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  • 2017/03/29
  • S-Tai

LOVE DRIVE RACING、ロードスターでS耐に参戦

モータースポーツ界での女性の活躍を推進するため、FIA(国際自動車連盟)が提唱するグローバルな取り組みが、Women in Motorsport(WIM)プロジェクト。これを日本で先頭に立って実践しているのがレーシングドライバーの井原慶子さんだ。
2015年から「マツダWIMプロジェクト」として活動を開始。マツダのバックアップを得て、この2年間で約40名のドライバーが訓練を受講して、実戦レースにも出場。延べ12名が優勝し、68名が入賞を果たすという成果を挙げている。そして3年目を迎える今シーズンは、さらに活動内容を充実。LOVE DRIVE RACINGを結成して、スーパー耐久シリーズのST-5クラスにND型ロードスターでフル参戦するほか、新たに他のカテゴリーにも活躍の場を広げていくとのことだ。

3月28日に開催された発表会では、スーパー耐久で総監督を務める井原さんのほか、9名のドライバーが登壇。4月1日にツインリンクもてぎで決勝レースが開催される開幕戦には、岩岡万梨恵/北平絵奈美/小松寛子の3名がドライバーとして起用されることも明らかにされた。井原さんは「メンテナンスは超一流のR&D SPORT(アールアンドディスポーツ)さんにお願いしました。もちろん優勝し、チャンピオンを獲得することが目標です。このプロジェクトのドライバーから、世界一の女性ドライバーが生まれると確信しています」と力強く語りました。

ちなみにスーパー耐久以外にも、ロードスター・パーティレースIIIの北日本/東日本/西日本の各シリーズや富士チャンピオンレースにも、このプロジェクトの女性ドライバーたちが引き続き参戦する。

Text and Photo : T. Ishida

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