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  • 2019/01/16

大盛況の東京オートサロン2019 マツダスタンドレポート

1月11日~13日に開催された東京オートサロン2019は過去最多となる33万人以上の方が来場。会場となった幕張メッセは、終始クルマ大好きファンの熱気に包まれ、各社のブースはどこも大盛況でした。マツダスタンドの位置は、西のホール1。メッセ駐車場側から入場すると自動車メーカーブースとして真っ先にチェックできる例年の定位置にあります。早速マツダスタンドで行われたイベントや展示車両についてレポートをお届けします。

まずは初日の11日。12:30分からメディア向けのプレスカンファレンスが行われ、マツダ青山裕大常務執行役員が、国内初公開となった新型マツダ3を中心とした展示車両と2019年のマツダドライビングアカデミー(MDA)やGLOBAL MX-5 CUP JAPAN(GMCJ)、グラスルーツモータースポーツ活動計画について説明しました。特に新型マツダ3についてはマツダの基幹車種としての使命を帯びているだけに、力の入ったプレゼンテーションが印象的でした。モータースポーツについては2018年と同様の活動としながら、GMCJはマツダが100周年を迎える2020年に世界一決定戦を日本で開催するとの計画を発表しています。また、人気の高いMDAも開催数を増やし、より多くの方に安全な環境で人馬一体感覚を体験できるようにしていくようです。 プレスカンファレンスの後は、GMCJ、ロードスターパーティレースⅢ、マツ耐、サーキットトライアルの年間成績優秀者への表彰式が行われ、13名の方に賞金やトロフィー、メダルや副賞などが授与されました。MZRacingもマツ耐とサーキットトライアルの年間チャンピオンの方に副賞を設定しており、2018年はクルースーツ、メカニックグローブ、フォールディングコンテナの3点セットを対象となった5名の方へお渡ししました。
壇上の晴れやかな受賞者の姿を見ていると、このオートサロンのマツダスタンドで各メディアを前に表彰される事がグラスルーツモータースポーツ競技に参加する方にとって、とても名誉なことであり、壇上に登ることが競技参加のモチベーションとなっているのだと強く感じました。 また、翌12日には、2018年GMCJチャンピオンである堤優威さんと同シリーズ2位の吉田綜一郎さん、同2017年シリースチャンピオンで2018年はシリーズアンバサダーを務められた山野哲也さんら3名によるトークショーが行われました。GMCJレースの魅力を、見る側と参加する側の両視点で説明し、アメリカでの世界一決定戦に参加した率直な感想など、エピソード等を含めて楽しく語っていました。また、新型マツダ3の開発者トークショーも期間中を通して5回開催、開発中の数々のエピソードなどが披露され、毎回多くの方が耳を傾けていました。

展示車両は新型マツダ3が最も注目を集めていましたが、MZRacingスタッフの目に留まったのはロードスターのドロップヘッドクーペコンセプト。サーキット走行時のポテンシャルアップにつながる様々なチューニングパーツが装着されていましたが、一番の注目点はカーボンファイバー製のプレーンでシンプルな形状のディタッチャブルハードトップ(DHT)が装着されていた事でしょう。DHTにより精悍さが増したシルエットはカッコイイの一言。DHT装着の目的はロードスターで安全に気軽にサーキット走行を楽しんでもらうためとの事ですが、このDHTを装着すれば安全性は高まり、ボディ剛性と空力特性の向上が見込まれ、カッコもよくなるという一石四鳥の効果が期待できます。DHTの重量についてスタッフに聞いたところ、目標値は15kgとの事でしたが、コンセプトモデルに装着されていたDHTはリヤスクリーンもアクリル材が使われており、細かい部分も軽量化の配慮がうかがえました。初代ロードスターに設定されていたDHTの復活はサーキット走行以外の目的でもニーズは高く、発売を心待ちにしているユーザーも多いのではないでしょうか。
マツダが100周年を迎える2020年の東京オートサロンに早くも期待が高まります。

GLOBAL MX-5 CUP JAPAN 2018 fot TAS 2019(YouTube 1’12”)

Photos and Text by MZRacing

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