10名の生徒達がSOK事前研修を経てアメリカへ

マツダは、今年も東日本大震災の被災地出身の中高生を対象とした海外ホームステイプログラム「Support Our Kids」(SOK)を支援することとなり、応募者の中から選抜された10名の生徒達が8月5日(金)に都内に集合し、事前研修会を経てアメリカへと旅立って行きました。 SOK実行委員会が主催するこのプロジェクトに対し、マツダは2012年から支援を実施しています。これまでは、6月のルマン24時間レースの前後にフランス国内でホームステイを行っていましたが、今年はカリフォルニア州アーバインにあるマツダUSAのR&Dセンターを訪れる他、同州モントレーのマツダレースウェイ・ラグナセカでのレースイベント見学などを実施する予定となっています。5日に都内の研修設備に集まった生徒たちは、「自分自身の見聞を広げ、将来何をすべきか考えたい」、「アメリカの人々に東日本大震災について、もっと広くお伝えしたい」、「震災の時には多くの方々に親切にご支援いただき、当時まだ子供だった自分は(何もできず)もどかしく感じた。今の自分に何ができるかを考えたい」など、積極的に自己アピール。中には、感極まって涙を流す子もいました。今回の旅程では、マツダUSAの社員、大学やIT企業訪問などで多くの方々に会う機会が組み込まれており、大震災に関するプレゼンテーションなどの必要性があるため、英語で自己紹介する練習も行いました。各自それぞれ堂々と、しかも上手な英語でスピーチすることができ、この事前研修会に出席した大人たちもびっくりしていました。

また、日本文化の一部をアメリカで出会った方々にご紹介するため、伊藤園様のご協力を得て英語で「おいしい緑茶の入れ方」プレゼンテーションを練習。大汗をかいたり、笑いをとったりしながら、和気藹々とメンバー同士の結束を固めていきました。

プロジェクトの発起人のひとりである寺田陽次郎さんは、「これまでもそうでしたが、マツダにご支援いただいているSOKツアーは初めての経験がたくさんできるプログラムだと思う。それぞれ、未知の経験を通じて自分自身の生き様を発見して欲しいです」と話し、目を細めていました。

8月13日、14日に一行はマツダレースウェイ・ラグナセカを訪れます。そこでは、「モータースポーツ・プレリユニオン」と呼ばれるヒストリックレースカーのイベントが行われます。レジェンドF1レーサー、オールドINDY500マシン、その他の古いレースカーに混じって、マツダのレジェンドレースカーも数台が走る予定となっています。

Photo : MZRacing

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