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  • 2020/03/16
  • S-Tai

「ヒロマツデミオMAZDA 2」、ST-5チャンピオンを狙う

3月16日(月)、広島市内で広島マツダと広島トヨペットが合同で本年のスーパー耐久シリーズ参戦発表会を行い、それぞれのチーム編成などを発表しました。

冒頭、広島マツダの松田哲也会長と広島トヨペットの古谷英明社長が挨拶。それぞれ「広島のディーラーが共にモータースポーツ情報を発信することで広島の自動車文化を活性化したい(松田会長)」、「人材育成が目的ですが、やるからには先輩の胸を借りながらも撃破したい(古谷社長)」と語り、参加した報道関係者に向けて意気込みを語りました。

広島マツダは、2019年シーズンの「ヒロマツデミオ」をベースにMAZDA2のイメージを取り込んだ車両を展示。ボディサイドにスポンサーのMOLTENロゴ、反対側におりづるタワーのイラストが配置されたアシンメトリーデザインのカラースキームを発表しました。チーム体制としては、ドライバーはレギュラーの吉田綜一郎、佐々木孝太のコンビを継続し、新たにサードドライバーに大崎悠悟を起用するとし、先日行われたスーパー耐久合同テストでデミオレースカーをドライブした吉田隆之介(吉田綜一郎の実弟)も発表会に同席しました。メカニックは、各レースごとに広島マツダ各店舗から招集することになります。総勢7名の華やかなレースクィーンとして知られたHMReady’sは、本年は3名になることも併せて発表されました。

広島マツダの松田会長は、「私たちHMRacersは、プロのレースチームではなく、何から何まで自社社員で運営しています。ST-5クラスは、ロードスターとフィットが主流を占めるカテゴリーですが、あえて私たちは最もお客様にご愛用いただいているデミオをセレクトしました。このクルマで勝負しロードスターやフィットを凌駕したいと思い、昨年スーパー耐久に初挑戦しましたが、3戦連続でポールポジションを獲得し、第4戦は念願の初優勝を果たしました。この手応えを糧に、本年はシリーズチャンピオンを狙いたいと思います。社内にもチャレンジすることの意義が浸透してきたように思いますし、その経験と精神を普段の仕事に生かしてもらえると考えています」と語り、佐々木孝太は、「社員やお客様など多い時で200名もの大応援団がサーキットに来て僕たちをサポートしてくれています。今年も多くの方々にレースを楽しみ、クルマの運転を楽しんでいただきたいと思います」と話しました。また、吉田綜一郎は、「昨年は1勝できたので、今シーズンは全勝するつもりで臨みたいです。激戦のST-5クラスですが、広島トヨペットさんと共に盛り上げていきたいと思います」と語りました。

新生HMRacersが最初にチャレンジするのは、4月25日・26日のスポーツランドSUGOにおけるシリーズ第2戦(開幕戦鈴鹿ラウンドは11月に延期)になる予定です。

Text and Photos by MZRacing

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