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  • 2016/04/06

Team TERRAMOS 2016年レース出場チーム体制を発表

4月4日関東マツダ 目黒碑文谷店にて、Team TERRAMOS(チーム・テラモス)の2016年レース参戦チーム体制発表会が行われました。

レーシングドライバー寺田陽次郎が若手ドライバー育成を目的に結成したTeam TERRAMOS。昨シーズンの「ロードスター・パーティレースⅡ」に2人のドライバーが初出場し、NCシリーズにて梅田剛が2位、鎌倉裕貴はシリーズ途中からの出場ながら6位と好成績を残しました。

2016年、新型(ND型)マツダ・ロードスター NR-AによるNDシリーズが新設され「ロードスター・パーティレースⅢ」と名称を新たにスタートするパーティレース。これまで筑波サーキットを中心に年間5戦が組まれていましたが、今年からスポーツランドSUGOで開催される北日本シリーズ(全4戦)、筑波サーキットで開催される東日本シリーズ(全4戦)、岡山国際サーキットで開催される西日本シリーズ(全4戦)と3シリーズに拡大します。

Team TERRAMOSは、女性ドライバー藤井順子を加え、ドライバー3人体制で出場することを発表。藤井は今年レースデビューを果たす新人ドライバーです。北日本シリーズにND型で鎌倉が出場し、東日本シリーズにはND型で梅田、NC型で藤井が出場。9月25日に富士スピードウェイで開催される特別戦、12月3日に岡山国際サーキットで開催される日本一決定戦には鎌倉、梅田が出場し、各シリーズのチャンピオンと日本一決定戦でのタイトル獲得を目指します。

発表会ではそれぞれドライバーが決意を表明しました。
梅田「小さい頃からレースやクルマに興味を持ち、マツダ車でスポーツ走行を楽しんでいましたが、中々チャンスをいかせずにいました。ご縁があり、去年より寺田さんのもとでパーティレースに参加し2位という結果を残せましたが、とても悔しかったので今年はシリーズチャンピオンになれるよう頑張ります」

藤井「関東マツダのイベントに参加した際に、TERRAMOSの方と出会いチームに参加することになりました。今までサーキット走行の経験はありましたが、レースはまだまだこれからなので成長を見ていただけたらなと思います。ピンクにカラーリングされたロードスターで走ります。レース女子や、レース業界が元気になってくれたら嬉しいです」

鎌倉「富士スピードウェイでのスポーツ走行後、寺田さんとたまたまお会いして、レースの話になり今に至ります。去年はクルマが間に合わずシリーズ途中で参加し、結果6位となりました。今年は全戦出場するので言い訳もできません。シリーズチャンピオンを目指してがんばります」

寺田監督は「パーティレースはナンバー付のクルマで参加でき、マツダの掲げる“走る歓び”を街中だけじゃなく、サーキットでも同じクルマで楽しめるレースです。また、全車イコールコンディションのため、腕一本で勝負できます。僕も様々なカテゴリーに参加して参りましたが、今の若者達が腕を磨くのに一番いい入門カテゴリーだと思っています。また、この次のステップにはグローバルMX-5カップレース、更にマツダ・プロトタイプレースチームへの参加など、夢のあるプログラムがあります。入門レースからスタートし、プロも目指せるマツダのプログラムに参加しながら、若者のモータースポーツの場を盛り上げていきたいです。そして、速く走るだけでなく、スポーツマンらしくマナーを学び、人間として素晴らしいドライバーに育てていきたいです」と語りました。

また、全車両にTERRAMOSが支援している「東日本大震災被災児童自立支援プロジェクトSupport Our Kids」の「SOK」ロゴステッカーが貼られているため、SOK秋沢事務局長は感謝の言葉を述べました。若手ドライバーと子ども達の未来を乗せて走る3台のロードスター。今後の活躍に注目です。MZRacingではパーティレースのレポートをアップしていきます。ぜひチェックしてください。

photo by MZRacing

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