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  • 2015/04/13

マツダ・ウィメンインモータースポーツ・プロジェクト、いよいよ発進

4月10日(金)にマツダR&Dセンター横浜(MRY)に26名の女性メンバーが集合し、マツダ・ウィメンインモータースポーツ・プロジェクトが正式にスタートを切りました。プロジェクトリーダーの井原慶子さんのリードで、26名の参加メンバーは、それぞれ決意を新たに、用意されたカリキュラムに臨みました。

このプロジェクトは、FIAが提唱する女性によるモータースポーツ参加促進プログラムに従い、レーシングドライバーでFIAドライバーズ評議会女性ドライバー代表でもある井原さんが、マツダにドライバー育成プログラムを提案し実現したものです。3月にメンバーを公募したところ、200名もの申請ダウンロードがあり、70名弱の正式申請者から書類審査および面談を経て最終的に合格者となったのが、26名です。当初は25名を予定していましたが、最終局面でいずれも甲乙つけがたく、1名追加となりました。

MRYに集まったメンバーは、この日が初顔合わせでした。北陸や四国、中国地方に居住している方、また台湾からの留学生もおり、職業は主婦、学生、研究職、OL、医師、看護師、タレント、僧侶など様々で、年齢も18歳から50歳代までとバラエティに富んでいます。クルマが好きなだけという方やモータースポーツファンから、レーシングカート経験者、ジムカーナ地区戦チャンピオン、ドラッグレース経験者、ポルシェカップ現役ドライバーなど経歴もそれぞれですが、ドライビングを基礎から学びたい、女性ドライバーの模範となるようなエレガントなドライビンクを身に付けたい、という思いは共通。中には、男性に負けないレーシングドライバーになって、井原さんのようにルマンで活躍したい、という方もいました。オリエンテーションでは、マツダの会社説明や現在の商品構成、SKYACTIV技術の解説などに続き、井原さんによるドライビングの心得講座などがあり、それぞれメモを取りながら真剣な表情で聞き入っていました。

同日夜の懇親会でお互いに打ち解けたのち、4月11日(土)にはお台場に移動し、メンバー全員でモータースポーツジャパン2015に参加しました。デモラン会場でひとりひとり自己紹介をしたのち、午後にはメディアの皆さんを前にしたプレゼンテーションに臨みました。この週末だけで何回か自己紹介と抱負を述べる機会があったせいか、それぞれ自分の思いやこのプロジェクトに期待することをはっきりと語り、観客の皆さんからも温かい拍手を浴びていました。その中のひとり、森本さんのコメントをここで紹介しましょう。「私は横浜に在住する研究職の会社員です。仕事でのストレスを解消するため、帰宅後はロードスターのトップをオープンにしてナイトドライブを楽しんでいます。走っていて感じることは、スポーツカーに乗っている以上、他人の手本となるような運転ができるひとになりたいな、と。また、マツダが最近使っているBe a driver.のメッセージにも共感しました。私の子供が高三なので、自分の道は自分で選んで歩んで欲しいと願っています。私も、Be a driver.精神でありたいですし、それを子供にも託したいと思います」。

今後彼女たちがドライバーとしてどのように成長していくか、MZRacingでは密着取材を行い、その都度お知らせしてまいります。どうぞお楽しみに。

Photo by MZRacing

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