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  • 2019/08/27

RE好き「こども新聞記者」、マツダを訪問

 宮城県東松島市在住の小学6年生小俣渓志郎くんは、大のREファンです。コミック「頭文字D」を読んでロータリーエンジンに興味を持った小俣くんは、そののち独自にロータリーエンジンの構造などを勉強し、イラストを描いて手作りモデルを作るまでになったとのことです。「エンジンが小型で軽く、搭載したクルマは速い。しかもマツダしか作れなかった」点が、小俣くんの心に止まった理由だと言います。東日本大震災で東北沿岸部が甚大な被害を受けた時、自宅周辺が津波によって浸水したため、小俣くん一家も一時避難所生活を送っています。また、復興や難病に苦しむ子供たちへの支援にも興味を持っており、それらを総合して考えた小俣くんの計画は、オリジナルのREキーホルダーを作り、地元の石巻日日こども新聞を通じて販売すること。販売で得た利益は、京都大学のIPS細胞研究所に寄付し、難病に苦しむ人たちの治療にあててほしいと願っています。

この話を聞いたマツダは、小俣くんにコンタクト。小俣くんの関心に応え広島のマツダ本社に招待し、RE搭載車の試乗や工場見学を提案しました。小俣くんは、その申し出を快諾。兄の小俣翔太郎くん(中3)とともに、夏休みを利用してマツダを訪問することになりました。

 8月19日にマツダ本社に到着した小俣くん兄弟は、FD RX-7の開発に関わった山本修弘ロードスターアンバサダーがお出迎え。なぜマツダがロータリーエンジンを商品化したのかなどの説明を受けたのち、FD RX-7の実車看取りなどを体験しました。小俣くんは、「すっと(マツダ本社に)行ってみたかったです。体験を記事にまとめ、ファンを増やしたい」と事前に語っていました。また、社内テストコースで山本さん運転のRX-7の助手席に乗り、加速性能などを体験。「手に汗が出る加速感を体験しました。その感覚は想像を超えていました」と話していました。また、山本アンバサダーは、「小俣くんのオリジナルREキーホルダーは、色使いがとても素敵です。オレンジ色の背景やローターハウジング、ローターの形もとてもユニークで凄い発想力だと思いました。REについて色々と質問を受けましたので、REのローターハウシング形状をコンパスを使って作図する方法をお教えしました。これは、REを設計した者しか知らないと思いますよ」と語っていました。

 REファンの皆さん、小俣くんの活動に賛同していただけるのであれば、以下URLから是非「ロータリー」キーホルダーをお求めください。MZRacingも小俣くんの活動を支持します。ハッシュタグは #REboy です。拡散のご協力もよろしくお願いします。

【石巻日日こども商店】オンラインショップ http://kodomokisha.shop-pro.jp

Photo by Mazda, Text by MZRacing 

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