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  • 2015/07/27

初開催のマツダファン九州ミーティング、賑わい見せる

7月19日(日)に大分県日田市のオートポリスにて、初開催のマツダファン九州ミーティングが開催され、天候不安が事前に伝えられていたにもかかわらず、200台以上の参加車両、2,000名以上の観客で賑わいました。

オートポリスに台風11号の影響はほとんどなかったものの、予報では19日は朝から不安定な天気となり、午後には強めの雨が降るとされていました。しかし、朝を迎えてみると、時折青空がのぞく薄い曇り空。マツダ787Bがデモランするときは、必ず晴れるというジンクスはここでも継承されそうです。阿蘇山の外輪山に位置するオートポリスには、それを予測したかのようにオープン前から多数のマツダ車がゲート前を埋めていました。参加型モータースポーツであるマツダファンサーキットトライアルやマツダエンデュランス(マツ耐)のエントラントやパレードラップのために集まったオーナー車両のグループに混じって、家族連れの観客も多数そこで待機していたようです。

パドックに置かれたステージカーでマツダのグローバル販売&マーケティング本部長の青山裕大執行役員、レーシングドライバーの寺田陽次郎さんの挨拶ののち、九州マツダの大貫秀樹社長によって開会が宣言され、イベントはスタートしました。コース上では、シリーズ戦となっているロードスターカップやサーキットトライアルの熱戦が繰り広げられています。Aパドックには、アクセラ、デミオ、アテンザ、CX-5、AZ-1など九州一円および近県から集まったオーナーズクラブの車両、カペラやルーチェなどの1970年代車、コスモロータリーやSA22C RX-7などの80年代車や、FD3S RX-7、RX-8などのマツダ車が所狭しと配置されています。これにロードスターズのメンバー車両を加え、合計100台以上がグリッドに整列しパレードラップに向かいました。スーパー耐久に出場しているデミオSKY-DとデミオSKY-Gの先導でレーシングコースを走行したオーナーの皆さんは、一様に興奮を抑えきれない表情でした。

お待ちかねのマツダ787Bデモランタイムは、定説通りドライコンディションのもとでスタート時間を迎えました。ドライバーの寺田さんを黒山の人だかりが囲んでいます。この雰囲気に呼応するように、サービス精神旺盛の寺田さんは元気よくコースに飛び出していき、軽快な4ローターサウンドを轟かせて7周のデモランを披露しました。787Bがピットに戻ると、ここでも拍手の嵐が待ち受けていました。

午後2時には19台が参加したマツ耐がスタートしました。今回は、Mazda Women in Motorsportプロジェクト(マツダWIM)のメンバーから選ばれた3チーム12名とマツダ役員・本部長チームも参加しています。4月にスタートし、4回におよぶマツダ美祢自動車試験場での運転特訓を経て、その中から「選抜チーム」、「モデルチーム」、「主婦チーム」の3チーム計12名が選ばれて今回のマツ耐にマツダ・ロードスターで出場しています。マツダ役員・本部長チームは、グローバル販売&マーケティング本部長の青山裕大執行役員、パワートレイン開発本部長廣瀬一郎執行役員、広報本部長の工藤秀俊さん、カスタマーサービス本部長の梅下隆一さんの4名が同様にロードスターでエントリーしました。2時間半の制限時間を燃料給油なしで、どれだけ長い距離を走れるかを競うこのレースは、燃費走行しながらいかに速く走れるかが勝敗を分けるポイントです。マツダWIMの3チームはすべてが完走し、「主婦チーム」※がトップ6ゴール、「選抜チーム」はクラス3位表彰台、「モデルチーム」※は12位完走となりました。しかし、マツダ役員・本部長チームは、最終周にガス欠を起こして完走ならず。皆さんの悔しそうな表情がとても印象的でした。次のレースでは是非チェッカーフラッグを受ける感動を味わっていただきたいものです。
※主婦チームとモデルチームは特別参加のため、正式結果では着外となります。

ステージで行われた山本修弘ロードスター開発主査による新型ロードスタートークセッション、特設会場で行われた体感試乗会やモノ造り展示、マツダOB中島三樹夫さんのなどイラスト展なども盛況に終わり、この日一日を楽しんだ観客の皆さんは、笑顔で帰路につきました。

Photo by MZRacing

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