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  • 2015/01/09

2016年グローバルMX-5カップは日本国内、アメリカおよび欧州でローンチ
ウーマンインモータースポーツプログラムは2015年春から始動

1月9日(金)に東京オートサロン・マツダブース会場にて、マツダからモータースポーツに関連したふたつの発表がありました。

ひとつは、昨年11月に発表されたグローバルMX-5カップシリーズが日本で開催されることです。2016年からスタートするこのシリーズは、アジアではまず日本からスタートし、その後他の参加国を増やしていく計画とのことです。同時にシリーズをスタートするアメリカやヨーロッパと車両の仕様は統一されるため、日本でも輸出仕様の2リットルエンジンを搭載したND型MX-5カップカーをマツダがコンプリートで用意し、販売またはリース形式で提供することになります。このシリーズで優秀な成績を残したドライバーは、2016年末にカリフォルニア州のマツダレースウェイ・ラグナセカで予定されている世界統一戦に出場する権利が与えられます。また、登録ナンバー付きのマイカーで参加できるロードスター・パーティレースIIもこれまで通り継続され、さらに免許年齢未満の方やエントリーユーザーのためには、iRacingというレースシミュレーションシステムと提携し、バーチャルでMX-5カップを楽しむこともできます。

もうひとつは、FIA(世界自動車連盟)のウーマンインモータースポーツ委員会のメンバーで、「世界一速い女性レーサー」として知られている井原慶子さんと連携し、女性のモータースポーツ参加活動をサポートするプロジェクトが立ち上がります。具体的には、日本全国レベルで募集する女性参加希望者の中からレース適性のあるドライバー候補、メカニック候補を選んで育成し、本格的なレースに参戦することを目標としています。その中からさらに上位カテゴリーにステップアップしていく計画も今後検討されるとのことです。マツダは、FIAとJAF(日本自動車連盟)が推進するこの「ウーマンインモータースポーツ」の趣旨に賛同し、同プロジェクトの専用練習車と訓練のための場を提供します。募集条件は、AT限定でない普通運転免許を保有していることだけ。レース経験やサーキットライセンスの保有も問われません。

どうでしょうか。男女を問わず、みなさんの中からグローバルに活躍するドライバーが誕生するかもしれません。もちろんMZRacingは、その活動を広くお伝えしていくつもりです。

Photo by MZRacing

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