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  • 2023/02/14

モータースポーツ優秀チームおよびドライバーを表彰

2月11日(土)、広島県のマツダ本社にて、初の 「MAZDA SPIRIT RACINGモータースポーツ表彰式」が行われ、2022年の国内モータースポーツカテゴリーで活躍した優秀チームおよびドライバー60名以上が集まり、ショールームにて表彰を受けました。

当日は、日本全国各地から全日本ジムカーナや全日本ダートトライアルなどのJAF全日本選手権シリーズ、ロードスターパーティレースIII、富士チャンピオンレース、マツダファンサーキットトライアル(MFCT)、マツダファンエンデュランス(マツ耐)、eスポーツ大会などで活躍したチームやドライバー、その同伴者や家族などが正装に身を包み、マツダ本社に集合しました。マツダ関係者を含めると100名以上となるため、2グループに分かれ、表彰式とマツダミュージアム見学を交互に実施することになりました。

表彰式の冒頭、主催者代表としてマツダ株式会社青山裕大取締役専務執行役員は、「倶楽部MAZDA SPIRIT RACINGは、「共に挑む」というスローガンのもと、モータースポーツをより身近で気軽に楽しんでいただけること、またジャンルを問わず道具を操りスピードに挑戦する方や応援する仲間と繋がり、共にスピードスポーツを盛り上げていくことを目指した活動です。その取り組みの中心に、皆様に参加頂いているグラスルーツモータースポーツがあります。リアル、バーチャル問わず多くの方々がモータースポーツを楽しむことができるこの時代に、クルマ本来の操る楽しさを実感し、モータースポーツのすそ野を広げていくことがマツダとして重要な取組みだと確信しています。この考えの元、様々なカテゴリーのモータースポーツにマツダ車で挑戦して、昨シーズン、優秀な成績を上げた皆様の栄誉を称え、MAZDA SPIRIT RACINGとして表彰させていただきたいと思います」と挨拶。改めてMAZDA SPIRIT RACING活動の意義を強調していました。

各カテゴリーの表彰対象者は、それぞれトロフィーや副賞の写真パネルを受け取り、誇らしい表情で記念写真に収まっていました。また、特別に表彰式参加者のために実施されたマツダミュージアム見学ツアーは、ショールームから社内バスで本社工場の中を進み、ミュージアムのロビーに到着すると専任スタッフがお出迎えするスタイルで実施されました。バスの中では、初めて見る本社工場の風景に目を輝かせている参加者の方々の姿が印象的でした。ミュージアムの中程にあるモータースポーツコーナーでは、当月をもって退職する元NDロードスター開発主査の山本修弘商品本部ロードスターアンバサダーが一行を待ち受け、モータースポーツ活動のエピソードを語るサプライズ演出が行われました。一行の中のNDロードスターオーナーの皆様には特別な時間となったことでしょう。

「グレートパーティレーサー・オブザイヤー」を受賞された登坂紀さんは、「この賞は、10年かつ30戦以上のパーティレース参加者に与えられる賞で、これまでの受賞者は24名、現役は9名です。20代の時はサーキット走行をしていましたが、30代の10年間は子育てと仕事が忙しくてクルマもミニバンになり、レースから遠ざかっていました。その間もずっと”また走りたいな”と思っていました。40歳になりRX-8を購入し、45歳からパーティレースに参加しました。継続の原動力はロードスターでサーキットを走ること、仲間と競い合いバトルすることが楽しくて仕方ないことに尽きます。普段は普通のサラリーマンで、週末にサーキットで遊び、年5~6戦に参戦しています。普段の食べ物にも気を付け筋トレも欠かしていないんですよ。神奈川在住なので、ミュージアムの見学も同時に出来る広島での表彰式が楽しみでなりませんでした」と語っていました。

マツ耐チャンピオンを獲得された「DXL黒猫団モティーズデミオ」チームの皆さんを代表して菊地隆之さんは、「マツ耐を続けてきてよかったです。3年間表彰式が無くて残念だなと思っていたところ、今回マツダ本社という特別なステージに立ててとても嬉しいです。デミオで頑張って来たのも普通のクルマでもチャンピオンになれる、ということで皆さんにちょっとでも希望を与えることが出来たのでは、と思っています。メンバーは全員関東在住なので、全国あちこちで開催されるレースの6戦に参加するに当たり、メンバーの都合を調整するのが一番大変です。勝利の秘訣は、一人ひとりが自分達の役割を果たし、燃費、タイムなど、それぞれの得意分野で力を発揮したことなので、メンバーの誰かひとりが欠けてもなしえないことだったと思っています。マツダ車に乗っている私たちにとっては、広島のマツダ本社は特別な場所です。また、このステージに立ちたいと思います」、と感想を話していただきました。

MAZDA SPIRIT RACING代表の前田育男シニアフェローは、「皆さんの笑顔を見ていると表彰式をマツダ本社で実施できてよかったと思いました。表彰台に立つことは簡単なことではありません。汗をかき切磋琢磨してようやくこのポジションに立つ皆さんの表彰台に立つ歓びや大変さは、私自身モータースポーツを40年やっているので、よく分かっているつもりです。マツダとして、長らくモータースポーツを主導することができない時期が続きました。その間、このようにマツダ車を所有しモータースポーツに参戦して頂いている皆さんに支えて頂いて今があると思っています。その恩返しの意味もあって、MAZDA SPIRIT RACINGのチーム活動を昨年より始めました。”共に挑む”スローガンのもと、新しいモータースポーツを作っていきたいと思っています。一緒に良い汗をかいて行きましょう。本日はおめでとうございました」と話し、表彰式を締めました。

Text and Photos by MZRacing

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